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【薬師岳】・日帰り登山!折立より【創楽】

2009-08-31 10:54:42 | 北アルプス

昨日の視覚障害者(富山三ッ星山の会)主催薬師岳登山が中止となり、又、大日平では視覚障害者から勇気を頂きました。
そこで、本日、薬師岳 日帰り登山を決行する。


詳細な薬師岳登山についてはこちらへ


内訳
折立登山口 6:42
三角点    7:42
太郎小屋   9:08
薬師岳小屋 10.33
薬師岳頂き  11.15
約4時間30分です。

下山4時間(その内、30分は太郎小屋でのんびり休憩含む)

登山には、町内の登山仲間の長谷さんが同行します!


AM6時ごろ、有峰林道ゲート前、沢山の車が待つ!
天候はガスが掛かっています。


折立より、急坂の樹林帯を通り、三角点を過ぎしばらく
行くと、穏やかな、木道をなる。我々は、前半の急坂を
三角点まで1時間と言う、猛スピードの為、この緩やか
な、だらだら坂が脚に堪えてきます。(馬鹿であった)
登山ガイド本には、折立→太郎小屋まで6kmと記載されて
いたのに、現地案内は8kmと成っていた。しかもこの木道に入ってからの案内であり、疲れが倍増する!ガイド本の嘘つき
(皆様も気を付けて下さいませ!2kmは大きいです)
誤記載は、登山計画に支障がでるので、その本の名を書かせて頂ます。

 日本百名山 登山ガイド (中) 山と渓谷社 (注意

 
これが証拠です。



現地案内に従うと第2日は18kmです。11kmが18kmでは
いくらなんでも、現地に行っらびっくりする!

太郎→薬師岳5km
薬師岳→太郎5km
太郎→折立8km
合計18km

カシミールだと16km位です
どちらにしても11kmは無い!!

現地案内では、どう考えても、視覚障害者が1泊2日で行けるとは考えられない
昨日の健脚が視覚障害者は高低差600m・距離3.4km行くのに3時間であり、それ以上の登山はパートナーの疲れなど考えると、非常にマズイ・・・・
自分も昨日までは安易に考えていた。反省

太郎小屋から、薬師岳小屋までにある薬師沢ですが、
想像以上に嶮しいです。恐らく雨天では、激流が流れる
恐れあり!とても危険なルートと感じる


薬師岳小屋にて、薬師岳3回目のベテランの長谷さん
3時間40分で薬師岳小屋のペースには、さすがにこの表情
!自分はもっとヤバイです。


薬師岳頂きには、沢山のツアー登山者が居られました。
話を聞くと、室堂から2泊3日の縦走らしく東京の方など
高齢の女性が多い!恐ろしく健脚である。
最後は女性が強く・根性があるのか?と考えさせられる。


下山時、太郎小屋付近にて雷鳥の群れに出会う!
感激!!悪天候にて展望は望めませんでしたが、この
感動で、そんな事を忘れさせられます。

これより、無事登山を終了!亀谷温泉 白樺ハイツにて温泉に入り、満足の一日でした!

まとめ
薬師岳のコースは、長く感じる、標識では、
折立→太郎小屋 8Km
太郎小屋→薬師岳 5km

合計13km

往復26kmです

自分のカシミールデーターですと、片道12km位です。

どちらにしても、日帰りでは20km以上は歩きます
高低差1700m位

ガイド本には余りにも、木道の写真が多く簡単に見えたが、正直1泊2日でも初心者では、キツイと感じる。

天候が悪いと、登山最初の樹林帯の急坂が滑りやすく
太郎小屋を過ぎてからの薬師沢は、水が流れていると思います
(ふだんでも、一部登山道が沢になってる部分あり)
注意が必要です。

北アルプスでは珍しい位の穏やかな、登りやすいとありますが、油断は禁物です。
改めて、昨日の悪天候による視覚障害者の薬師岳登山・中止の判断は
正解だったの確信します。

立山と双六を結ぶ中継点太郎小屋は、この日も賑わいを魅せてました。

詳細な薬師岳登山についてはこちらへ


富山三ツ星山の会 10周年記念登山

2009-08-31 08:51:28 | 登山 
2009.8.29富山に視覚障害登山の会(三ツ星山の会)が有るのをご存知でしょうか?
昨年、視覚障害者・剱岳登頂!成功!!新聞記事になった
会です!
さてその三ツ星山の会が、10周年を記念し薬師岳登山を8.29予定しており、自分も参加するつもりでしたが、悪天候の為に中止になりました。残念です。
この記念行事に同じ東京の視覚障害者の会(六ツ星会)の女性2名(1名視覚障害者)も来て頂いており、せめて富山の山を満喫するごとく
、大日岳の通過点、大日平まで天候の様子を見て行くことにしました。


称名滝駐車場より、大日登山口へ
悪天候の為、珍しい、ハンノキ滝やソーメン滝が見える!
因みに、下山時には、ソーメン滝は流れてませんでした。


基本的には、視覚障害者は、パートナーの後ろ綱を摑まりながら、アドバイス(右に大きな岩有りなど)受けながら登りますが、急坂はそうは行かず、視覚障害者が単独で手さわりでアドバイスを受けながら登ります。
写真は、牛の首手前の急坂であり、正に手さわりで登っている様子です。

正直、驚きます。こんなに凄いは、
我々はサポートのつもりで登ったが、逆に勇気を頂くとは・・・・・

自分の情けなさと驕りに、反省です。

その後、無事大日平に到着!感動を分かち合う!

本日、貴重な経験を、どうもありがとうございました!