goo blog サービス終了のお知らせ 

ポチの犬小屋

Macユーザーのポチによる、Vodafone702NK使用日記

音質くらべ・まとめ

2005年06月14日 | 2.各種測定、自作物
なんと、あのMamo-Dead4.0のmamosukeさんから、BouceMP3を頂きました。
702NKユーザーの方との具体的な交流は(メールですが)これが初めて(笑)
mamosukeさん、本当にありがとうございました。すごいです、コレ。



mamosukeさんの先日の記事の通り、対応フォーマットがかなり豊富。
wavはCDクオリティもOKなので、仮に702NK対応のCDライターがあれば
このBouceMP3で内容を確認しつつ、製品クオリティのCDが焼ける。
また、rm、wma拡張子も認識するので、これらも再生出来そうな雰囲気。
ただし、このフォーマットのファイルの作り方が分からないので未確認。
さらにソフトを終了させた時もoggplayのように一瞬操作不能になるような
挙動はせず、かなり安定している。

では早速、先日とまったく同じ条件で測定開始~。



比較対象になるFFT画像は以下の通り。
RealPlayerのFFT画像oggplayerのFFT画像AACPlayerのFFT画像

ご覧の通り、今回も各ソフトにおける音質の差は確認出来ず。
では、各ソフトで演算が違うと思い込んでいた、音量変更時はどうだろう?
音量ゲージが10段階あるRealPlayer、oggplay、BounceMP3の3本で検証。
それぞれ、音量ゲージ5で再生。せーの、ドン。







おお、微細ながらも差が出た。特に10kHz以上。
オリジナルのFFT画像と比較すると、RealPlayerとoggplayの11kHz域は
ロスが出ている。BounceMP3にはヘコみが無い代わりに僅かな歪みがある。
この帯域の音が聴こえにくくなるのが良いか、聴こえるけど歪むのが良いか。
しかし、音量フルではBounceMP3もロスしている。
音量下げて再生可能範囲が広がった?????

まとめに先日、cabさんよりいただいたコメントをちょっと引用。

OggPlayのページを見ますと、OSの用意したMMF(Multimedia Framework)の
機能を利用してMP3やAACは再生しているようですね。
OSが機能を用意しているのであれば他のプレーヤーもそれを利用している可能性は
高いと思われるので、それで違いが出ないのかもしれませんね。」

オリジナルのまま再生する際には、ずばりこれが答えでしょう。
しかし、音量5での測定結果から、音量の増減時には各ソフトで
(BounceMP3だけ?)独自の演算を行っている可能性がある。
とはいえ、どのソフトも極端に音質が変わるものではなく、同じように
優秀なので、どれを選んでも間違いはないというのが結論。

さて、音質くらべは以上でおしまい。
BounceMP3を提供してくださったmamosukeさん、重要なコメントを
投稿していただいたcabさん、本当にありがとうございました。