『 海洋国家日本の構想 世界秩序と地域秩序 』 伊藤憲一 監修 フォレスト出版
2001年(平成13年)2月15日 初版発行
監修者である伊藤憲一氏は、以前、「 栄える会 」のゲスト講師として、
講演をされていたことがある。
本書は、「 海洋国家セミナー 」 において、四名の方々が問題提起をし、
問題提起ごとに、それぞれについて自由討論に入るという構成になっている。
その中で、元外交官の岡崎久彦氏は、「 北東アジアの安全保障を考える場合、
・・・・台湾が持つ戦略的・地政学的重要性は大きい 」 と 述べている。
台湾問題は、日本問題でもある。
また、海洋の深さが、潜水艦の行動を大きく左右しているようである。
本セミナーでは、< 沖縄を訪ね、尖閣諸島の視察などを通じて南西海域における
海洋交流の歴史や 現在について現場で学ぶ機会をもったこと > を 紹介している。