活性酸素と固体マイナス水素イオン

生活習慣病の原因は活性酸素です。活性酸素と固体マイナス水素イオンと生活習慣病の関わりについて記載します。

活性酸素とは

2008年10月18日 | Weblog
活性酸素は不対電子を持っているため、近くの分子や原子から電子を強奪します。これが「酸化」です。すると今度は、電子を奪われた分子自体が不対電子を持つことになりますので、一転、被害者が加害者に立場を変え、周辺の分子を襲って電子を奪い取ります。そして、その分子がまた隣の分子を襲って・・・・・・と、このように活性酸素が発生すると電子の強奪合戦が連鎖反応的に広がることになります。
では、この電子の強奪合戦が私達のからだの中で起こったら、一体どうなるでしょうか。私達の細胞は次々に酸化され、正常な働きを失って組織や器官に様々な障害や病気が引き起こされてしまいます。活性酸素による酸化が本当に恐ろしいのはこの連鎖反応によって、障害が各部に広がることなのです。

からだのさまざまな反応は、化学反応です。「生命」とは何かという問題については、最先端科学でもまだまだ解明できていないことだらけですが、こと「生命活動」に関していえば、すべて”化学反応”で説明できると断言してさしつかえありません。ですから、今や化学的な説明抜きには、からだの病気や健康については語れないのです。逆にいえば、化学の観点からからだの営みや健康を理解すれば、自然に本質が見えてくる、というものなのです。
ともあれ、これら活性酸素は、実は私達のからだの内部でも発生しています。それも時折偶然発生するといった軽いものではなくて、四六時中、からだのあちこちで生じており、この人体内で発生する活性酸素こそが、私達が本気で戦わなければならない相手なのです。

しかも活性酸素は一種類だけではありません。
主なもので四つのタイプがあり、それぞれがお互いに密接に関係しているのです。私達が呼吸で吸っている気体の酸素分子は、「三重項酸素」と呼ばれるものです。活性酸素の仲間には入りませんが、これも空気に長い間さらされている鉄の釘がゆっくり錆びていくように、弱いながらも酸化力を持っています。先に述べた酸素分子の二組の不対電子のカップルのうち、一組がきちんとカップルにならず、チャンスがあれば他の原子のまわりを回っている電子とくっつこうと、いつも機をうかがっているからです。




活性酸素の種類

●スーパーオキシド(O2-)
三重項酸素に絶好のチャンスが訪れ、何かの拍子に他から電子が一つ得られると、カップルが解消され、不対電子が一個できます。これが最もポピュラーな活性酸素で、「スーパーオキシド」といいます。三重項酸素に比べてはるかに酸化力(他の分子から電子を奪う力)が強いものです。

●過酸化水素(H2O2)
スーパーオキシドが水の分子に働きかけ、「過酸化水素」をつくります。この過酸化水素は不対電子を持ってはいないのですが、わずかなきっかけで不対電子ができてしまう不安定な物質なので活性酸素の仲間に入ります。
「過酸化水素」は別名オキシドールとも呼ばれ、傷口などの消毒液に使われることはご存じでしょう。これを患部にかけると白い泡が吹き出して、傷口がしみます。これは過酸化水素が患部についたバイ菌を「酸化」し、殺菌している証拠です。この過酸化水素もからだの内部でよく発生するポピュラーな活性酸素です。

●一重項酸素(1O2)
これは三重項酸素の仲のよくないはずの一組のカップルの不対電子の一個が、カップルとして一つの軌道に入るのではなく、いわば相手の軌道に”押しかけ女房”してしまったものといえます。となれば、もといた軌道がからっぽになった状態になり、この一重項酸素には不対電子が存在しないことになります。がしかし、この”からっぽの軌道”が二個の電子を強く求めるため、強力な酸化力を発揮します。

●ヒドロキシルラジカル(・OH)
これは過酸化水素が二つに割れた形をしており、4つの中で最強の活性酸素で強力な酸化力を持っています。ただし弱点は一般に活性酸素がその形で存在している時間は100万分の1秒といった単位で、非常に短時間であり、しかもこのヒドロキシルラジカルは、その中でも寿命が極端に短いのです。人間でいえば「太く短く」の人生とて゛もたとえたらよいかもしれません。




以上のように活性酸素は「スーパーオキシド」「過酸化水素」「一重項酸素」「ヒドロキシルラジカル」の4種類でファミリーを形成しています。そして、これらは私達のからだの中で互いに変身を繰り返しているのです。たとえば、スーパーオキシドが過酸化水素に形を変えたり、過酸化水素がヒドロキシルラジカルになったりというのがそれで、電子のやりとりで頻繁に変化しているのです。

活性酸素はフリーラジカルの一種ですが、自然界には多種多様なラジカルな物質があります。フリーラジカルは不対電子を持っていますので、活性酸素と同様にからだの中に取り込んだり、またからだの内部で発生したりすると危険な物質です。地球の上空で紫外線を吸収してくれているオゾンや、化学工場やディーゼルエンジンから多量に吐き出される一酸化窒素などもフリーラジカルです。
これらも酸素化合物なので、厳密にいえば活性酸素の仲間といえますが、体内でつくられることがないため、ファミリーのメンバーには入りません。しかし、吸い込むと有害であることは、あらためていうまでもありません。


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