このフィリピンに慣れてくると、なぜかマンション型のホテルを好んで利用するようです。
東南アジアでは、その施設からしてホテル代金が高いのもフィリピンです。
名だたる5スターですと一見で200ドル。5スターホテルですから致し方無いとして、エージェンシー経由予約で13000円くらいが相場のようです。
シャングリ・ラなどはメンバーになりますとジュニアスイートで160ドルくらいで宿泊できます。
160ドル。この金額ですと、マラテの1632で4泊はゆうに泊まれます。リビエラマンションで3泊、ラスパルマス、ロツマンでも3泊は可能。
マラテマビーニ界隈には多くの歴史ある安いマンショホテルが沢山あり、歴史が長いだけに日本語が通じるホテルも多くあります。
何故かその周りに日本人に慣れた「ポン引き」がたむろしているのも多く、利用したつもりが利用され、食いつぶされた方が非常に多いのも事実です。
言葉ができない。イコール現地で言葉に困らないこういった連中を使うのですが、なかなか良い人に巡り会えないのも事実。ひどい場合には売春婦を大学生と称してオヤジ、ジジィ殿へ接近させ、身ぐるみを剥ぐ。手口は今でも変わりませんが、田舎から出てきた見かけの良い子。多少仲良くなった日本心へ
「パパ ダイガクセイ アルダヨ。マガンダ カセ。デモ シャ ガッコウノ オカネナイダッテ。パパ ダイジョウブ。」
学生に弱い、年取った日本人とでも言うのでしょうか、これでめでたくゴールイン。
手口は、来比2,3回の数の少ない回春族が狙われやすいようです。
特に、マラテ界隈にたむろするポン引きのオネーチャン斡旋は、基本はマビーニのカラオケ「女」。あるいはパサイの「潜り売春宿」。そしておなじみMBcafe。
料金は3000から5000くらいです。
実際オネーチャンへにはいる金額は750ペソから1000ペソ。店へ1000ペソで残がポン引き収入。
もちろんタクシーなどが小指を立ててお誘いするマカティーのカジノはじめ3軒の売春宿。ここでも一人斡旋すれば1000ペソ。
したがって、ホテルなどでの窃盗事件が多いのも、こういったことから起因することなのかもしれません。
慣れてきた頃に学生話が持ち上がりますが、必ずと言って良いほど帰国する2日前くらいにこんな話がおきます。
ストリーをよく考えるポン引き。そして、再度、訪比する期間を短くする手段でこういったことをします。1年に2回くらいが回数が増え、金の使い方がわかった頃。
あまり金のない人には
「パパ シャ ケッコンシタエー」で終わり。
小銭に余力があると見たら
「パパ シャ イマモンダイアルエ。イマイナカイルダヨ」
それは大変とばかりに内容を聞き出すのも日本人。
・家族が病気
・両親が他界した
・金欠で学校へ行けない
ほぼこんな人情話。
日本人心は本当に優しく人間ができていてだまされやすいのです。(失礼)
中には予防薬のないピンチュウ症候群になりますと、こういった人情話をよく理解してしまい、すぐにでもマニラへ連れてくるように催促してしまいます。
ポン引きいわく「パパサンダリーランハ。キョウノヨルデンワシテミルダカラ」
この今日の夜の理由は、日中はこういったおねー様は寝ているのです。
夜、そういったおねーちゃんと交渉が始まります。つまりは分け前です。
話が切っったところでポン引き登場。
「パパ シャ イマ イナカダッテ。パパニアイアタイダッテ。デモナ、シャ バスノ オカネ ナイダッテ。ドウスル」
バス代いくら掛かるの?
「タブンナ2000ペソダイジョウブ」
じゃどうすればお金送れるの?
「ダイジョウブ アコ オクッテアゲルダカラ」
これで金を渡します。1時間もして
「パパ オカネ オクッタダヨ。アシタ クルダッテ」
これで商売の第一歩大成功。日本人は幸せになって大興奮。
興奮する中、大学生のオネーチャン登場。
それはそれは楽しい夜を送るでしょうが、翌日になって
「パパ アコガッコウヘ モウイチドイキタイダヨ」
いくら掛かるんだ?本当に優しい。
「半年分で12000ペソ。アパート1ヶ月4000ペソカカルダヨ。デモハズカシイナ マン ポ」
何の何のお安いもんだよ。ハナノシタダラー
「アコイ カウダケダヨ。コレホントハズカシイダヨ。ダカラ パパ アコノコト ダイジシナサイナマン」
この状態で、ピン中症候群の中期。
毎月お手当と称した金をせっせと送ってあげるやさしい日本人がまたひとり増えました。
せっせと通いつめるマニラ。
甘い夜ありちょっとヤキモチの夜あり。奇々怪々な夜あり。
そして「イカウ パロパロダメナ。アコイカウノコトアイシテルダヨ。ジョウダンジャナイダヨ。イカウ ウワキスル。アコシヌスルダヨ。ププトールインキタ」
コレで末期。
この頃になり、様々な問題が日々起こり始めます。
家庭の問題。
家族の病気再発。
学校の学費の値上げ問題。
事業計画。etc
この事業計画が滑稽。
サリサリストアー
美容室
飲み屋
レストラン
ジプニーオーナー
タクシーオーナー
事業計画はなぜか30年経っても同じ計画のようです。
100万円くらいの金の取りやすい日本人をよく知っています。
交際が続くうちに、「パパモンダイアルエ」
すでにこのおねーちゃんこそ我が物てきな素晴らしい人生。
そして振ってわいたように
「アコブンテスナ。パパドウスル。アコマダガクセイダヨ。モシママワカッタダラオコルダヨ。アコパタイナ」
この時点で、パクれてしまうオヤジ、ジジィ殿。
親身になって、今後を相談してオカネで解決するオヤジ、ジジィ殿。
確かに子供を身ごもり悲惨な思いをしているオネーチャンもいますが98%は学芸会もどきの物語。
その得られる金額で、再度、続く場合もあれば、一巻の幕切れになる場合もあります。
何故に不思議がらないのか?
大学生であれば、休暇以外はほぼ毎日授業があります。昼過ぎまで寝ていることなどはありません。
看護婦学校などの場合もありますが、実際、大学へ行く方の家庭はそれほど貧しくなく回春などせずとも楽に暮らせます。
中には多少はいたとしても、くれぐれもポン引きの餌になってコツコツ蓄えた貯金を無くさないようにご注意ください。
要注意は焼肉叙城苑前にタムロするゴロツキに声かけられ未成年オネーチャン預けられてセットアップされないことです。
もちろん、パンパシフィックのマラテスクエアー内にある飲食店などで日本人にこえかけられても知らんふりが身の安全です。
このマニラに在留して生活している方の多くは、家庭をだいじにし、こういった関わりを持たないでいる方がほとんどです。しかし、一部の心ない日本人が同国人をセットアップして金を取るなど臭い事件が起きいることも確か。
そして、今年もまた、在フィリピン大使館は邦人保護世界一という不名誉に輝いたようです。
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