これからフィリピンへ起こしになる日本人様各位

今回のルソン島を直撃した台風15号の被害は非常に大きく、強風で倒木、枝折れ、広告塔の倒壊等の影響をもろに受け生活基盤の送電線がズタズタに寸断され、現在、首都圏全域では停電、断水の影響が長引き、一般生活に大きな影響が出ています。

首都圏マカティ市などでは仮復旧が進み、支障はあるもの、ある程度の基盤確保は出来つつありますが、一般家庭では全く手付かず状態のようです。
電力公社では総力を挙げ週明け10月3日くらいまでに停電を解消する努力をしていますが、被害状況が余りにも酷く長引く可能性があります。

携帯電話の普及が進んだフィリピンは、停電の影響でバッテリー充電が出来ずに、多くの方が電池切れ常態で連絡が出来ない状態ですが、携帯電話会社の設備にも障害が出ていて、時折、接続しにくい状態もあります。一般加入電話も繋がらない地区もあります。

今回の台風の被害で生活基盤確保できない家庭の方が、こぞって首都圏各地のホテルへ宿泊を開始していて、各ホテルとも全く空き室確保が出来ない状況にもあります。

フィリピンへお起こしになる予定の方で、近日中に来比を予定されている方は、ホテル等の予約状況を再確認の上来比されてください。
予約を入れてもチェックアウトがなく部屋提供をされない場合もあります。ご注意ください。
今回の台風の被害は非常に大きく、首都圏の一部では復旧が進むもの、ルソン島全体の被害復旧には相当日数を要するとおもいます。ある程度の生活基盤が確保できるまで、渡航は見合わせたほうが良いと思います。

叉、多くの宿泊施設は、ジュネレーターでの給電が続いていて、燃料確保にも難が出始めてきています。
ジュネレーターを装備していない飲食店では、臨時休業が続いていて、開店している各レストランは多くの客でごった返している状況です。

特にマラテ地区の各ホテル、マンションタイプホテル、ペンションなどの宿泊施設では、全く空き室確保が出来ない状況ですので十分ご確認の上来比ください。