フィリピンりぱぶりっく狂笑国

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第二の利権戦争

2010-10-14 | フィリピン
10月25日
第二の利権戦争の選挙が行われます。
最小行政区すなわちバランガイ。42000もの区で激戦が行われ、熾烈な暴力事件が勃発する選挙。
利権の為らなら相手をも倒す
芸のためなら女房も泣かす。などという演歌のような事とはまったく違い、ガチンコ戦争そのもの。
「マレ ナ イヨン」相手のとる行動は何でも間違いと批判、なぜか夜な夜な茶封筒が舞い飛ぶ時期でもあります。が、とにかく外国人はこういった件には関わらないことです。この時とばかりにとんでもないでかい話。「だったらばし」の口車に乗って何もなくなった邦人の方を沢山みかけます。
私たちは日本人。これを忘れない限り快適に暮らせるのもフィリピンかも知れません。

在マニラ日本大使館からの注意喚起

●大使館からのお知らせ (バランガイ選挙に伴う注意喚起)

平成22年10月11日

在フィリピン日本国大使館


1.既に報道等でご承知のとおり、10月25日(月)にフィリピン全土でバランガイ選挙が予定されております。
 選挙期間は、(10月25日の選挙当日の30日前の)9月25日から(選挙後15日間の開票等)11月10日までの45日間で、選挙運動期間は10月14日~23日となります。
 また、選挙当日は、午前7時から午後3時が投票時間となっております。


【参考】バランガイとは市町の下に位置する最小行政単位を意味するフィリピノ語で、フィリピン全土に約42,000のバランガイが存在します。
 バランガイ選挙は地方自治法により、原則3年に1度の実施とされており、前回のバランガイ選挙は2007年に実施されました。

2.前回(2007年)の選挙では、ヌエバエシハ州で投票所となった小学校の炎上、アブラ州、スールー州では候補者やその支援者が襲撃されており、また、マニラ首都圏でも買票の現場が目撃されるなど、場所によって若干の混乱が一部生じました。
 国家警察によると、選挙絡みと見られる殺人は23件発生(注:前々回の2002年の選挙では75件)しています。

3.つきましては、今後、投票日が近づくにつれ、選挙運動が活発化し各地で選挙絡みの小競り合い等不測の事態も予見されますので、以下の諸点に留意しながら慎重な行動を取るよう心がけてください。

(1)外出の際は、事前にテレビやラジオ等の情報に注意を払い、集会やデモが開催される地域への不要不急の立ち入りは控える。
(集会やデモの周辺地域では多数の集会・デモ参加者による混乱や交通規制等も予想されます。 また、投票日においても、同様の混乱や交通規制等が予想されます。)
(2)公共の場で選挙候補者や選挙制度等に関する批判やコメントは控える。
(3)公園、ショッピングモールなど不特定多数の人が集まる場所では常に周囲に注意を払う。

【参考】投票日前日・当日の比政府による禁止事項

1.前日
選挙運動、アルコール類の販売、提供、飲用、無料送迎・飲食、金品贈収
2.当日
(前日の禁止事項に加え)投票所の半径30m以内での選挙絡みでの政治活動や露天売買、市場、闘鶏、ボクシング、競馬等の開催

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