5 日(水曜日)にアンガット・ダム流域とブラカン州の一部で大雨が降ったにもかかわらず、アンガット・ダム水位が下がり続けている。

ブラカン州災害リスク軽減管理事務所の記録では、ダムの水位は前日の178.26メートルに対し178.13メートルに下がっている。

水位は最低水位180メートルを1.87メートル下回っている。
ダムの水位が180メートルを下回ると、マニラ首都圏の住民のために供給される水が不足、4基の主要発電機が水力発電能力を失うため、ダムはルソン送電網への200メガワットの電力供給も停止する。また、ブラカン州とパンパンガ州の一部の水田への灌漑供給も停止している

アンガットダムはマニラ首都圏の飲料水需要の90%を供給している。
雨季で雨が降らない限り水位が下がり、首都圏はじめあらゆる生活に影響をきたしそうです。

首都圏への生活用水に関しては、ブラカンから首都圏へ到達する水の漏水率が非常に高いことで知られています。
水不足になる前にある程度蓄える事も必要ですが、蚊の温床にもなりかねない事が懸念されます。飲料水等は大きめの容器で購入、鮮度を保つ量を確保、先入先出し管理をする事をお勧めいたします。
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