たしたりひいたり

+-2 gallery (プラマイツギャラリー)
の店主が綴る日々の出来事、コラム

夏の夕暮れを楽しむ

2005年07月30日 | たしたりひいたり
休日の夏の夕暮れ、子供の頃から好きなこの時間、何をして過ごそう
ひと風呂浴びて、一杯飲むか? やっぱりそれか・・・

やっぱり、それなんだけど、朝から家でゴロゴロしてて、夕方から飲みだしても
そんなにウマくない。ていうか面目ない。
たまになんだから庭の草抜きしたり、部屋の掃除したりして、汗をかいた後、
サッとシャワーを浴びる。
そうして、洗いたての少しゆったりしたTシャツとショートパンツに着替える。

さっぱりしたら、少しの肴と焼酎のロックでフニャ~とする。
ロックグラスも好きなものを吟味して手に入れ、これまた好きな鉢で育てた
盆栽など眺めながら・・・


そんな夏の一日をイメージして、「夏の夕暮れを楽しむ」と題し、グラスと器、
鉢と盆栽を集めた展示会を開催します。

グラスは鬼木美保子さん、器と鉢は楢崎十紀さんにお願いしました。
8月6日(土)から16日までです。
是非、見にいらして下さい。



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TWOMOONのミニスウェット

2005年07月26日 | たしたりひいたり
TWOMOON、ここの両Vスウェットやチノパン(正確にはウエスト
ポイントですが)を愛用されている方も多いのではないでしょうか。

1992年に誕生し、身に付ける道具として自分達の納得のいく、
そして永く愛されるスタンダードアイテムとなりうるものだけを
一型一型世に送り出しているメーカーの商品です。

かれこれ7、8年程前になるでしょうか、両Vスウェットのコダワリの
部分をわかりやすくお客様に知って頂ける方法はないか・・・との
問いに答えてくれ、スタッフの石川さんが、日々の業務の合間に
製作してくれたのが、この額に納められたミニスウェット
(原寸の10分の1)です。

パターンメイクから完成(写真)までの5つの工程ごとに作られた
それらを当店にて展示させていただきました。展示会終了後、
嬉しいことにそのうちの一つ、つまり完成品の額をいただきました。
胸と左袖に店名が刺繍してあり、とても気に入っています。

「桜梅桃李のページにあるコレは何?」とお尋ねいただいたお客様、
是非、店頭にてご覧になって下さい。触ってもいいですよ(笑)


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よそにない  モノが欲しくて  オリジナル その1

2005年07月24日 | たしたりひいたり
当店ではオリジナル、別注品には「=4(m)」のネームを付けています。これを生産最低
ロットの500枚作ったのですが、ウチのような小さい店のことですし、オリジナルなど
5型を作ってもまだまだ余っています。

自分自身欲しいもの、着たいものを作る・・・というのが前提にあるのですが、
(レディスは女なら着てみたい!ものと、スタッフQの欲しいもの・・・が基準です)
お客様にも喜んでいただけるものでなければなりません。

たまに引き出しからこの束を取り出し、あれこれ思いを巡らせます。
直感的にすぐに浮かぶ時もあれば、自分自身でさえ、何が着たいのかわからない・・・
そんな時もありますが。

この秋冬は幸いにも、というより必然的に着たいものが頭の中にあり、オーダーしました。
メンズではニットのジャケットです。

ニットウェアでは特に定評のある、NORIKOIKEの小池さんにお願いしました。

タイトでありながら、軽さと着心地の良さを持ち、シルエットもとてもきれいです。
パターンも新たにおこしてもらい、無理も聞いていただきました。
デリバリーが今からとても楽しみです。

詳細は当店HP、「桜梅桃李」と「the origin」で後日ご紹介致します。

   
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こんな感じが理想です

2005年07月22日 | たしたりひいたり
子供の頃から好きなんです、夏の夕暮れ。
学校帰りに寄り道してる時間だし・・・暗くなるまでたっぷり時間もあるし・・・
真っ黒な顔で遊んでばかりいて、塾も適当だったし。

ヒマなこんな日は店の外のベンチに腰掛け、文庫本でも読みながら、ビールでも飲む。
二軒先の焼き鳥屋のオヤジにレバーと砂肝、皮2本づつ持ってきてもらって。

通りがかった馴染みのお客さんが、
「さぼっとるなあ、営業時間中やろ」
「アハハ、一杯飲まへん?」
「うん、付き合おか」
「飲んだら、買い物もしてってな」
「こないだ、買ったばっかりやん」
「あっ、そうそう秋物の写真まだ見てもらってなかったし、ゆっくりしてって」

ちょっと寂れた商店街に店があって、商店街の会長さんが、
「夏祭り何するんか、決めといてくれよ~」
とか言いにきたり、真向かいの美容室のカワイイ女の子が
「髪伸びてきたなあ、切ったろ?」
とか、言ってくれたり・・・

そんな感じで商売したいな

最近すごいぐうたらオヤジ


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歳 関係なく怖いですよ

2005年07月21日 | たしたりひいたり
昨夜、いや、正確には今日です。
3時半頃目が覚め、それから1時間程眠れずに過ごしたはずです。
ようやくウトウトして、眠りが非常に浅い感じだったのですが、部屋全体か、
もしくは非常に近い位置でゴッとか、ドンというような音がした気がしました。
何度も経験しているので、あっ、また・・・と眠りの中で思っている自分自身
その音を感じた直後、横向きに寝ている私の背後から風が吹いているように思えました。
バタバタバタッと掛けているタオルケットがめくれそうなほどの音や風を感じ、やはり
エエ歳したオヤジでも怖いので、ウ~~~~と叫びました。
(眠っているようでも自分の声が聞こえます)それで目が覚めると
何事もなかったように静かなんですが・・・・・
しかし、これはなんなのでしょう。
金縛りに近い感覚・・・・・
床に就いたとき、ああ、今日はいやな予感がする・・・とか、枕元や足元のほうで
誰かが歩いているような気がする時、っていうのがあるんです。

あるお客様と話していた時、その方も、同じような経験があるとおっしゃってました。
ああ、いるなあ・・・っていう風に感じると。

また、ある方は非常に霊感が強いとご自分でもおっしゃってましたが、(ああ、怖い)
「私、見えるの、あ、あんなところにいるな、とかクルマ運転しててもね」って

そんな話を思い出して鳥肌立ってきました。


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牛丼

2005年07月17日 | たしたりひいたり
すきやき用の肉を使います。ここが大事じゃあないかと・・・
これをフライパンで軽ーく焼きます。
で、味付けは低塩だし醤油。ここも大事じゃあないかと・・・
熱々のご飯の上にカイワレといっしょに乗せます。
カイワレといっしょ・・・これもハズせませんよ
で、肉に一味唐辛子を少々ふりかけ、ハアハア
二つに切ったら、黄身がとろ~りとこぼれる半熟たまごを乗せて、ク~!
茄子とアゲの味噌汁、焼酎のロック2杯とともに一気に食います。


うみゃ~


どえりゃあ うみゃ~でかんわ (名古屋弁)

昨日の晩飯


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The Chairs Exhibition

2005年07月16日 | たしたりひいたり
昨日から名古屋は栄にある、ナディアパークの2Fアトリウムにて開催中の
「The Chairs Exhibition」を見に行ってきました。限られた時間の中での
鑑賞でしたが、22人の作家のそれぞれのアイデア、技術の一環をも垣間見ることが
できた様に思います。

腰掛ける・・・同じことでも、腰掛けようとする椅子のカタチ、デザイン、材質から
醸し出される、その椅子だけが持つ雰囲気を確かめつつ。
自分の体をどう受け止めてくれるのか、期待と不安の入り混じった気分で腰掛けてみる・・・
初めて目にする楽しげな椅子達は作り手の気持ちそのもの。全身で使う人の体を
支えてくれてます。
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あら!お揃い?

2005年07月12日 | たしたりひいたり
このところ話の内容が不思議体験みたいなのが続いたので、この「たしたりひいたり」
ではやはり、服屋の店主らしきものを綴らねば・・・と思ったのですが、今は服に興味が
ないので(うそ)こんな話を。

随分前の話なんですが(こんなん多いな・・・)Mさんというお客さんが、こう言ったんです。

「今度名古屋にメガネ買いに行くんやけど、いっしょに行かへん?」

へえ、お供します、ってことで、ある日名古屋は栄で待ち合わせました。

その日、soutiencolのダークマドラスのプルオーヴァーシャツを着て出掛けたのですが、
Mさんに会ってビックリ!
 
シャツが一緒だったのか?
  
いえいえ、Mさんの穿くショートパンツと生地がいっしょ。
そうそう、soutiencolのショートパンツ買ってもらってたんです。

男二人いっしょのシャツっていうのも恥ずかしいと思いますが、何気にシャツと
ショートパンツの生地がいっしょ・・・というのも計算した高度なペアルックのようで、
これもすごく恥ずかしい。
しょうがないので、そのまま、バスにも乗ったし、眼鏡屋も行きました。
シャレた眼鏡屋さんでしたが、関係を詮索されたように思いましたね。
それから、栄周辺いろいろ歩き回る何気に憎いペアルックの男たち・・・オホホ
夕方、一杯やりましょうと大須を歩いていると、見知らぬおばさんが、含み笑いをして

「あら!お揃い?」

そーよー、オホホホホ

そのうち気にならなくなりました。慣れだね。


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鳥肌立ちました

2005年07月11日 | たしたりひいたり
昨日の話からまた一つ思い出しました。

今年の2月だったと思います。その日は東京出張で、朝6時過ぎ部屋で着替えを
していた時のこと。クロゼットの内側には鏡が取り付けてあり、その扉を開くと
部屋の外、つまり入り口と廊下側が鏡に映ります。ちょうど鏡に向かって着替えていた時
廊下をスッと誰かが横切る姿が映りました。カミサンが寝ている部屋の方向から
だったので、あ、起きたのか、駅まで送るつもりで起きたんだな・・・と思ったのです。
で、トイレへ行ったとばかり思ったのですが、トイレのドアの開け閉めの音がしません。
どこ行ったんだろ?と不思議に思い、廊下へ出てみると、彼女の部屋のドアは
閉まったまま・・・そういえばドアが開く音もしませんでした。
彼女は部屋から出ていません、部屋の外にスリッパが置かれていて、いつもそこで
脱ぐのです。
部屋から出る時はスリッパを履くはずですし・・・・・

そこで、さっき鏡に映った女性らしき姿を思い出し・・・・・

ゾーーーーーーーーー

全身に鳥肌が立つほどの思いをしたのは、これが初めてかも知れません。


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起こしてくれたのか

2005年07月10日 | たしたりひいたり
これも随分前の話なんですが・・・今日あることがきっかけで思い出したのでお話します。

カミサンがイギリスから帰ってくるその日、空港まで迎えに行くことになっていました。
寝過ごすのはマズイ・・・という気持ちからか、朝方眠りも浅かったように思います。
何度も目が覚め、その度に時計を見ては寝直す・・・そのせいか予定より寝過ごした
8時前ぐらいだったでしょうか、誰かの足音が聞こえる、というより畳の部屋で布団を
敷いて寝ていた私の体全体に足音が響いてくる感じでした。
その体感とでもいうのでしょうか、に起こされた、いや実際は目は覚めておらず、眠りの
中にいながら意識だけははっきりしているような奇妙な状態でした。
階下にいる両親が上がってきたのか・・・とも思いながら、なぜかそうではないと
確信していました。
以前から割と金縛りにあうことが多く、その時は決まって布団がずっしりと重くなり、
上から押さえつけられるような経験を何度もしていましたから、その恐怖心で
体はこわばり、今にも叫んでしまいそうです。その足音は私の枕元を通り過ぎ、
右側を下に横になっていた私の背後で止まりました。
誰だ!なんだ!すごく気味が悪く怖かったのを覚えています。
次の瞬間、布団がめくられた様に感じ、誰かがいるとはっきり意識しました。
もう恐怖は頂点に達し、助けを呼ぼうとするのですが声も出ません。
その時、耳元でささやく声を聞きました。

「おはよう」

ウワーーーーーーーーーーーーー

かなり大きな声で叫んだと思います。それで初めて目が開き、こわばった体が少しづつ
ほぐれていくのを感じました。
布団の中はもちろん、部屋には誰もいません。はっきり感じた足音や、布団をめくられた感覚、耳元の声は事実なのに・・・
夢ではないと断言します。

しかし、あの声は間違いなくカミサンの声でした。



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