ぽかろぐ

おうちが仕事場業・ぽかこの日記。お出かけと文房具と写真大好き

見た目×文房具

2014-10-13 12:33:50 | 文房具
打ち合わせの際に使う文房具というのは、自分の好みよりも相手に合わせます。
そのため「打ち合わせ用ノート」がいくつか存在します。

例えば、堅い職種の方がクライアントの時はカッチリしたノートと、実用的なボールペン。
四角四面で無地でモノトーンの物が好ましい。
価格帯も安物ではないけれど高級過ぎないものが良いです。
堅い職の方はフリーランスのデザイナーと言うと見下しがち…と言うと聞こえは悪いですが、プライド高い方が多いので高級なもの使ってると癇に障る方もたまーにいるんですよね。
無印良品のポリプロピレン表紙のノートとジェットストリームあたりが無難です。

例えば飲食店やアパレルなどデザイン重視の職種の方がクライアントの時は、デザイン性の高いノートとスタイリッシュなペン。
色は出来るだけカラフルな方が良い。
ジークエンスやカキモリにLAMYの万年筆などが活躍してくれます。

例えばネイルサロンなどの女性向けの職種の方がクライアントの時は花やレースモチーフの女性が好みそうなものが詰め込まれたデザインの物が良い。
てぬコレや北欧文具などが活躍してくれます。

これらは営業的な意味でもありますが、相手のイメージを引き出しやすくするためでもあります。
カッチリした職の打ち合わせにふんわりしたノート持って行ったら「大丈夫かな」と思われますし、逆もまた然りですよね。
「私はあなたのイメージを尊重します」という姿勢を見せる事で話を聞かせてもらいやすく、また、私の話も聞いてもらいやすく。
そうしないとなかなかこの仕事は話が進みません。

また、デザインを依頼される方の殆どはデザインに関しては素人のため、イメージを伝達したり、発想をまとめることが苦手です。
そこで相手が好みそうな物を打ち合わせの場に置く事で、「ああ、こういう感じが良い」とか「これよりもうちょっと…」などの切り口を作って置くとスムーズなのです。
色見本だけ置いておくより、実際に配色されたデザインのものを見ながら話した方がお互いに楽で。
服装などでも合わせますが服は似合う似合わないがあるので、上手く調整出来る文房具は有り難いです。

ただし私の引き出しの中身がパンパンになります…(笑)





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