フィリピンの数学的リテラシー
2018年のOECD生徒の学習到達度調査(PISA)で、78か国・地域の中で77位と、数学力の低さが大きな課題となっています。
フィリピンの発展、産業の高度化、産業人材の育成のためには、数学力を高めることが非常に重要な要素です。
算数・数学の考え方についての記述が少なく、暗記した公式を使って計算、図形の名称を何と呼ぶか問うものなど、記憶すれば解ける問題が多く掲載されています。
フィリピンの高校卒業時に実施される学力診断テストNational Achievement Testの数学の問題は、4択選択式で解答を選ぶ方式です。
つまり、数学の問題を解くのではなく安易に解答を選んでしまい、結果として、数学的思考力が身につかないことが多いのです。
暗算はまるっきりダメのようです。
レストランの出来事
ラグーナへ出かけた際、一本槍という日本レストランで昼食をとりました。
ランチメニューもありました。
日替わりメニューの煮込みハンバーグ定食を注文。
待つこと10分ほどで配膳されました。
日本の米を使っているとのことでしたが、芯が残っている飯があちらこちらに混じっていました。
ふたつのハンバーグと甘いポテトサラダ、そしてスープ。
人参がなぜかハンバーグの上に3個そして豚肉と玉ねぎが?
なるほどカレーハンバーグなのかな?
昼食事は、近郊に勤務されていらっしゃる駐在員の方や現地人で賑わっていました。
何気なく日本のファミレスの味付けのようですが、塩が効きすぎていました。
清算をお願いしました。
380ペソ。1000円です。
500ペソ札を差し出しました。
同席した方も一緒に清算。
同席者は400ペソで1,000ペソ差し出したので600ペソのお釣り。
私はなぜか110ペソ?
「すみません。380ペソの代金に500ペソお渡ししましたが、釣り銭は110ペソです。10ペソ不足です」
・レジ担当者が計算したので間違い無いですよ。
「ちょっと見て下さい。請求書に380ペソと書いてありますね。あなた私から500ペソ札を持って行きましたね?」
・Yes Sir
「じゃなぜ380ペソでお釣りは110ペソなんですか」
・レジ担当者が計算したので間違いないです。
強情なおねー様です。
携帯電話の計算機アプリで500−380=
答えは120と出ているにもかかわらず、きょとんとしている。
なんてことはない。計算が弱いのと、この食堂はどうやら分業式で、お釣りなどの計算は配膳係とは関係無いのかも?
料金に奉仕料もサービスチャージもつかないようなので、快くチップとおもい店を後にしました。
携帯電話の番号などは、一目で抜群の記憶力をくし記憶してしまう。
にもかかわらず計算は相変わらず弱い様です。
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