秋も深まってきました。
もう11月も終わろうとしています。
本格的な冬に向けて、紅葉もますます色鮮やかになってきています。
管工事組合磯子支部で、恒例の忘年会兼旅行がありました。
熱海へ一泊。
今回は近場ということで、現地集合、現地解散になりました。
忘年会のレポートについては、他のページで報告することにして、ここでは解散後に散策した「石仏の道」について記したいと思います。
ということで、忘年会コラボ企画、「帰りに石仏の道を散策しよう!」。
宿で朝食をとった後、それぞれ解散ということで、私はバスに乗るために熱海駅に向かいました。
宿は駅から歩いて5分という、とてもいい場所にあります。
ゆっくりと歩いても、すぐに駅です。

東海道本線は当初、小田原 - 熱海 - 三島の山岳地帯にトンネルを開削する技術がなかったこともあり、現在の御殿場線ルートで建設されました。
そのルートから外れた小田原・熱海では、国府津駅より小田原電気鉄道という路面電車で小田原市街へ、さらに豆相人車鉄道→熱海鉄道→大日本軌道→熱海軌道組合の人車軌道・軽便鉄道により熱海まで連絡を図ったとか。
その後、御殿場経由は急勾配が存在し輸送力増強の障壁になることや、トンネル掘削の技術が進展したことなどから、当初見送られた熱海経由での路線整備が決定します。
そして1925年(大正14年)、熱海線の名目で現在の熱海駅まで鉄道路線が開業して路面電車や軽便鉄道は全廃。
1934年(昭和9年)、丹那トンネルが開通すると熱海線は東海道本線となったそうです。
バス乗り場は、改札を出て左に行きます。
日曜日の朝のバス停だし、人もまばらで、これは楽しい散策になりそうな予感が。

10番乗り場、笹良ヶ台団地循環バスにて25分、西山(にしやま)バス停で下車です。
本数は1時間に2本程度。
多くはないけど、不安になるほど少なくはないです。

西山バス停からは、ちょっと先を左に入ります。
早速「石仏の道」の案内板が。

ここからは上り坂です。
といっても、住宅街を歩くので、そんなには負担にならないかも。

ここでもマンホールのふたをパチリ。
温泉街らしく、真ん中には湯のマークが。

坂のあたりの町の案内図もありました。
緑ヶ丘という町だそうです。

エッチラ登っていきます。
小川がある歩道には石仏が鎮座しています。
石仏の道ですね!
「石仏の道の由来
古来、熱海村のはずれにあるこの地は、地蔵堂があり四面塔と呼ばれていた。
左に「みしまみち」、右に「ひがねみち」(現存)の石標があり、東光寺への参道の入口でもあった。
(現在は明水神社に石塔が移転されている)天明2年(1782)、名主今井半太夫が亡くなった子息の菩提を弔うため、ここに石仏を寄進した。
その台石には、熱海村の中心よりここまで十町、ここから日金まで四十町とある。
これ以降、村長渡辺房求の呼びかけで、日金山東光寺まで四十町の参道に1町目毎に順次石仏が寄進された。
寄進者は主として熱海の名家や江戸の商人などが多い。
昔から伊豆・相模・駿河の人は、死者の霊魂は必ず日金に昇るといわれ「日金山の奥には地獄がある、亡者の魂は皆ここに集まる」と信仰され、春秋の彼岸にはここに大勢の人が参詣した。 」
しばらく登ると、分岐があります。
道標にしたがって、「四丁目」方面へ。

「みそぎの滝」も興味はあるけど、寄り道をしている余裕はないかもしれないので、先を急ぎましょう。

すると先ほど通過したバス停が。
そうかぁ、石仏の道は西山バス停が始まりなんですね。
で、バス停を戻るように歩くのかぁ。

「笹良ヶ台団地上」のバス停まで戻ったら、ありました、山道への入口が。
ここを入るんですね。
いよいよ舗装路とお別れの時が来ました。

落ち葉で埋まった道を登ります。
でも、そばには住宅があるので、「裏山の道」っていう感じでしょうか。
それでも緑の中を歩くのは気持ちがいい。

おや、舗装路に出ちゃった。
道標があるので、方向を確認します。

「日金山ハイキングコース 石仏の道 登り口」の案内板がありました。
そこから山道を登っていきます。

やっと山道です。
それも上りばかり。
車道とそれほど離れていないのか、いつも車の音がしていました。
30分は上ったかな、周りに高い木がなくなって、芝とススキの尾根道が。
私の大好きな景色です。

「姫の沢公園」への分岐です。
左に入ると東屋があって、ちょうどいい休憩場所になってます。
ここで一休み。

汗が引いたところで、元のルートに戻ります。
まだ上りは続きますが、振り返ると伊豆の海が眼下に広がって。
写真には撮れなかったけど、ススキの道はこんな感じ。

今日は空がいちだんと青くて、穏やかな日和にお腹も空いてきちゃった。
ちょっと脇へよけて、お弁当を広げるのもいいかもしれません。

また分岐があります。
「笹の広場」への分岐です。

「笹の広場」ってなんだろう?
ちょっと行ってみようかな。

看板が出てなかったので、ここではないかもしれないけど、展望のいいちょっとした斜面がありました。
お弁当はここでもいいかも。
あまりルートを外れると、時間にも足にもよくないので、本道に戻りましょう。
「笹の広場」分岐からすぐに、岩戸山への分岐があります。
「岩戸山」へは1時間ぐらいで往復できるということなので、足を向けることに。

道標にしたがって右に入っていきます。

もう一本道があるけど、そこは巡視路ということで、右側の道を。
道標もこちらを指してるし。

小鳥の声を道ずれに、ハイキングコースを歩きます。
スズメかな、近くに寄ってきてくれました。

わかるかな、見難い写真でした、ごめんなさい。
道標もありました。
わかりやすくて助かっちゃった。

「笹の広場」分岐から20分くらいで道標がありました。
左へ行けば岩戸山だそうです。

道標もあって、安心安心。

って、もう一本道があるじゃないか。
どっちかな?
左は巡視路だそうだから、登っていく道に行けばいいのかな。

5分も上ったでしょうか、頂上です。

ベンチもあって、ここでも一服。
持ってきた○ルシアウォーターをチビチビ飲んで。

本当に眺めがよくって、逆光なのが残念です。
下には熱海城が見えました。
そういえば、もうずいぶん前に行ったことがあるなぁ。
さあ、またもと来た道を戻りましょう。
今日は富士もお付き合いしてくれてます。

「笹の広場」分岐に戻って、先に進みます。
東光寺方面です。

数分で湯河原へ降りる道に出ますが、まずは東光寺に行ってみましょう。

階段を上れば東光寺です。

東光寺の由来には、
「応神天皇二年(271年)伊豆山の浜辺に、光る不思議な鏡が現れました。鏡は波間を飛び交っていましたが、やがて、西の峰にとんでいきました。その様子は日輪のようで、峰は火を吹き上げているように見えたので、日が峰と呼ばれ、やがて日金山と呼ぶようになりました。
同四年(273年)松葉仙人が、この光る不思議な鏡をあがめ、小さな祠を建てて祀ったのが、開山と伝えられています。
推古天皇の頃(594年)走湯権現の神号を賜り、その後、仁明天皇の承和三年(836年)甲斐國の僧、賢安が、日金山本宮から神霊を現在の伊豆山神社のある地に遷したと言われています。(走湯山縁起云云)
鎌倉時代は、源頼朝の篤い信仰に支えられ、現在本尊として祀られている延命地蔵菩薩像も、頼朝公の建立によるものです。
地蔵菩薩は、地獄に其の身を置いて、地獄で苦しむ者を救ってくれる仏であることから、死者の霊の集まる霊山として篤い信仰があり、今も尚、春秋の彼岸には多くの人が登山して、神仏や先祖供養のために、卒塔婆供養をしています。 」
とありました。

東光寺から十国峠までは車道を歩きました。
すぐ上のほうに駐車場があるようなので、すぐに着きます。

途中に岩戸山ハイキングコースの案内板が。

やっと上りが終わったら、そこは「姫の沢公園」入口。
姫の沢公園は、市街地中心部より北西約5kmに位置し、四季を通じて花と緑を楽しんでもらうように造られた自然を基調とした総合公園であり、園内には、四季折々の花木はもとより、アスレチックコース・人工滝・陶芸センター等が整備され、家族連れで自然に触れ合いながら一日中楽しむことができます。
また、平成17年1月にはスポーツ広場が人工芝となってオープンし、サッカー・ラグビー等に利用されています。

ちょっと入ったところで休憩して、公園を後に。
正面の階段を登れば十国峠です。
おなじみのケーブルカーの駅と富士山。

ケーブルカーで十国峠登り口に降りて、バスで熱海駅までというルートもいいと思いますが、今日はこんなにいい天気だし、もう少し歩いてみようかな。
東光寺への近道という看板をみつけたので、行ってみることに。

霊園の中を通って、ショートカットするように下ります。

車は通れないけど、静かでちょっといい雰囲気の道です。

お寺へはすぐに着きます。
ここにも「石仏の道」の看板が。
それによると、ここが終点(始発点)ですね。

さて、お寺を出て後は湯河原に下りるばかりになりました。
帰路です。
湯河原への分岐まで戻りましょう。

左に降りていくと湯河原です。
降りるばかりの道は、私のひざにけっこう響きました。
30分も降りた頃、熱海水道施設がありました。
ちょっと休憩するのにはいい場所かも。

すぐに林道へ出ますが、ハイキングコースはこの林道を突っ切って正面に延びてます。
川が流れているので、マイナスイオンもいっぱい。
また、この流れの音がうれしいです。

急な流れなので、ところどころに小さな滝が。

なかなかうまく撮れない写真に落胆しつつ、水道施設から30分ほどで車道に出ました。
もう山道とお別れです。
このまま車道を歩いていきます。

湯河原のマンホールは熱海とあまり変わらないみたい。

きれいに赤くなっている紅葉があったのでパチリ。
写真じゃこれくらいだけど、実際はもっときれいだったんです。

山道の終わりから30分ほどでバス停への分岐に着きました。
ここを左に降りれば落合橋バス停です。

「落合橋(おちあいばし)バス停」からは「湯河原駅」まで頻繁にバスが出ています。
ただ、今日はお客さんがいっぱいで、ずっと満員で駅まで行きました。
足と時間に余裕があったら、バス停をひとつさかのぼってもいいかもしれません。

バスに揺られて10分ほどで駅に着きました。
ここから東海道線で小田原・大船と辿って帰ります。
今日は4時間半の道でしたが、尾根道が気持ちよかったし、富士山も道連れにできたしで、思った以上にいいハイキングになりました。
やっぱり天気っていうのは重要ですね。
荷物になるのでお土産は買わないで電車に乗っちゃったけど、家族にはなんて言い訳しよう・・・。
もう11月も終わろうとしています。
本格的な冬に向けて、紅葉もますます色鮮やかになってきています。
管工事組合磯子支部で、恒例の忘年会兼旅行がありました。
熱海へ一泊。
今回は近場ということで、現地集合、現地解散になりました。
忘年会のレポートについては、他のページで報告することにして、ここでは解散後に散策した「石仏の道」について記したいと思います。
ということで、忘年会コラボ企画、「帰りに石仏の道を散策しよう!」。
宿で朝食をとった後、それぞれ解散ということで、私はバスに乗るために熱海駅に向かいました。
宿は駅から歩いて5分という、とてもいい場所にあります。
ゆっくりと歩いても、すぐに駅です。

東海道本線は当初、小田原 - 熱海 - 三島の山岳地帯にトンネルを開削する技術がなかったこともあり、現在の御殿場線ルートで建設されました。
そのルートから外れた小田原・熱海では、国府津駅より小田原電気鉄道という路面電車で小田原市街へ、さらに豆相人車鉄道→熱海鉄道→大日本軌道→熱海軌道組合の人車軌道・軽便鉄道により熱海まで連絡を図ったとか。
その後、御殿場経由は急勾配が存在し輸送力増強の障壁になることや、トンネル掘削の技術が進展したことなどから、当初見送られた熱海経由での路線整備が決定します。
そして1925年(大正14年)、熱海線の名目で現在の熱海駅まで鉄道路線が開業して路面電車や軽便鉄道は全廃。
1934年(昭和9年)、丹那トンネルが開通すると熱海線は東海道本線となったそうです。
バス乗り場は、改札を出て左に行きます。
日曜日の朝のバス停だし、人もまばらで、これは楽しい散策になりそうな予感が。

10番乗り場、笹良ヶ台団地循環バスにて25分、西山(にしやま)バス停で下車です。
本数は1時間に2本程度。
多くはないけど、不安になるほど少なくはないです。

西山バス停からは、ちょっと先を左に入ります。
早速「石仏の道」の案内板が。

ここからは上り坂です。
といっても、住宅街を歩くので、そんなには負担にならないかも。

ここでもマンホールのふたをパチリ。
温泉街らしく、真ん中には湯のマークが。

坂のあたりの町の案内図もありました。
緑ヶ丘という町だそうです。

エッチラ登っていきます。
小川がある歩道には石仏が鎮座しています。
石仏の道ですね!
「石仏の道の由来
古来、熱海村のはずれにあるこの地は、地蔵堂があり四面塔と呼ばれていた。
左に「みしまみち」、右に「ひがねみち」(現存)の石標があり、東光寺への参道の入口でもあった。
(現在は明水神社に石塔が移転されている)天明2年(1782)、名主今井半太夫が亡くなった子息の菩提を弔うため、ここに石仏を寄進した。
その台石には、熱海村の中心よりここまで十町、ここから日金まで四十町とある。
これ以降、村長渡辺房求の呼びかけで、日金山東光寺まで四十町の参道に1町目毎に順次石仏が寄進された。
寄進者は主として熱海の名家や江戸の商人などが多い。
昔から伊豆・相模・駿河の人は、死者の霊魂は必ず日金に昇るといわれ「日金山の奥には地獄がある、亡者の魂は皆ここに集まる」と信仰され、春秋の彼岸にはここに大勢の人が参詣した。 」
しばらく登ると、分岐があります。
道標にしたがって、「四丁目」方面へ。

「みそぎの滝」も興味はあるけど、寄り道をしている余裕はないかもしれないので、先を急ぎましょう。

すると先ほど通過したバス停が。
そうかぁ、石仏の道は西山バス停が始まりなんですね。
で、バス停を戻るように歩くのかぁ。

「笹良ヶ台団地上」のバス停まで戻ったら、ありました、山道への入口が。
ここを入るんですね。
いよいよ舗装路とお別れの時が来ました。

落ち葉で埋まった道を登ります。
でも、そばには住宅があるので、「裏山の道」っていう感じでしょうか。
それでも緑の中を歩くのは気持ちがいい。

おや、舗装路に出ちゃった。
道標があるので、方向を確認します。

「日金山ハイキングコース 石仏の道 登り口」の案内板がありました。
そこから山道を登っていきます。

やっと山道です。
それも上りばかり。
車道とそれほど離れていないのか、いつも車の音がしていました。
30分は上ったかな、周りに高い木がなくなって、芝とススキの尾根道が。
私の大好きな景色です。

「姫の沢公園」への分岐です。
左に入ると東屋があって、ちょうどいい休憩場所になってます。
ここで一休み。

汗が引いたところで、元のルートに戻ります。
まだ上りは続きますが、振り返ると伊豆の海が眼下に広がって。
写真には撮れなかったけど、ススキの道はこんな感じ。

今日は空がいちだんと青くて、穏やかな日和にお腹も空いてきちゃった。
ちょっと脇へよけて、お弁当を広げるのもいいかもしれません。

また分岐があります。
「笹の広場」への分岐です。

「笹の広場」ってなんだろう?
ちょっと行ってみようかな。

看板が出てなかったので、ここではないかもしれないけど、展望のいいちょっとした斜面がありました。
お弁当はここでもいいかも。
あまりルートを外れると、時間にも足にもよくないので、本道に戻りましょう。
「笹の広場」分岐からすぐに、岩戸山への分岐があります。
「岩戸山」へは1時間ぐらいで往復できるということなので、足を向けることに。

道標にしたがって右に入っていきます。

もう一本道があるけど、そこは巡視路ということで、右側の道を。
道標もこちらを指してるし。

小鳥の声を道ずれに、ハイキングコースを歩きます。
スズメかな、近くに寄ってきてくれました。

わかるかな、見難い写真でした、ごめんなさい。
道標もありました。
わかりやすくて助かっちゃった。

「笹の広場」分岐から20分くらいで道標がありました。
左へ行けば岩戸山だそうです。

道標もあって、安心安心。

って、もう一本道があるじゃないか。
どっちかな?
左は巡視路だそうだから、登っていく道に行けばいいのかな。

5分も上ったでしょうか、頂上です。

ベンチもあって、ここでも一服。
持ってきた○ルシアウォーターをチビチビ飲んで。

本当に眺めがよくって、逆光なのが残念です。
下には熱海城が見えました。
そういえば、もうずいぶん前に行ったことがあるなぁ。
さあ、またもと来た道を戻りましょう。
今日は富士もお付き合いしてくれてます。

「笹の広場」分岐に戻って、先に進みます。
東光寺方面です。

数分で湯河原へ降りる道に出ますが、まずは東光寺に行ってみましょう。

階段を上れば東光寺です。

東光寺の由来には、
「応神天皇二年(271年)伊豆山の浜辺に、光る不思議な鏡が現れました。鏡は波間を飛び交っていましたが、やがて、西の峰にとんでいきました。その様子は日輪のようで、峰は火を吹き上げているように見えたので、日が峰と呼ばれ、やがて日金山と呼ぶようになりました。
同四年(273年)松葉仙人が、この光る不思議な鏡をあがめ、小さな祠を建てて祀ったのが、開山と伝えられています。
推古天皇の頃(594年)走湯権現の神号を賜り、その後、仁明天皇の承和三年(836年)甲斐國の僧、賢安が、日金山本宮から神霊を現在の伊豆山神社のある地に遷したと言われています。(走湯山縁起云云)
鎌倉時代は、源頼朝の篤い信仰に支えられ、現在本尊として祀られている延命地蔵菩薩像も、頼朝公の建立によるものです。
地蔵菩薩は、地獄に其の身を置いて、地獄で苦しむ者を救ってくれる仏であることから、死者の霊の集まる霊山として篤い信仰があり、今も尚、春秋の彼岸には多くの人が登山して、神仏や先祖供養のために、卒塔婆供養をしています。 」
とありました。

東光寺から十国峠までは車道を歩きました。
すぐ上のほうに駐車場があるようなので、すぐに着きます。

途中に岩戸山ハイキングコースの案内板が。

やっと上りが終わったら、そこは「姫の沢公園」入口。
姫の沢公園は、市街地中心部より北西約5kmに位置し、四季を通じて花と緑を楽しんでもらうように造られた自然を基調とした総合公園であり、園内には、四季折々の花木はもとより、アスレチックコース・人工滝・陶芸センター等が整備され、家族連れで自然に触れ合いながら一日中楽しむことができます。
また、平成17年1月にはスポーツ広場が人工芝となってオープンし、サッカー・ラグビー等に利用されています。

ちょっと入ったところで休憩して、公園を後に。
正面の階段を登れば十国峠です。
おなじみのケーブルカーの駅と富士山。

ケーブルカーで十国峠登り口に降りて、バスで熱海駅までというルートもいいと思いますが、今日はこんなにいい天気だし、もう少し歩いてみようかな。
東光寺への近道という看板をみつけたので、行ってみることに。

霊園の中を通って、ショートカットするように下ります。

車は通れないけど、静かでちょっといい雰囲気の道です。

お寺へはすぐに着きます。
ここにも「石仏の道」の看板が。
それによると、ここが終点(始発点)ですね。

さて、お寺を出て後は湯河原に下りるばかりになりました。
帰路です。
湯河原への分岐まで戻りましょう。

左に降りていくと湯河原です。
降りるばかりの道は、私のひざにけっこう響きました。
30分も降りた頃、熱海水道施設がありました。
ちょっと休憩するのにはいい場所かも。

すぐに林道へ出ますが、ハイキングコースはこの林道を突っ切って正面に延びてます。
川が流れているので、マイナスイオンもいっぱい。
また、この流れの音がうれしいです。

急な流れなので、ところどころに小さな滝が。

なかなかうまく撮れない写真に落胆しつつ、水道施設から30分ほどで車道に出ました。
もう山道とお別れです。
このまま車道を歩いていきます。

湯河原のマンホールは熱海とあまり変わらないみたい。

きれいに赤くなっている紅葉があったのでパチリ。
写真じゃこれくらいだけど、実際はもっときれいだったんです。

山道の終わりから30分ほどでバス停への分岐に着きました。
ここを左に降りれば落合橋バス停です。

「落合橋(おちあいばし)バス停」からは「湯河原駅」まで頻繁にバスが出ています。
ただ、今日はお客さんがいっぱいで、ずっと満員で駅まで行きました。
足と時間に余裕があったら、バス停をひとつさかのぼってもいいかもしれません。

バスに揺られて10分ほどで駅に着きました。
ここから東海道線で小田原・大船と辿って帰ります。
今日は4時間半の道でしたが、尾根道が気持ちよかったし、富士山も道連れにできたしで、思った以上にいいハイキングになりました。
やっぱり天気っていうのは重要ですね。
荷物になるのでお土産は買わないで電車に乗っちゃったけど、家族にはなんて言い訳しよう・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます