フィリピンの体操選手団、予選敗退の可能性大
世界の壁に挑戦中のフィリピン女子体操選手団は、エマ・マラブヨ、アレイ・フィネガン、レヴィ・ルイヴィヴァーの3選手が、
日曜日の夜(マニラ時間)に行われた予選で演技を行ったが、オリンピック体操の総合決勝に進出する可能性が極めて小さくなった。
2024年パリオリンピック体操競技大会の女子代表選考会で、平均台種目で演技するフィリピンのアレア・フィネガン。
フィリピンの3選手は、それぞれの種目で目を見張るような演技を見せたが、決勝に進出できる上位24名には届かなかった。
ルイビバールはトータルスコア51.099で28位につけている。チームメイトのマラブーヨも同点で29位。
フィネガンは50.498点で33位。
オリンピックでは、上位24名が総合決勝に出場できるが、出場できるのは1国につき2名のみ。
また、3人ともこれまでのところ、種目別決勝への切符を手にすることはできなかった。
3人の演技は平均台から始まった。マラブーヨは12.233点、ルイビバーは11.866点、フィネガンは11.466点で、それぞれ36位、40位、43位だった。
次に行われた床運動では、マラブーヨが13.100を記録し、選手団を代表して演技を行った。
フィネガンが12.733、ルイヴィヴァルが12.433と順当に順位を上げたが、ここでも決勝進出はならなかった。
跳馬(ルイビバール13.600、フィネガン13.383、マラブーヨ13.266)、
段違い平行棒(ルイビバール13.200、フィネガン12.566、マラブーヨ12.500)
も同じ結果だった。
ボクシング
月曜の朝(マニラ時間)、モロッコのヤスミン・モウタキに判定勝ちを収めたフィリピン人ボクサー、アイラ・ビレガスが、
パリ・オリンピックのボクシング女子50キロ級で2回戦進出を決めた。
2024年7月28日、ヴィルパントの北パリ・アリーナで開催されたボクシング女子50kg級予選ラウンド32で
モロッコのヤスミン・ムウタキと対戦するフィリピンのアイラ・ヴィレガス(青いユニフォーム)。
2人の選手は序盤から執拗に打ち合ったが、最終的にはビレガスの理路整然としたパンチがジャッジ5人全員の支持を得た。
ジャッジ4人が29-28、1人が30-27。両者とも試合開始から終了まで激しいパンチの応酬で、ムウタキは至近距離から大きなヒットを放った。
そして、勝負の行方がかかった残り数秒、ビジェガスの鋭い左が決まり、ビジェガスに軍配が上がった。
ビレガスは金曜日の早朝(マニラ時間)、ラウンド16でアルジェリアのルーメイサ・ブアラムと対戦する。
大きな期待が持たれる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます