いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

焦った

2005-11-28 23:31:07 | 出来事
11月23日(祝)に伊勢松本にある子どもの本の本屋さん「メリーゴーランド」に行ってきた。四日市詩の会の初めての朗読会があったのだ。

この朗読会のことは友人からのメールで知ったのだが、最初の話の段階で(交通費も何も出ないけれども)出演依頼なのだと思った。で、その後チラシとチケットが送られてきたので、チラシはコピーをとって配り、チケットは5枚中2枚が売れた。この時点で、完全にこれは出演依頼なのだと思い込んだ。自発的に「私もチケット売りましょうか」と申し出ない限り、スタッフと依頼された出演者以外の普通の参加者(お金を払って参加する人という意味)が、チケットを売るということはこれまで経験なかったので。

で当日、私からチケットを買ってくれた人と途中の四日市駅でたまたま合流した人と私の3人で会場に入る。受付で係りの方がチェックされている紙をちらっと見ると、うわ、私の名前が、私からチケットを買ってくれた人と同じように並んで書かれているではないか。

そこで初めて、これは出演依頼ではなく参加要請なのだということに気づく。気づくの遅すぎやろ。か、かっこ悪い。慌てて自分のチケット代を足し、残ったチケット2枚とチケットの代金3000円を四日市詩の会の方にお渡しした。ああ、あぶなかった。ドキドキした。

いただいたプログラムを見る。出番は3番目。ゲストではあり得んな。朗読会の前半の最後が文芸評論の清水信先生で、後半の最後が松本きりりさんだった。ゲストはこの2人だな、これは。まったくどういう思い上がった人なんだ、私は。

ドキドキしたままの状態で朗読だよ~。ほんとに焦ったよ、私は。

しかし、朗読会自体は驚くほど淡々と進行し、予想外の早さで終了。普通は朗読1つ1つのメモをきっちりとるのだが、ほとんど何もメモがとれなかった。

さっき中日新聞のホームページを見たら、この朗読会の記事が出ていた。で、「オルゴール片手に朗読していた人がいた」みたいなことが……。いたか? そんな人。え、もしかして私か?

ううむ。オルゴールとちゃいますがな。「オルゴール片手に朗読している」というのと「アフリカの民族楽器カリンバを弾きながら朗読している」というのとでは、頭の中に浮かんでくる絵が全然違うような気がするのだが。テレビがいい加減なのは知っていたが、新聞の記事も適当なものだな。これからは新聞記事も鵜呑みにしないように気をつけよう。

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