緩まず
綻ばず
独り居る
私語を止め
音源を止め
心音を止める
朱い月が燃えている
いまだ百難に至らぬか
わたしを射る 冷熱の貌 憐憫の眼差し
私心無し。 ゆらぎ無し。
ひたすら在り続けるだけの
存在の証しの美しさよ
綻ばず
独り居る
私語を止め
音源を止め
心音を止める
朱い月が燃えている
いまだ百難に至らぬか
わたしを射る 冷熱の貌 憐憫の眼差し
私心無し。 ゆらぎ無し。
ひたすら在り続けるだけの
存在の証しの美しさよ