いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

表現アーツセラピー体験ワークショップ

2007-05-19 19:48:29 | 出来事
きょうは広島にいる。広島国際大の広島キャンパスで表現アーツセラピーの体験ワークショップに参加しているのだ。

前回のワークショップは20人以上参加者があったらしいのだが、今回は先生お2人を入れて全部で8人。うち1人は午前中のみ参加、1人は午後から参加。

笠井綾先生はサンフランシスコのメディカルセンターや救急精神医療施設などでお仕事をされている表現アーツセラピスト。狩谷美穂先生は広島国際大やくらしき作陽大で講義をされる傍ら、執筆活動や学会発表などの学術活動をされている表現音楽療法士。本物の(という言い方は変かもしれないが)アートセラピストだ。

笠井先生に仕事場の写真をたくさん見せていただく。アメリカではアニマルセラピーも盛んで、ボランティアで動物を病院に派遣する団体というのがあるらしい。患者さんのペットを病室に入れることも日本と違って大丈夫なところが多いようだ。

それに患者さんが面会に来た家族と一緒に過ごせる部屋も、日本みたいな殺風景なところではなく、あたたかな居間のような感じだった。

日本だとまだアーツセラピストは病院でもボランティアみたいな感じでしか使ってもらえないが、アメリカではドクターからの要請でアーツセラピーを使って患者さんの痛みを和らげたりもするちゃんとした職業らしい。日本ではきちんと大学院まで出て臨床心理士の資格をとった人でも仕事がなくてたいへんなんだから、私らのような中途半端な勉強しかしてない者には仕事なんかないという話を、ついこの間聞いたばかりなのだが、やはり日本はかなり遅れているなあということと、同じ勉強するなら中途半端じゃいかんのだよなということを強く感じた。日本だと小野京子先生の表現アートセラピー研究所かなあ。宝くじにでも当たったら通わせてもらおう。

ところで写真のお弁当だが、笠井先生のご実家が八百屋さんで、そこの特製のお弁当らしい。私は未だかつてこんな全面的に緑色のお弁当を見たことがない。美味い。

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