漁業・水生資源局(BFAR Bureau of Fisheries and Aquatic Resources)は、5月3日現在、4つの海域で毒性赤潮として知られる麻痺性貝毒(PSP)の許容限度を超えたと伝えた。
毒性赤潮が検出された地域は以下の通り:
ボホール島のダウイスとタグビララン市の沿岸海域;
東サマールのマタリナオ湾;
サンボアンガ・デル・スールのドゥマンキラス湾
スリガオ・デル・ノルテ州サン・ベニート沿岸水域
BFARは、「上記の地域で採取されたすべての種類の貝類とアセテスまたはアラマン(オキアミに似た小エビでバゴーンはじめオコイと言われるかき揚げ天麩羅に使う小エビ)は、食用としては安全ではない」と注意喚起されている。
新鮮な魚、イカ、エビ、カニなどの他の魚介類は、よく洗って内臓を取り除けば食べることができる。注意:エビ、カニの頭や蟹味噌は絶対に食べない事。
赤潮検出が報じられたら、ムール貝(フィリピンではタホという)は絶対に食べない事。
フィリピンでは赤潮時期にムール貝を食べ食中毒を引き起こし死に至ることが多々ある。
有害な赤潮は有害な藻類の大発生によって引き起こされ、貝類やその他の魚介類が汚染されると深刻な健康被害をもたらし、死にいたる可能性がある。
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