骨折してたよ・・・

とりあえず、ブログでも・・・

「目の手術をした事はありますか?」の巻

2005-05-31 | 近況とか、なんかいろいろ
どうもポリタンです。

今回は「目」の話をしますね。
実は今日は「いつもの整形外科」以外に行く所があります。
「眼科」です。
実は2年ほど前に目の手術をしまして、その定期検診です。

2年前の話なんで、うろ覚えですし、あと長文です。
気になる方だけ読んで下さいね。

たしか、2年程前にコンタクトレンズを買い換えようと思い、コンタクトレンズ屋さんに行きました。
コンタクト屋には大体、眼科がセットになっていて、途中で診察して貰うのがパターンです。
で、そこで見てもらったら先生が異様に詳しく見るんですね?
「なんじゃろりん」っと思ったら・・・「網膜に穴が開いてますね~病院を紹介しますので、行ってみませんか?」との事、もうビックリですよ!!
網膜に穴ですよ!!穴!!

通常、家に携帯で電話なんてしない私ですが、その時はショックを受けて家に連絡しましたね・・・マジで
家族と話し合って、すぐにその病院に予約を入れました。
予約は1週間後・・・その1週間が異様に長く感じました。
さすがに目の病ですしね・・・不安でした。

さて、その1週間の間に眼科さんについて調べてみました。
なんか凄い所らしく、こんな辺境の地にあるのにわざわざ、北海道から治療に来た人さえあるっていう眼科でした。
実際、1週間後に行ってビックリしましたよ・・・凄い立派な建物で、入った瞬間「ここはホテルか!」って思った位です。
「吹き抜け構造(か?)、螺旋階段で、3階から上は入院可能」とかで
その上、患者さんが多すぎて駐車場が足りませんでしたし
もちろん、エントランスにも患者さんだらけ・・・(お年寄り多めですが)

さて、次にどういう診察を受けたかをお話しましょう~
まずは裸眼にします。
その時はコンタクトをはめていたので、検査室で外します。
その後、「眼圧、度数、視力検査」を行います。
最後に「散眼」です。
「散る眼」と書いて「さんがん」と読みます。
これは「瞳孔を開く目薬をさす」事です。
眼底を検査する為に、特殊な目薬をさす訳です。
そうすると30分くらいすると瞳孔が開きはじめ、視界がぼっや~ってしてきます。
ちなみに両眼ともだったので、大変でした。

瞳孔がちゃんと開いたら診察です。
とにかく、眼底をとことん調べるみたいです。
光を当てて、拡大鏡みたいなので、見たり~
直接、眼にレンズをあてて見たり~
その画像をモニターに映したり~
といろいろやります。
もう、眼に直接されるので、途中で気分が悪くなってしまったりもしました。

さて、これで、「どこか」は診断出来たようなのですが、「偉い先生(院長先生か?)に見てもらう」という事になり、また別室に移動して、モニターを見ながら説明です。
「ココが~」とか言われてますが、瞳孔を開いてるので、全然分かりません。
一緒に来てた親が聞いてたようです。(多分)

そこで聞いた話によりますと・・・
「右目の網膜に穴が開いている、それも大きい穴」
「大きい穴は、眼の黒目側(?)まである」
「しかし、網膜は自分で閉じはじめている(しかし、そういう人はマレ)」
「近視が酷いので、網膜がかなり薄い」
「今は大丈夫でも、年寄りになった時に破れる可能性がある」
などなどでした。
これを正式名称で「網膜裂孔」っと言うそうです。
「網膜にキズが入って破ける」という症状です。

これが完全に破けると「網膜剥離」となります。
(こっちは有名ですね?)
実は、「網膜裂孔」だと、普通の眼となんのかわりもなく見えるんです、普通に・・・
ですので、「穴が開いてる」なんて全然気づきません。
しかし、「網膜剥離」までなってしまうと、網膜のはがれた所が真っ黒になるそうです。
例えば、「右目の右上が破けた」ら自分の視界の内、右上側だけが真っ黒になってしまうそうです。
ちなみにウチのばあちゃんは、コレになってしまい手術しました。

さて、そういう訳で手術という事に決まりました。
ちなみに、この「網膜列孔」というのは結構ある症例で、手術も簡単なんだそうです。
しかし、私の場合は「大きい穴は、眼の黒目側(?)まである」だかの為、簡単ではないんだそうです。
通常は網膜を焼く「レーザー凝固」という処置だけでお終いなんだそうです。
しかし、私は症状が酷いので「冷凍凝固」という処置をするそうですが、
「レーザーで焼く」と言われると、やった事はないのですが、ある程度理解出来る気もします。
しかし、「眼に冷凍」なんて言われても意味が全然分からず、より一層不安に陥る私・・・
とりあえず、「1週間後の早朝に手術」という事だけ決めて、その日は帰りました。

また、その日から不安の日々です。
ネットで「網膜裂孔」について調べたり、友人に報告してビックリされたりって感じです。

さて、あっと言う間に1週間です。
手術の日です。
まずは恒例の検査です。
その後、散眼とここまでは同じです。
ここでもう1つ違う目薬をします。
それは「麻酔の目薬」です。
眼にレーザーを使うので、やはり麻酔がいるんですね・・・ビックリです。
効いていたのか、あまり覚えてないのですが、「レーザー処置室」みたいな所に通されました。
先生も来て準備万端です。
普通に小さい機械で、眼科とかで良くある「アゴを乗せて眼を当てて~」な感じの機械でした。
それにその通り、アゴを乗せるんです。
そうすると先生が用を始めて、「ポン!!ポン!!」とか音が音がするんです。
それが「レーザーを射出してる音」のようです。
はじめの数発は大丈夫だったんですが、途中から後頭部が痛くなって来ました。
眼に直接、処置してるので、頭に刺激が来るのでしょうね?
少し気分が悪くなり、先生に言うと「直接、麻酔をしましょう」との事・・・
「麻酔ってさっき目薬したじゃん?」って思ったらですよ・・・

「眼に直接、麻酔の注射をする」

と、先生が言うじゃないですか!!
もうビックリですよ!!
眼に注射ですよ、注射!!
針ですよ、針!!
もう不安MAXですよ。
しかし、先生は「痛くないし、すぐに済む」とか軽く言うし・・・
このままではレーザー処置が進まないので、もう確定だったようです。
すぐに注射の準備が・・・

しかしですね・・・実際は、そんなに痛くないんです、眼に注射されても・・・
最初にチクッとはしましたが、「眼にング、ング入ってくる感じ」はある以外はそれといって普通でした。
その上、すぐに効くんです。
もう眼が動きませんし、あんまり見えません。
さぁ~レーザーの続きです。
で、これで終わると思ったんですが、後半はやはり気分が悪くなったりしました。
とはいえ、「レーザー凝固」はお終いです。
ちなみに「俺、『眼からビーム』じゃなくて、『眼にビーム』やったぜ!」とかネタにしようと思う余裕も若干ありました。

さぁ~次は「冷凍凝固」の時間です。
手術とはいえ、レーザーの方はすぐに終わりましたし、冷凍も簡単に終わるのかな~っとか考えてましたら・・・
「手術着に着替えて、処置室へ来てね」とか言われて、不安度アップ!!
「手術着に着替えないといけないくら、凄い事するの?」と・・・
インターンの方だかに教えてもらい、着替えの部屋に入って~服を脱いで~下着だけになって手術着を来て、待合室みたいな所に行きます。
インターンの方が「ご質問とかありますか?」と言われたので「冷凍凝固って何なんですか?意味が分からないので不安です。」
というと、「鉛筆みたいなので、患部を当てて冷やしていき、凍傷を起こすみたいな感じです」との事。
なんでも「レーザーは真っ直ぐ出るんで、黒目に近いとレーザーが当たらないので、冷凍凝固をつかう」んだそうです。
なるほど・・・少しは理解出来たぞ。

さて、準備も整って処置室に入ります。
気分は「仮面ライダー・本郷猛」です。
眼の処置なんで、少し暗めの部屋で固いベッドに寝て開始です。
先生も手術着に着替えてます。
さて、実際のところ、直接麻酔のせいで見えはしません。
しかし、右目に「プスッ、プスッ」何かが刺さっている感じはしました。
その感じがした時にベットの下付近から「プシュー」と音がするんです。
コンプレッサーの音でしょうか?
液体窒素だけで冷やしてるのか(かってな思いこみ)
あまりハッキリとは覚えてはいないのですが、これを10分くらいしたと思います。
最後に顔の右側にガーゼとかいろいろ貼って、お終いです。

先生の話ですと・・・
「最初は少し腫れる」
「明日、ガーゼは外して良い」
「はじめは、目やにがかなり出る」
「目薬を出しておくので、1日3回さす事」
「コンタクトは禁止」
「来週、また見せに来い」
との事でした。

ちなみに手術代は6万くらいで、となりの薬局で目薬を貰って帰宅です。
帰りはウチのバアちゃん家によって、いろいろ説明~
そうしてましたら、麻酔が切れたのか右目が動き出しました。

さて、その日はさっさと寝まして~翌日です。
ガーゼは取って良いそうですし、目薬もしないといけないので洗面所で外しますと・・・唖然としました。

目玉が腫れすぎてて、まぶたから飛び出てるんです!!

ビックリし過ぎて、クラッと来ました。
しばらく、鏡の前で呆然です。
「俺、ちゃんと治るのかな?」っとこらまた不安に陥りました。
当社比1,5倍くらいになってますし・・・
先生は「ガーゼを外して良い」とは言ってましたが、こんな顔では生活出来ません。
どこが「少し腫れる」だ~腫れすぎだよ!!
なんか、冷たい感じの先生だったもんな~
ショックを受けてはいましたが、薬局に行き眼帯を購入して、それを使って生活しました。

最初は「大丈夫か?」とは思ってましたが、日に日に治っていき、しばらくたったら普通になりました。
それ以来、定期検診を受けている訳です。

上の方にも書きましたが、眼の病気は知らない間に進行します。
だからといって、突然見えなくなるという訳でもありません。
もしも気になるという方は、1度「眼底検査」を受ける事をオススメします。

最後までお付き合いありがとうございました。

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