フィリピンの桜
タギッグ市のボニファシオ・グローバル・シティ(BGC)では、パラワン桜(別名バラヨン)が咲き始めた。
※BGCのバラヨン桜
パラワン島の固有種であるバラヨンの木は、BGCの「トラック・ザ・30th」の中心に数本あり、
ビジネス街の他の場所にも桜のような花が咲いている。
パラワン桜の木は15メートルまで成長し、3月から5月にかけて鮮やかなピンク色の花を咲かせ、
その後白くなる。伐採した木は家具等にも使われる。
※パラワン島パラヨン桜
地元の人々は、バラヨンを女性優位、女性の美、ハーブの言葉で愛を連想するのだそうである。
パラワンでは毎年3月のバラヨン・フェスティバルの時期に開花のピークを迎える。
首都圏環境天然資源省はこのほど、マニラ・ロータリー・クラブを通じてマニラ・チャイナタウン
・バランガイ・オーガニゼーションにバラヨンの苗木を寄附、パシグ川沿いに植樹した。
ビノンドから始まるこの植樹は、マニラ湾再生プログラムの下、パシグ川水系の継続した植樹の一環である。
首都圏のあちこちでもまもなくバラヨンの花が見られるようになる。
フィリピンの桜の名所
フィリピン人は桜の季節に合わせて日本への旅行を計画する人も多いが、フィリピンの桜はもはや想像の産物ではない。
フィリピン北部の涼しいベンゲット州アトクに、2016年に高知県とベンゲット州の提携40周年を記念して、日本の他の樹種とともに34本以上の桜の木が植樹された。
植樹された桜は34本で、品種は「椿寒桜(雪割桜)」と. 「センダイヤ(仙台屋)」の二種類
ベンゲット州アトクの桜
ビサヤ地方のもう少し南で、桜が咲いている。
セブ島イラヤ通りのメインロード沿いでも桜の木見られる。屋外の看板には、この木の持ち主がチェリー・ロサダであることが記されており、この木は「チェリーの花」と呼ばれている。
ミンダナオ島の農家が裏庭で外国産果樹の栽培に成功
地元の家主チェリー・ロサダは、2004年にハワイから苗木を取り寄せ、庭に桜の木を植えた。(ここフィリピンでも、自分の家で桜の木を育てることは可能なのだ)。数本の苗木を植えたが、成長したのは1本だけだった。
ミンダナオ島ロサダ家の桜
ロサダは桜の苗木を1本150円で販売している。
フィリピン桜の名所一覧
フィリピンの桜の木もまた壮観である。
ベンゲット州アトクでは、日本の高知県から贈られた桜の木が花を咲かせている。
ネグロス島のラ・カステリャーナ
パラワン島のプエルト・プリンセサ
マニラ近郊のリサール州アンティポロ
カビテ州ダスマリナスでも地元の桜を見ることができ。
ダスマリナスの桜
近くにお住まいの邦人各位、開花シーズンです。是非花見をご堪能されてください。
サンミゲルビールにチキンBBQ
団子はパリタウの外にかけてあるココナツなしを注文、みたらしソースを自作でお召し上がりください。
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