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日本の書籍の話とSinglishの話。

2011-05-17 11:22:04 | Daily Life
 会社帰りに紀伊国屋に寄り道。
 さすが紀伊国屋だけあって、日本の本の品揃えは結構多いです。
 私が行くのは会社の近くのリャンコートの紀伊国屋だけれど、オーチャードの高島屋にある本店はすっっっごい広さで、日本の書籍もハンパない数が取り揃えてあるらしいです。

 しかし、いかんせん高い。とにかく高い。
 例を挙げますと、
 240円の少年ジャンプ=SGD6.70(460円くらい)
 1300円のビジネス書=SGD31.00(2100円くらい)
 1785円の地球の歩き方=SGD40.60(2800円くらい)
という感じですわ。

 こうも高いと、本1冊買うのも躊躇ってしまいます。


 さて、今日たまたま見つけて思わず買ってしまったのが「The Coxford Singlish Dictionary」。
 こんな本あるんだ、面白!
 というか、1冊の本になってしまうくらい独特の言葉遣いがあるっていうことか。。
 中をパラパラめくっているだけでも結構面白いです。
 よく耳にする感嘆詞っぽい言葉、たとえば「Wah lah」「Yah lah」にも意味があるんだなぁ、とか。
 福建語とマレー語がチャンポンになっているので、単語も独特だったりして、「何それ?」と思うことが多いのだけれど、その手の不思議な単語がたくさん載っていたり。
 同僚でよく「boss」という言葉を発する人がいるのだけれど、それはいわゆるボスではないことが初めて発覚したり。

 後ろの方には「Why Singlish is Better than English」というページがあって、要するにSinglishは正式な文法度外視で単語を省略しまくったり単語の順番がめちゃめちゃだったりするのだけれど、それで十分通じてしまう、economicalでeffectiveな言語なんだという例が載っていました。
 一つだけ例をご紹介。

普通の英語
「I'm sorry, Sir, but we don't seem to have the sweater you want in your size, but if you give me a moment, I can call the other outlets for you.」

Singlish
「No Stock!」

 えぇぇぇぇぇ。。。これはどうなんですかね(笑)。
 面白いけど。言葉というよりメンタリティーを端的に表している例と言った方がいいかも。

 じゃぁもうちょっとSinglishっぽい例をもう一つだけ。

普通の英語
「What will you be cooking tonight?」

Singlish
「Tonight you cook what, ha?」

 いやー、順番めちゃくちゃですね。
 それに、こっちの人ってよくha?って言うんだけど、日本語で「は?」って言われると若干不躾・無礼な印象があったりするので、ぶっきらぼうに「ha?」って最後につけられると、ちょっとうろたえます。


 ついでに見つけた動画もご覧あれ。
 冗談じゃなく、万事がこんな感じです。
 Singlishがわからないのは私のせいじゃない!と心の底から叫びたい。


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