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フィリピンりぱぶりっく狂笑国

フィリピンらしく
フィリピンでも
フィリピンだから

バケット ナ マン ポ

2010-11-29 | フィリピン
2007年6月に首都圏マニラ市エルミタ地区の路上で観光客の原科和幸さん=当時(34)、茨城県=が射殺された事件の実行犯として、現職警官のラフィー・ハビル被告(33)が殺人罪に問われた訴訟の判決で、首都圏マニラ地裁はこのほど、「被告の犯罪事実について検察側は疑いを残さない程度に合理的な証明ができなかった」として同被告に無罪を言い渡した。
ご遺族には大変恐縮ですが、即ちヤラレ損。
こんな馬鹿な話が。
しかし、これがフィリピンの現実です。
一言で言ってしまえば、何事にも真剣みのある捜査を行わない。
こういった表現になってしまいます。
我人生で決して忘れることのできない、フィリピン捜査機関による身分拘留。
一晩でも、あの部屋で濡れ衣を着せられた日。
在留VISAがあっても
オーバースティだ。
逮捕に来た罪状すらない。大笑い。
査証はじめその領収書。もちろんパスポートにはVISA印が押してあっても、偽物だ!
それであれば話は簡単です。御国の入国管理局は外人相手に偽証したVISA発行して料金を搾取しているんですね。
これで、話がころっと変わった。
次の手段。
・お金はいくら持っている。
「どうしてでしょうか?」
・今のうちに処理しないと長い年月刑務所へ入ることになる?
「私は違法行為はしていません。在留許可も御国が認めて発効していただいているんですよ?」
・いや不法在留だ。
パスポートの在留期限はゆうに2ヶ月ある。でも不法在留。イミテーションVISAだ。
同じ自治省なんだから問合せすればよいのでは・・・・・・・何も返事がない。
そしてなぜか金の話ばかり。
即ち釈放金の話になる。
次から次へと、若い取調官が来ては「アヨシンモイヤン」
何が早く解決してしまえだ。
友人が直接長官へ電話をしてくれて翌日戻れたものの。
署内では「上から爆弾が来た」といってあたふたし始めていた。
罪状も何もない。

恐らく今でも刑務所に入っている方のうちには、濡れ衣を着せられた方もいるのかも。その裁判決定樽や滅茶苦茶早い。
この無罪になった事件。既に忘れ去られるほど年月が経っている。
この方も観光客でこういったバイクを乗っているので、相当のベテランの方だったのでしょうが、この国で殺害された日本人の多くがいまだに未解決というのも解せない。
操作器具もしっかりあっても使わない。探さない。探せばかねだせ。
泥棒に追い銭といいいますが、こんなケースがここでは特に外国人に対する常套手段のようです。
アキノ大統領になって、こういったことが解決できるのか?
官僚の不正さえ解決できなければ、こういった部分へまでは目が届かないのかな?
どうも人に頼る傾向が強い国だけに、一気に国内の解決は難しいのかもしれません。

被告の犯罪事実について検察側は疑いを残さない程度に合理的な証明ができなかった。
だから無罪か・・・・・・・・
黙秘権を使えばいつまでも真理ができないと受け取っていいのかな?

また最近邦人の方の被害が増えてきました。
クリスマスが近づきました。
被害にあっても結果は矛盾。
われわれ外国人は極力こういったことに巻き込まれないための自己防衛が必要です。
現地人とのお付き合いも確かに大切ですが、くだらないコネつくりのための夜のお付き合いで懐具合を見られるようなことはしない。
ポン引き連中とは決して付き合わない。
お金は決して人前で出さない。決して札びらなどを切るのは禁物です。
この国の一般国民の生活状況を良く理解する。(1ヶ月10000万ペソくらいが月給です)
オネーちゃんと深入りしてトラブルを起さない。
相手を激怒、あるいは人前で恥を欠かせない。
これさえしなければ、ほぼ安心して愉快に遊べます。




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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (いけちゃん)
2010-12-02 10:45:03
濡れ衣を着せられてポリスに捕まった場合、そんな時のために信頼できる人間のコネが必要ではないでしょうか?
幸いまだ大きな事件には巻き込まれておりません。
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在留 (PP)
2010-12-02 21:17:12
いけちゃん様
在留目的によって違います。観光であれば、余程のことがない限りこういったことはないと思います。外国人である自覚さえしっかりしていれば。おネーチャンがらみが一番怖いかもしれません。
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