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隔離措置の行方

2020-08-17 | フィリピン

現在MECQ(修正された強化されたコミュニティ隔離措置)の首都圏はじめ近接地区が8月18日以降MECQにとどまる可能性は「非常に低い」との報道です。これ以上、厳格な強化されたコミュニティ隔離措置が拡大された場合、政府はもはや国民に対して援助するための資金が干上がってしまっている。とのことです。

「Tingin ko po、mahihirapan manatili sa MECQ dahil nga wala na po tayong pang-ayuda」

(援助のための資金がなくなったため、MECQを維持することは難しいと思います。)

コリー・アキノ大統領政権から息子のノイノイ・アキノ前大統領までの利益を一掃した16.5%の収縮は、政府の経済学者が予想したよりも「はるかに悪化」しており、国を30年近くで再び不景気に陥らせ​​ています。

 

3月18日ロックダウンが開始されて以来、既に5か月。政府は様々な努力をしてきたものの、例を見ない事態に国民の姿勢が整わず上っ面のコミュニティ隔離措置が延々と続き、何ら快方へ向かわなかったように思います。

8月に入って連日4385人平均の感染者が出ているフィリピン。人命優先か経済優先か。後者を選択したのだと思います。

詳しい内容は今夜もしくは明朝発表されると思います。

この分では、親父殿、ジジィ殿各位の来比は年内は無理かもしれません。

又、入国が可能になってもこの経済ダメージによる困窮状態が復興するにはかなりの時間を要すると思います。

様々な犯罪が立て続けに起こることも懸念されます。

4時間ちょっとで気楽に来れた国が、アジアで一番遠い国にならないことを祈るばかりです。

 

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