取るに足らない物音にも
きっと身構えてしまう
ありふれた野の花をさえ
前のめりになって覗き込む
敢えて問わない閉ざされた杜の
無邪気で素朴な大樹の物語が好き
曠野を踏みしめ、吹き渡り
水霜を降らせながら届く白い最終章
記憶にも無い
名前も知らない時の羽根扇
振りかざすべき何ものもない
静かに開く引き換えたわたしの過去
きっと身構えてしまう
ありふれた野の花をさえ
前のめりになって覗き込む
敢えて問わない閉ざされた杜の
無邪気で素朴な大樹の物語が好き
曠野を踏みしめ、吹き渡り
水霜を降らせながら届く白い最終章
記憶にも無い
名前も知らない時の羽根扇
振りかざすべき何ものもない
静かに開く引き換えたわたしの過去