いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

人は本当にある日突然向こう側に行ってしまう

2009-09-23 00:17:26 | 出来事
知り合いのご主人が亡くなられた。ついさっきのことだ。ご病気なのは知っていた。以前、うちのお舅さんやお姑さんが入院していた時、同じ病院のすぐ近くの病室に入院しておられたことがあり、お見舞いに行ったことがある。

「咳が長く続く時はただの風邪だと思わず、ちゃんと調べてもらわないといけない」と、その時何度も言われた。

いつだったか、私ら夫婦がよく遊びに行っている他人様の別荘の本当にすぐ近くに、その知り合いの方の別荘があることがわかり、とても驚いた。自宅も同じ集合住宅のすぐ近くの部屋なのだ。

ついこの間もちょうど同じ日に別荘(私らは他人様の別荘だが)に行くことになり、荷物を抱えて階段を降りたあたりでちょうどそのご主人と顔を合わせ、二言三言話をした。あの時、車の中で、お元気そうでよかったねと夫と話していたのだ。

以前、その方たちの別荘におじゃましてお茶をいただいたことがある。その時、ご主人が何度も咳をしておられた。その頃にはすでにご病気だったのかもしれない。

さっき、息子の車で送ってもらい、夫と2人で病院に行ってご主人にお目にかかってきた。ご主人はすぐ目の前に確かにおられるのに、でももうここにはおられない。亡くなられたという実感がまるでないのに、もう二度とお話しをすることができない。頭と心がバラバラでちぐはぐで何だか息が苦しい。何だかとても不思議な気がする。

今、ご主人はどこにおられるのだろう。まだ奥様やご家族のそばにおられるのだろうか。気をつけて向こう側に行ってください。そして見晴らしのいい場所を確保しておいてください。そのうち私らも(地獄に落ちなければ)そちらに行きます。そしたらまた一緒にお茶しましょう。
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