昼出かけた日本食堂で、隣の席にいた歳のころ50過ぎの?おそらく駐在員だと思われる方の話が耳に入りました。
・何を食べても、日本とは比較にならない。
と連れとでかい声で話している。
確かに、1日最低賃金1600円(首都圏)多少離れると1350円の収入が得られる国で、ラーメン一杯1000円。
モールなどに入居しているラーメン店であれば1200円はする国です。確かに高いです。
日本とフィリピンを比較するのは個人の勝手。
味が違うのは当然です。水質が全く違いますから同じようにはできないでしょう。
ブツブツとラーメン食べながら騒いでいました。
知り合いの人が席へ来たようでさらに賑やかになりました。
知り合いの人曰く「どうですか英語は話せるようになりましたか」
・ぜんぜん覚えようとしません・
「言葉が話せないと何かと不自由では?」
・いやまったく必要性を感じません。
「会社ではどうされているのですか?」
・Google翻訳があります。
「翻訳を使っていらっしゃるわけですからやはり必要なんですね。であれば覚えられた方が良いのでは」
・私はこの国へ2年前に来た時点で、生活感覚が止まったまま。長いこと滞在はしたく無いので覚えません。
漫才のような会話を聞いていました。
そして生物の話が始まりました。
・フィリピンじゃ生魚食べたらその場で腹壊す。この食堂にも寿司や刺身がある。フィリピンでは私は一度も食べ他ことがない。
話しが弾んでいた時、知り合いに向かって
・あなたはフィリピンで生物食べるのですか?
「よく食べます。日本と比べるのは、確かに日本より高く不味くても、実際には無いものねだりをするわけです。致し方ないですね」
・私は、寿司はマカティの築地でよく食べます。あの店は高いけど刺身も食べれます。
「え?先ほどフィリピンでは絶対に食べないと言われましたよね」
・・・・・・・・・・・・・・・
「確かに日本と比較すれば全く別格です。高ければ安全という保証はこの国にはありません。なぜか、多くはフィリピンの
生魚の味を知らない方が、見よう見まねで料理しています。マニラはじめ結構な日本食堂があります。日本から食材を運んでいる。
といっても、確かに4時間そこそこで材料は入荷したとしても材料は全く違います。妥協点の問題です。そうしないと何も食べれませんよね」
・その時は日本へ帰ります。
吹き出すわけにもいかず、食事をしていたら
・ヘイ!ビルアウト ビリサンモ(はやくして)
片言は話せても韓国人じゃあるまいし、ビリサンモはあまり良くない。
いつまで経っても精算書を持ってこないのであれば使っても良いかと思いますが・・・・・・
こういった方が、Yes sirでフィリピン人に適当に扱われるのだと思います。
そして雇用上でトラブルが起こすのだと思います。
日本人と言わず外国人は、フィリピンへ来たら「所詮外国人」です。
それを決して忘れない事だと思います。
日本とフィリピンを比較する。
なぜ今フィリピンにいるのか。日本で製造されても価格が合わない。そこで人件費の安い発展途上国へ進出。
以前は確かにフィリピンは危険度が高く、インフラも非常に遅れ、進出したものの撤退した企業は中国へ移ったり
していたのですが、中国の人件費がこの15年で3倍くらいに膨れ上がり、再度、タイやベトナム、フィリピンへ
進出してきた経緯があります。
おそらく、この日本人の方大変な思いをされているのかも。
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