逃げ足の速い日没の太陽と共に
居心地の良い息災の一日が消えてゆく
悪あがきする独裁者の眼が血走り
懲りもせず檄を飛ばしている
鋼鉄がいともたやすくひしゃげ
潰れた塊のそばで花束が枯れている
質量は花束と同じだが分量が違うから
愁眉を開いて見続けていられる
ここまで突きつけられてもひるまぬ無月の闇
日に月に重くなる老体を持て余しながら
落ち葉をかき集める
逃げ足の速い日没の太陽と共に
居心地の良い息災の一日が消えてゆく
悪あがきする独裁者の眼が血走り
懲りもせず檄を飛ばしている
鋼鉄がいともたやすくひしゃげ
潰れた塊のそばで花束が枯れている
質量は花束と同じだが分量が違うから
愁眉を開いて見続けていられる
ここまで突きつけられてもひるまぬ無月の闇
日に月に重くなる老体を持て余しながら
落ち葉をかき集める