大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

2024年問題

2024-04-25 09:30:00 | 日記

 今はトラック運転手の労働時間の多さが問題
になっていますが、運転時間よりも荷さばきに
時間を取られているのも実態なのだとか。^^; 
そんなトラックが何台も荷待ちしているなんて
馬鹿げています。(-_-^) 
 荷物はパレットに乗せてトラックに運び込む
ものと思っていましたが、パレットを使うと、

その分積載量が減るとかで、パレットの使用を
出荷元が嫌うとか。さらに出荷元と受け取り側
で、パレットの大きさが異なるとかの理由で、
バラ済みをすることも多いのだとか。これらの
積み下ろしは、トラックの運転手が行うことが
多いとかで、労働時間が多くなってしまうとの
こと。まったく、馬鹿げた慣習ですねえ。
 こんなのは出荷元と荷受け側とで協議して、
パレットのサイズを取り決めれば済む話です。
こうなっているのは、輸送会社側の立場が弱い
せいなのでしょう。こんなの荷物の積み下ろし
を運送会社側で行う場合は別料金にするよう、
行政指導したらどうかな。それなら別の作業員
を手配することが可能なので、荷役時間が短く
なって、トラックを次の仕事に回せます。

 船や鉄道では、バラ済みの鉱石や液体などを
除き、殆どがコンテナにて運ばれているのです
から、荷物はコンテナを利用すべきでしょう。
コンテナをそうでない場合は、パレットサイズ
を双方で協議して決めれば、無駄な待ち時間や
作業がなくなるではないですか。

 運転手不足から、立場が逆転して運送会社が
荷主を選ぶ時代になるのかもしれませんよ。

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太陽光パネル設置義務

2024-04-24 09:30:00 | 日記

 東京都が来年から新築の一般住宅にパネルの
設置を義務づけするとか。将来、これらパネル
が廃棄される際に、東京都はきちんと後処理が
できるのだろうか。東京都が住民に義務付けを
するともなれば、膨大な数が設置されるものと
思います。
 現在のパネルでは、反射光も問題にはなるで
しょう。個人住宅は低層のものだろうし、周囲
には高層住宅が建っているし、これからも建設
されることでしょうね。太陽光は思わぬ方向に
反射することになります。今は、日射の具合を
予想し建築許可が降りています。それに反射光
のことも加味する必要があります。
 新なマンション建設の計画が起こったとき、
各戸の反射光を計算しておかないとマンション
の販売時に価格が下がってしまう可能性があり
ます。これらに対する補償はどうするのかな?
都には設置を許可した責任があるでしょ?
 反射光が少ない(その分発電効率が良くなる
はず)装置が開発されるまで、待てませんか?
それまでは、都で管理可能な都の施設での発電
に留めませんか?

 更に、十年後、二十年後には、これらが廃棄
されることになります。廃棄処理は住民の責任
にするつもりではないでしょうね。^^; これら
のパネルはただの産業廃棄物ではありません。
きちんと分類区別し処理する必要があります。
裸で放置していると光があたり発電してしまい
ます。作業員や住民、あるいは犬が気づかずに
接触すると感電したり、場合によっては出火の
可能性もあります。その辺への配慮が必要なの
です。

 これらを処理する工場なり敷地の確保や手順
とか操業の基準等を制定する必要があります。
これらをすべて都が準備可能なのでしょうか。
廃棄するころには都知事が替わっているだろう
から、言い出しっぺの現在の知事は知らんぷり
をするのだろうか?それは余りにも無責任では
ないですか。(-_-^) 

 個人が勝手に設置するのなら、個人の責任で
廃棄することになるのでしょうが、都が設置を
義務付けすることともなれば、これは都の責任
です。これについて、何も検討していないとも
なれば歴史的には後ろ指を刺されることになり
ます。
 この条例の議論が尽くされているとは思えま
せん。2025年からということなので今ならまだ
開始や延期ができますよね。しっかり審議して
ください。

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翻訳作業

2024-04-23 09:30:00 | 日記

 昨日の続きです。
 
 唐の玄奘法師がインドから法典を持ち帰った
後に、経典を訳す際にインドから同行してきた
僧侶と弟子の中国僧の間で、サンスクリット語
と中国語の訳を、何回か相互に翻訳した経本を
互いに往復させて議論し、教本(漢文)を完成
させた、という話があります。今の般若心経も
そうやって出来た、とあります。そこで疑問。
 昔、大唐西域記を題材にした小説が文藝春秋
に載っていて、それには、往路で困難に合う際
に、玄奘が何度も般若心経を唱えたとの記述が
ありました。このときの般若心経は、今のとは
違うのではないか、との疑問を、ここ数十年間
抱いたままなのですがね。^^; 
 この小説の著者がどなただったのか、は失念
しました。^^; もう一度読みたいのですがね。
「文藝春秋」で検索しても見つかりませんから
他の出版社からなのかも知れません。^^; 

 また、「解体新書」は、オランダ語の医学書
を、蘭方医の杉田玄白・前野良沢・中川淳庵ら
が翻訳した際も、大変苦労したとの話を中学生
の頃に学んだ記憶があります。
 中学生の私には、まだ「概念」というものも
ない状態でした。「どうやって言葉を理解した
のだろうか。それぞれの言語の言葉が 1対1 
で対応しているわけではなく、同じ意味の言葉
(概念)が日本語にはなかったのではないか」
と、中学生ながらも疑問に思ったものです。

 AI翻訳と「らせん訳」の「源氏物語」の比較
がされるとより面白いかも。その違い判断もAI
にさせるとか・・・話が広がりますね。(^_^) 

 それに、なんか遺伝子のDNA のらせん構造を
連想してしまいます。一周回って来ても、同じ
ものではない。交わたっとしても決して一本化
するものではないことが連想されます。数学の
世界では、螺旋状の形の「リーマン面」という
のもありますね。

 それはさておき、翻訳作業とは本来こういう
作業をすべきで、大変なことなのでしょうね。
今はAI翻訳のシステムがある時代ですが、さて
AI翻訳ではどうなるのでしょうかね?時代ごと
の言葉データベースを用意する必要があるそう
ですね。言葉遣いでデータベースを切り替える
ことも可能でしょうね。たとえば「駅」という
言葉の意味は、江戸時代と今とでは異なります
からね。「衣」も、現在の日常生活では天ぷら
の「ころも」を指すことが多いですよね。

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「らせん訳」

2024-04-22 09:30:00 | 日記

 源氏物語を英訳したものを、さらに日本語に
訳した本が出版されたそうです。

https://www.sankei.com/article/20240421-DHMADPAOEZMZFJST25U5AFUI74/

 源氏物語そのものも読んだことがありません
が、異なる言語、特に素になっている長大小説
を訳すときは、単に単語の入れ替えではなく、
その言葉の意味を解して、翻訳する言語の同じ
意味の言葉に置き換えることが重要なことだと
思います。言語体型が異なり、しかも時代背景
も異なれば、概念さえも異なるでしょうから、
大変な作業だったことと思います。
 そうして訳されたものを、さらに元の言語に
訳すのだから、「らせん訳」と名付けたとあり
ます。これは現代日本語なのでしょうね?

 訳者は姉妹だそうですが、きっと楽しいこと
だったと思います。何しろ、二つの言語の世界
を、行ったり来たりの旅だったので、楽しんだ
ことでしょうね。勿論、辛いこともあったこと

でしょうが、完成した際には、大いなる達成感
を味わったことでしょう。(^_^) 

 これらの作品は、それぞれの言語の研究にも
大いに役立つものと思います。
 残念ながら、これらの三作品を読み通す元気
が、私にはもうありません。(:_;)

 明日に続きます。

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人工血液

2024-04-21 09:30:00 | 日記

 日本での研究が進んでいるようで、2028年頃
に実用化が見込まれているそうです。

 https://www.asahi.com/edua/article/14788812
(これ以外にも、復数の大学や研究所で開発が
進んでいます)

 今は、大部分が人から提供された血液を輸血
するしかないようです(血清や白血球は人工の
ものがあるそうです)が、保存期間が数日しか
ないとか、それにHIV 感染の恐れがあります。

 今は赤血球や血小板の代替品の開発が進んで
いるようです。これらが実用化されると、保存
期間が年単位になるでしょうから、災害対策に
して安心できます。それに血液型不適合の心配
もなくなるものと思います。JAXAも研究に参加
しているのは、人による宇宙探査に欠かせない
技術として捉えているのでしょうね。

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