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エイジア「エイジア ~時へのロマン~」(SACD SHM仕様)
横浜モアーズにあるタワーレコードを散策するとSACD対応プレーヤー専用ディスクを集めたカゴがありました。「音が深い!気持ちいい!ずっと聴いていたくなる、別次元のクォリティ。」とCDの帯にあります。なんと4500円。高いなあ、でも、SACD専用だと何か基材が違うようでもしかしたら本当に異次元のサウンドなのかもしれません。
迷いましたが一枚試してみることにしました。ディスクは1970年代~1980年代のディスク中心、その中から1982年のエイジアのデビューアルバムにしました。高校生の時、ロック好きの友人らの「エイジア聴いたか?」「すげえよな」という会話で知ったバンドです。プログレの強者が新しく作ったバンド、スケールの大きいロック・ポップ、時代を代表する一枚。
帰って早速聴いてみました。いい音です。確かに深くてキレがいいです。ただ、「別次元」とまではいえないかなあ。2曲目の「オンリー・タイム・ウィル・テル」などのシンセサイザーの音はやはり違います。ギター、ベース、ドラム、ボーカルの音もずっとではありませんが、あれ!とハッとする箇所がいくつもあります。耳を澄ますと良さに気付きます。
最新の録音だとどうなんでしょうか。SACDの評価にはもう少しディスクがお金が(?)必要なようです。ちょっと高かったですが素晴らしいアルバムの素晴らしい音のディスクであることには違いありません。30年近く前の(え!?30年・・・)感動が蘇りました。
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