フィリピンりぱぶりっく狂笑国

フィリピンらしく
フィリピンでも
フィリピンだから

未清算金がドッサリ!

2006-10-06 | フィリピン
政府予算未精算
先渡し予算の未精算分、累積額は171億ペソ。公金管理のずさんさ浮き彫りに
会計検査院は26日の上院財政委員会で、未精算のまま放置されている先渡し予算の累積額が2005年末の時点で171億2千万ペソに上っていることが明らかになあった。領収書などで最終的な使途が確認されていない、いわば「使途不明金」で、公金管理のずさんさと公務員の倫理意識の低さがあらためて表面化した。
 会計検査委員会(COA)上院予算聴聞会で、公務員と準公務員が受け取った前渡し金の未精算額が171億ペソに上ている。
ドリロン委員長は、1教室当たり25万ペソと考えればこれらの未精算金で6万8,000教室が建設できる計算になるほどの累積額と指摘、フィリピンの法律では前払い金を受け取ってから60日以内に精算することになっているにもかかわらず、これらは公金横領にあたると述べ、前払い金を精算していない公務員に対する公金支給を停止するようCOA委員長に要請した。
COAによると、大統領府だけで3,900万ペソの未精算金があり、全体では15億1,540万ペソに達する。最も多いのは中央政府とその出先機関で90億ペソ、地方自治体が50億ペソ、政府出資法人が26億ペソ、議会が2,500万ペソ。

2005年度国家予算の1.5%にも及ぶ金額が未精算額。公務員の論理意識ではなく単なる民族性のようにも思える。
国家公務員法で定められていても「慣例」みたいなものが国家公務員のなかにはあるのだと思う。
この国にいると、一寸気を許せる中になってくると、お釣りは持ってこない。買い物を頼んでも依頼した以上のものを自己判断で意味も無く買ってくる。
オフィス等でもそうだが、持ち出し金の清算は本当に遅い。
これは基本ができていないのであるから、教えれば何とか解決がつくが、一番厄介なのが「コリポット症候群」
自分達の用事であれば、ノラリクラリト出かけていくのだが、他人の金で自分達に損益を被らないと分かったとき、ペディキャブ、トライシクル等は遣わずにタクシー。金額が金額だから仕方ないが、後々大きな内部問題に発展する。
言われなければ放置しておいても問題が無い。等の甘い部分が出た途端、徹底的に平気で放置するようになり無責任極まりないことをするようになる。

とくに日本人は、小銭には平気でチップ。あまり五月蝿く言わない人種と勝手に決め付けている。
私的感情で物事を決められ後悔することにもなりえます。決して妥協することなく対応することです。

○金銭はたとえ1ペソでもその場で清算させる。
○用足しで必要以上のものを買ってきた場合は、返品もしくは個人に弁済もしくは控除する。
○必要以上の金額は決して渡さず、旅費等の場合には清算書を提出させ、不要な経費は一切支給しない。
○領収書の金額は、その場所で抜き打ち的に購入先へ金額を確認する。(これは非常に重要)
○横領めいたことを繰り返す場合には、解雇する。解雇の場合には弁護士を介して解雇受諾書を作成、第三者の同意も得る。この処理をしないで解雇した場合、自分の犯した罪を棚に挙げ不当解雇などの理由で労働雇用庁へ告訴するものもいる。

人のものは、会社のものは等と日本にもいるが、特にこのフィリピン人はこの類が多い。
国家公務員でさえこの程度、陽気な国民性等とは全く持って意味合いが違う内容です。決して妥協することは無くけじめはけじめで行きましょう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レバノンから | トップ | スイカネーチャン 早産ダ! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

フィリピン」カテゴリの最新記事