フィリピンりぱぶりっく狂笑国

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俺は詐欺師ではない

2013-02-16 | フィリピン

ロビンソンマニラから最近姿が消えた。

ご存知「私はあなたのホテルのガードマン」ことトニージジィ。

おなじみ名調子で今でも。

この連休期間中、思った通りMOA(モールオブエイシャ)に出没していた。

すぐにばれるネタ。しかも最近は巧妙になってきて、ホテルの名前を相手に言わせてしまう。

日本からのお客様。よく見極めが出来るというか長年のキャリアなのか。

•トニーお前歳取ったね

クーヤまだ大丈夫だよ。

•いい加減に詐欺師止めたら?

クーヤナマネー、私詐欺師じゃないよ

•人だまして金とってんだろう

ヒンディエー

•なんでだよ?

アコはちょっと嘘ついただけ。日本人お金くれるディバ。子供の誕生にしなさいって。

•お前の子供毎日誕生日か?

クーヤ ワグナラン アングラキ ボイセス モ

•お前一対何年この商売やってるのか知ってるの

シークレット

•何がシークレットだ。かれこれ30年位なるな

いい加減にこんなこと止めたら。サントニーニョに恥ずかしくないのか?

恥ずかしくないだよ。日本人優しいディバ。皆お金くれる。でも最近は日本人ケチャな。

前は1000ペソくれた。今は多くて500ペソ。

•おまえ罰あたってしまうよ。今日は何に騙した。

 

クーヤアコ騙してないな。コンテ嘘ついただけ。MOAはあたらし日本人いるだから。

でもインチェック(中国人)が沢山な。同じ顔してるだからワカラないだよ。でも大丈夫。インチェックはグループ。日本人はババエメロンディバ。

 

トニー曰く。オネーチャンと一緒のほうが簡単に騙せるんだそうです。オネーチャンが庇護つまり、ガードマンであることを勝手に作ってくれてしまうそうで、特にカラオケのオネーチャンが一番簡単とか。

むしろ日本人だけで歩くほうがひっかりにくいとか。

ジジィ殿と優雅に市中を徘徊するカラオケねーちゃん。そのほとんどは世間知らずといっても過言ではない程、通常は家からでない。しかし、意味不明のプライドをもつオネーチャン。行く先は単純。ショッピングモール。

そこで、私はあなたのホテルのガードマン。にあったときに、知らないにもかかわらず知ったかぶり。結果は小銭をひったくられてしまう。なかには金額を提示しながら「パパガードマンのこども誕生日だって。カワワディバ1000ペソアゲルナラン」可哀相なのはパパです。

ホテルのガードマン一筋。

今でも健在なり。

ちなみに遭遇した日はかなり得た金が多かった様子。

白髪頭になって、歳だってもう既に60過ぎ。マニラでは余程のことがない限り60過ぎてガードマン等いないのですが。ほとんど60歳で退職。特にホテルのガードマンこんな年寄り配備していません。

もし遭遇したら、絶対に相手にしないこと。そしてホテルの名前も言わないこと。

ボリバードマンションのガードマンジジィはそこそこ日本語を理解しても、トニーのような流暢な日本語は話しません。

俺は詐欺師でない。コンテシヌガリン(ちょっと嘘つき)

 

ちょっと長めの丸刈り。ごま塩状態の白髪頭でこぎれいな格好をしているジジィこと

あなたのホテルのガードマン

健在でご清栄のようです。

 

 


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