ぽかろぐ

おうちが仕事場業・ぽかこの日記。お出かけと文房具と写真大好き

家族が適応障害

2014-02-25 17:36:47 | 日記
姉が適応障害の診断を受けました。
それ自体は今に始まった事ではないのですが、半年ほど前から心臓の痛みを訴えるようになりました。
うちは父も心臓疾患あったことから最初のうちは心配して病院に行きましたが、なんともないのです。

そのうち何度も夜間外来で行くようになりました。
会社休めないから病院に行かない→夜になって具合が悪くなる→夜間外来という流れです。
もちろん夜間なので専門医もいなければ検査もろくにしてもらえません。
だから私達家族も昼間行け、とは言っているものの、当人の仕事がだれでも出来る仕事ではなく、また勤め先も小さい会社なので本人が休めないと言えばどうしようもなく。


と、頭を悩ませていたのですが、どうもこれ、本当に気のせいらしいです…

ただし「気のせいで」「本当に体調不良」だと「脳が信じてる」ようで。
息苦しい、頭に酸素が回ってない感じ、手足が痺れる、など訴えてきても、酸欠ということは貧血、でも顔色は正常。
息苦しいという割に大きく口を開けたりハーハーもヒューヒューもしていないし脂汗も冷や汗もない。
痺れるという割には手足のむくみもなく。

素人ですが私も何度も入院経験があるもので、よく見られる症状というのは間近で何度も見てますが一切ないんですよね…。
もちろん素人の判断を基準に考える気はないので、本人が夜間で病院に行きたいと言えば付き合うわけです。
別にお金は本人持ちだし、私も特に急ぎの仕事がなければ付き合う程度の時間はあるし。
ただ、毎回結果は何もなし。

が、先日嘔吐感もあると言い出しました。
その頃には私も母もまたかという感じになり、洗面器持って行って寝てなよ、という感じで。
でも吐いてるどころかえづきもない。
二階にもトイレあるし寝てなよと行っても二階ではなく一階のトイレに入る。
もしかしてこれはだんだん気にしなくなってきた私たちに対して悪化アピールではなかろうかという気がしてきました。
それからしばらくして「救急車呼んで」と言い出した。
えっ!?となりました。
自分で二階から階段で降りてこられるし、会話もできる。意識もある。
冷や汗や痙攣もない。

ここで少し遡ります。
何年も前ですが、私は過労で倒れたことがあります。
夜中に突然の嘔吐で目が覚め、トイレで何度も大量に吐きました。
脱水のせいか意識が朦朧として来たので、意識があって動けるうちにと救急車を呼び、来るまでなんとか自力で支度し搬送してもらいました。
ただし頑張れたのは救急車に乗るまでで、乗ってすぐ意識はハッキリしない、隊員さんの声は聞こえるけど会話は不可能、病院についてストレッチャーに乗せられたらしいけどもう目を開ける力もなく救急医話に頷く程度で。
ただ、覚えてるのは明日は会社休んでゆっくりして下さいという先生?の腕を掴んで
「入院しないと会社休めない…」
と訴えたところまで。
当時勤めていた会社は今で言うブラックで、体調管理もままならないほどの業務に午前様の残業、休日出勤。
体調崩したので休むと電話すれば舌打ち。
これが全員ならともかく、一部の人間のみ被るシステムで。
だから入院でもしないと休めないような環境だったのです。
次に嘔吐感で目を覚ました時には知らない病院。
どうやら入院させてくれたらしいというのはわかりました。

で、姉の話に戻ります。
どこに行っても「気のせいだ」「適応障害から来てる」と言われ続けた姉は医者の言葉を信じず、医者がまじめに診てない、専門医じゃないからわからない、と思っていて
「救急車で行けば深刻に見てくれる」
と考えたらしいのです。

救急車は相当キツイ状態じゃないとこっちがキツイよ?

私がそう言ったものの、姉は頑として救急車を呼べというのです。
この病気は全否定しても悪化するし、こうなれば一度痛い目見ろという気持ちもあり救急車呼びました。

結果はもうほんと救急隊員さんゴメンなさいでした

それでも酸素量など、隊員さんは数値で見せて姉を大丈夫だと安心させてくれようとしたり、辛い症状があるなら搬送するけど何を治したい?と聞いてくれたり、私から見たら「さすがプロ。心理的なとこもフォローしてくれるんだ」と思ったのですが、姉からしたらやはり「キチガイがなんともないのに呼びやがって」と思えたようで…。

母と二人でご迷惑おかけしましたと謝り、搬送なしで帰還してもらいました。
もうほんと申し訳なさ爆発のところに隊員さんもわかってるよ大丈夫仕方ない。あなた方も大変だみたいな空気醸し出しまくっててくれてて申し訳なさ爆散する勢いでした。

その3時間後、結局病院行きたいと言い出したので仕方なく付き合って夜間外来へ。
実は今までに行った病院は私自身2度も人生に関わる誤診をされており、我が家全体としてあまり信用がなかったのです。

なので隊員さんが教えてくれた違う病院へ。そこの先生、子供に好かれそうな良い先生で、おそらく「適応障害」と、心気症の可能性も考えて理解した上で検査も多めにやってくれたので、これで納得したかなぁと思ってたらどーやら姉はそんなことないようで…


もー疲れたよー…。



人気ブログランキングへ