冬日の虚心持て余している下弦の月
加護の光り降り注ぎ
切り裂かれた恣意の闇を通り抜けた
不穏な一矢も放たず
沈黙で虚心を宥め
一切争わない事にしたのに
何故こうも苦しいのか凍る月よ
手から目に
眼から耳に
耳から鼻に
すり寄る移り気な 冬の薔薇の吐息
どうしても好きにはなれない
許せない節操にさえ目をつぶり
天啓をも願ってみた
老樹の泪は空涙かも知れないが・・・
ほだされて騙される 生きてする善意。
加護の光り降り注ぎ
切り裂かれた恣意の闇を通り抜けた
不穏な一矢も放たず
沈黙で虚心を宥め
一切争わない事にしたのに
何故こうも苦しいのか凍る月よ
手から目に
眼から耳に
耳から鼻に
すり寄る移り気な 冬の薔薇の吐息
どうしても好きにはなれない
許せない節操にさえ目をつぶり
天啓をも願ってみた
老樹の泪は空涙かも知れないが・・・
ほだされて騙される 生きてする善意。