『ミレニアム』(スティーグ・ラーソン)








 ミレニアム再読です。面白かった。間違いなくエンターテイメント小説の最高傑作の一つ。名脇役から始まって結局は主役のリスベット・サランデルのキャラクターが秀逸です。
 ハッキングが万能だと全ての難題が簡単に解決されるのでこれに頼りすぎると物語としてどうかと思うところもありますが、1巻、2巻は新しい世界観に驚きの連続、ワクワクの読書体感です。
 映像ではハリウッドリメイクの方のドラゴンタトゥーの女のルーニー・マーラとダニエル・クレイグの印象が強すぎて、スェーデン版は観る気がしません。このコンビでの続編の映画化を期待しますがもう無理でしょうか。

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