ぽかろぐ

おうちが仕事場業・ぽかこの日記。お出かけと文房具と写真大好き

父親のボールペン

2015-03-12 12:24:03 | ペン類
仕事場の整理するのに父親の遺品がまとめて入った箱を整理してたら、古ぼけた文房具が出てきたので調べてみました。
まずはこちら。おわかりでしょうか。

わからなかったので調べてみたらプラチナ萬年筆・ダブルアクションというものらしいです。
でもアマゾンで出てきた画像だと金属の回転部だったりして高そうなんですが、これは思いっきりプラです。
黒ボールとシャープの2本のみ。
随分違うけどダブルアクションとは書いてあるんですよね…。
シャープはしっかり使えますが、ボールペンはさすがに無理がある感じに。
機構が壊れているわけではないので替え芯入れ替えたら使えるかも…?いや多分使わないですけど…。


茨城某所の斎場の謎のノベルティ

黒0.5、1.0、赤0.5、青0.5。
ノベルティとは思えないほどの軸の立派さ。
書き味は…うん、ノベルティ。
0.5黒だけまるで低粘度のような書き味。
他はぬっとぬと。海外のお土産ボールペンのようなぬっとぬと。
うちにあるものでは同じもの見つかりませんでした。
ただこれ、どこでもらってきたんでしょう。
いや斎場なのはわかってるんですけど、これ多分母方のおばーちゃんの葬式…。
父は「次女の夫」で車の免許もなく運転手も出来ないので、斎場に打ち合わせで行ったとは考えにくいんですよね。
あ、受付かなあ。いや受付もやってないなぁ。そのころ既に末期でバチ指でしたし。
自分の亡くなる2か月前のことですし。
うーん?

父は学校事務員だったので、文房具カタログなどはよく見ていたのかなんとなく詳しかった気がします。
当時一般的でなかったシャーボも持っていましたし便利なんだぞと説明もされた気がします(ただし「シャーボ」かどうかは不明。シャープとボールが一体化したものをシャーボと呼んでいたような)
ノートもこだわりなのか惰性なのかわかりませんがツバメ一択。
マメに野球のデータつけてました。

新しいものも大好きで、ワープロなども新製品が発売されると買っていました。
定年退職したらきっとノートPC買ってネットやって、今ならiPadなどもスイスイやってブログとかやっちゃったりしてたかも知れません。
ドトールでジャーマンドックとアイスコーヒーお供に典型的なガジェッターになってたかも。
当時の私は学生だったので、一緒にユザワヤ行っても私は画材コーナー、父は事務用品コーナー。
低粘度ボールペンとか触って仰天してたかも知れない。
ジェットストリームとかビクーニャとか触ってなんだこれ!って。
家庭内ジェットストリーム派ビクーニャ派戦争なんかも起きていたかも知れない(笑)
いや、父はアクロボールかも?ガリッと書くからしっかりした書き応えのが好きかも?
今ならあれこれ文具やタブレットについて話せたのかな、と思うと、もう少し生きてて欲しかったなあ、と17年目ながら考えてしまいます。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
17年ですか。 (narkejp)
2015-03-13 06:33:49
お父さんの遺品、ちょいと切ないものがありますね。ボールペンの替え芯があれば、現役で使ってあげられるのでしょうけど。本当は、もっと長生きしてもらって、いろいろな大人の話をしたかった、ということだろうと思いますが。生きていれば喧嘩もするし、考え方も違うし、うざいと思ったり、大変な面もあるんですけど、やっぱりたよりになるし、生きててほしかったですよね~。よくわかります。
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Re:17年ですか。 (pocaco)
2015-03-13 14:02:29
早いもので17年も経ってしまいました。
形見としてはパーカーのディズニー全日空コラボのボールペンがあるので良いのですが、生前父はこれらのボールペンで何を書いていたのだろうと思います。
大人な話と言うよりは、趣味の話に付き合ってあげたかったな、という感じです。
父はどちらかというとオタク気質で、母と小姉はあまりそういう感じではなく、大姉はオタク気質ではありますがほぼ画材や製図用なんですよね。
私だと仕事する頃には時代も変わり、作業はPCで、事務は文房具やガジェットで、という感じなので少しばかりでも付き合ってあげられたかも知れないという気持ちがあります。
インクは探せばありそうなので、ダブルアクションだけでも復活させてみようかなと思います(´∀`)
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