フィリピンりぱぶりっく狂笑国

フィリピンらしく
フィリピンでも
フィリピンだから

犬も歩けば銃に撃たれる。

2008-03-25 | フィリピン
飼い犬を殺した男性拘束  
首都圏警察ケソン市本部は、「動物愛護法違反」などの疑いで同市バゴンパグアサ在住の男性を拘束した。
同日夜、路上をうろついていた犬を拳銃で射殺した疑い。男性はバランガイ(最小行政区)関係者。犬は、近所に住む女性(47)の飼い犬だった。
ヘー?
土曜日などになると、首都圏などのちょっと一般より生活レベルの低い集落、失礼スラム模様の地区へ行くと、なんと大の字に一見逆さ磔けにでもなったようなお犬殿が見受けられる。当然その近くではすでに焚き火が始まり、なんともいえない酢のにおい。良く見ると、玉葱のスライスにニンニク、胡椒、赤唐辛子、そしておなじみココナッツの酢。これが又鼻にツーンとくる臭い。いや異臭かな。
こんなことはフィリピンの常識なのだが?
なぜに今回、「動物愛護法違反」でしかも新聞沙汰なのか?
バゴンパグアサ。多分あの地域だと思うのですが、結構あそこには野良犬がいて、キャーンと泣き声後、しばらくして通りかかったら逆さ磔が見られたように記憶しています。
首都圏警察ケソン市本部のおっさんが余程虫の居所が悪かったのか、あるいは持ち主の女性の堪忍袋の尾が切れたのか?
こういう問題で逆恨みがかならずあるのもフィリピン四方山話。
残酷物語的に言えば、心底思うことは人間は本当に野蛮なんだ。その野蛮が段々薄れていくほどに先進国へ近づくのかも。(アメリカは除く)
散々ガキのころに鯨の肉ほおばって、今更捕鯨反対といっているようなものと、たいして代わりが無いのかもしれない。

フィリピンは今、あちらこちらのニュースを拝見すると、貧困層がさらに増え始めているんだとか。
在比中に良く思ったこと。事務所があったマカティ市内。中心地から離れたパサイより。
ここにはとにかく野良犬が多かったことは確か。
噛まれないようにと細心の注意を払っていたこともあって難は受けなかった。
しかし、犬の数が減っていくのが良く分かった。何となくきな臭い。空き地の奥のほうでなにやら焚き火。
そして一見テーブルの様相の箱の上には例のジンのビンが鎮座。何となく疲れ果てたようなコップがおいてあり、上半身裸の親父連中はすでに半分出来上がった状態でなにやらむさぼりついている。
酒盛りの「ハンダ」はどうやら数が減っていくお犬様のようでした。
確かに周りの住宅地は一見ひどい家。俗に言うバラック小屋みたいなもの。生活環境を垣間見て、家の中の土間で石油バーナーみたいなものの上にフライパン。そこへ座って家族が手でものを食べている。おかずは一品。しかも殆どが肉類のようにも。
乳飲み子のような小さな子供がもしあの犬の肉を食わされていたとしたら。

日本でも終戦後は確かに犬やウサギの肉を食べていたようです。これも段々改善された。今でも隠れて食べる方はいるとしても、どんな病気を持っているかわからない野良犬などは余程でない限り食べないと思う。当然、その予備知識くらいは日本人は持っているようにも勝手に解釈している。
こんなニュースを見るたびに、日本人は本当に幸せな国民と感謝している。

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1 コメント

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助かりまくり! (猫背)
2008-03-29 02:42:38
旅行に行った時についでにヤって¥7OOOOもらったww
旅費が浮くどころか遊びまくったよヽ( ・∀・)ノ
http://houkei.yycola.net/gyaku/OJhvoVr1.html
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