☆ 住 吉 大 神 浄 め 給 う ☆

天皇陛下、ありがとうございます。ご先祖の皆様、お父さん、お母さん、家族の皆様、ありがとうございます。

“ 縁なき衆生は度しがたし ”

2014-03-19 00:50:16 | 今日の光明法語


迷いの中に悩みながら、こちらが救けてあげたいと思うけれども、

宗教とか信仰とかというものに興味のない人がたくさんある。

このような人を救うにはどうしてあげたらよいのであろうか。


釈尊はこういう人の事を「 縁なき衆生は度(ど)し難し 」と仰せられた。

「 度す 」というのは「 済度(さいど)する 」ことである。


実相光明世界 ― 即ち「 彼岸 」に度(わた)してあげたいけれども、

「 縁 」 即ち触れ合う、機会が無いということである。


肉体は互いに触れ合い、目に触れてはいるけれども、

「 機 」即ち「 心のはたらき 」が互いに「 会う 」ことがないのである。


それは恰(あたか)も、ラジオの放送電波は現実に今此処に到達しているけれども、

放送電波と受信機との波長があわないので、

いくら「 善き助言 」を放送してあげても、彼らは波長の合わぬラジオ・セッとのようなものであって、

心の触れ合う機会がないのである。




『 生長の家 』 誌 昭和四十四年十二月号

「 実相を礼拝して 生活を光明化するには 」 八日の法語  谷口雅春先生