goo blog サービス終了のお知らせ 

フィリピンりぱぶりっく狂笑国

フィリピンらしく
フィリピンでも
フィリピンだから

邦人恐喝の警官10人を処分

2006-09-16 | フィリピン
警官10人解任
首都圏警察南部本部、首都圏警察南部本部は十四日、観光で来比していた日本人男性(39)=東京都を拉致・監禁するとともに、現金300万円を脅し取った疑いで同本部麻薬取締捜査課の上級警部ら現職警官10人解任、送検した。
首都圏警察南部本部(タギッグ市、SPD)は、パサイ市で日本人男性から300万を脅し取ろうとしたとして麻薬課に所属する警官8人を免職処分とした。
8日午後10時ごろ、処分された警官らがパサイ市でおとり捜査を行ったが、麻薬密売人5人を逮捕する代わりに日本人男性を麻薬不法所持で逮捕し、300万円を要求したという。男性は支払いに同意して釈放された。
その後、男性は、友人の警官に事情を話し、この警官が男性に同行して南部警察に訴え出た。
同本部は十五日にも現職警官八人を拉致・監禁と営利目的誘拐容疑で送検、また、共犯容疑でフィリピン在住の日本人男性(39)と比人男性二人も送検する。
マニラブリテンに掲載された金額は300万ペソ。まにら新聞では300万円。

このような類の事件はこのマニラではよく耳にする事件。その殆どは今まで泣き寝入りするケースが多かった。

誰しもがそうかもしれない。
まして海外でこのような状況になったら。すんなりと金を出すのが日本人なのかもしれない。

この事件とは別に、インド人もこの首都圏でダイヤモンドを購入中、NBIに麻薬不法所持で逮捕され、ダイヤモンドは全て没収。その他多額の金銭を要求された。テレビ関係者がこのインド人を追って空港へ。そのときすでに遅し、機上の人となっていた。
まもなく、首都圏各地から気の早いクリスマス飾り始めとする音楽が聞こえてくる季節が来た。
この季節が来ると、多くの犯罪が起きる。
確かに、今年のフィリピンの警察は今までの様子とは一寸違う。
一部の者がこのようなことを行うがためにその評判が悪くなる。捜査側から捜査費用を「キモチ」として請求され、あるいは俄か私権裁判官になり容疑者から金銭を脅迫する限り、やっぱりフィリピンは怖い国との異名になってしまうのかも。
勇敢な警察官、そして無頼漢も多くいる。正義派は出世ができないのかな?
何故このようなことが頻発、そして賄賂が後を絶たないのか?問題点は、給料が安い。と言う方が非常に多い。
確かに物価バランスは本当に悪い。しかし、今でも朝食用のパンが1個1ペソから2ペソ。コーヒーも1回分の2入りでも1ペソ程度で購入できる。
皆さんが良くご存知のように、タバコも1本、チューインガムも1枚、塩コショウ、砂糖、シャンプーリンス、ローションでも1回分ずつかえる便利な国。
金銭感覚が麻痺しない限り、本当に良い国なのだが?

今年12月にはこのフィリピンでASEAN会議が開かれる。
その準備が首都圏随所にて行われ始めている。道路の整備はもちろんのこと、主要道路沿線の住宅始め環境の整備も行われ、多くの人の努力で2,3年前とは比較、上辺は塵も少なく良い首都圏化しつつある。
金さえあれば結構便利な国。これといった観光名所こそない首都圏なのだが、温暖な国。
国民の安全を守る使命感の意義を全警察官が理解、遂行したら更に多くの外国人が訪れる更に良い国になることは間違いない。

でも皆さん、安心は禁物です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。