大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

半導体産業

2022-11-15 09:30:14 | 日記

 半導体といえば先ずはサムスンの名が浮かぶかも知れませんが、
実は半導体産業は幾つかの分野に別れています。チップ事態の生産
は韓国のサムスンとか台湾のTMSCが有名です。半導体上の集積度
が上げることで性能アップを競争しています。
 チップ自体の設計を担当している会社もあり、そこには生産設備
は不要で、コンピュータ上で設計します。
 他に、生産に必要な材料や製造装置の生産に特化した会社もあり
ます。日本は、必要な材料や生産設備のシェアが非常に高い特徴が
あります。
 半導体産業で、メモリとかプロセッサなどの最終の商品は、別の
見方からすると、手間が暇掛かる品物です。市場に出て競争に勝つ
必要があります。
 しかし、日本は、素材や製造機器には圧倒的な強さがあります。
ある半導体のシェアがどうなろうとも、素材や製造機器の必要性は
変わりがはないのです。A 社が潰れようが、B が販売不振になろう
が、半導体が出荷される限り、素材や製造装置は売れるのです。

 こういう流れは半導体産業のみの話ではなく、他の機器生産でも
同様なことが起こっています。小さなネジでも他国製のものとは、
差別化が大きくなっています。日本はもはや、素材産業、部品産業
あるいはプラスティック産業で日本が圧倒的なシェアを持っている
ものが多いのです。

 そういう日本では、数社が合同で半導体チップを製造する企業を
立ち上げるそうです。これからのAI化にあたっては、それらに特化
した半導体チップが必要になりますから、国家的戦略としては必要
なことでしょう。

 



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