いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

ヒロハホウキギクとクコとイシクラゲ

2022-12-03 00:31:00 | 自然
自宅近くで見つけた。小さい花だが、ピンク色でなかなか可愛い。

いつも通りとりあえず写真を撮っておいて、暇な時に図鑑やネット検索で名前を調べる。どう見てもキク科なので、まず手持ちの図鑑で調べてみたがわからない。ネットで「キク科 ピンクの花 秋に咲く」などと、いろいろ試してみたが引っかかってこない。

Googleの画像検索は何回か使ったことがあるのだが、花弁が5枚の花を調べているのに、「これです! 見つけました! 間違いありません!」的な感じで、花弁が6枚の私でもよく知ってるような花を、堂々と並べてみたりするので、あまり信用していない。

それでも今回は自力でなかなか見つけられず、ついにワタシ的には禁じ手である画像検索に手を出した。

と、程なくしてホウキギクとヒロハホウキギクというのを「これです!」と出してこられた。うわ、そ、それです!

花色がピンク色だということと、枝の開き方が60度より広い感じなので、たぶんこれはヒロハホウキギクの方だと思う。

たまたま、私が撮った写真と角度や大きさや枝の向きなどが、ものすごく似ている画像があったので、すぐに引っかかってきたのかも。

とにかく、まだまだ知識が少なすぎて、これが何科なのかとかがわからない。今回はキク科には間違いなかったが、そこからなかなか絞り込めない。

この間などは、国道沿いに生い茂っていた植物を同定するのに、花の形からナス科だろうというところまではわかったが、ワルナスビ? イヌホオズキ? などとさんざん迷った挙句、そういえば赤い実がついてたよなと、そっち方面からあたっていったらクコだった。雑草やなかったんかい。まあ、ナス科ではあるけれど。

さらにきのうは、たまたま見かけた動画で長年の疑問が解き明かされた。

駐車場とか空き地とか実家の近くの遊歩道とかに、以前からブニュブニュのワカメみたいなやつがよくあるのだが、正体がわからなかった。取り除いても取り除いても、いつの間にかさらに増殖している不気味なやつだ。

それがどうやら、イシクラゲという陸に生える藻類らしい。しかも、食べられるという。ウィキペディアを見ると、炒め物、天ぷら、佃煮、味噌和え、酢の物、味噌汁なんて書いてある。炭水化物とタンパク質が含まれているようだ。薬効成分もあるらしい。

私がたまたま見つけた動画チャンネルの方は、海苔みたいに板状にしたのと、味噌汁にしたのを食べておられた。匂いも味もなくて、プルップルした食感ということだ。

すごいな。そのへんにいっぱい生えてるよ。

ウィキペディアを見て一番驚いたのは、カラカラに乾燥した状態で80年以上保存されていた標本のイシクラゲに、水分を与えてみたら増殖を始めたと書いてあったこと。ホントかな。ネットにはたまに本当じゃないことも書いてあるからな。でも、ホントに本当なら、なんかちょっとクマムシみたいだな。しかも、イシクラゲは食料にもなる。

でもまあ、遊歩道のイシクラゲを食べる勇気は、私にはないかも。今のところは。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 但東暮らし340〜落ち葉掃きと... | トップ | 但東暮らし 341〜庭仕事とマ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿