旭山動物園に行こうー２

千歳空港に到着し、札幌第一観光のバスに乗車。で、たぶん４０人は座れる車内はがらーん。私らが参加したこのツアー、４組１８名しか申し込んでいなかったのだ。４組のうち１組は家族連れで４人、もう１組は若い女子の２人連れ、そして会社の旅行らしい一団１０人、それに私ら夫婦２人。

バスの座席は１人につき２つ使わせてもらえた。前の席に２人並んで座り、その後の席が荷物置き場になる。後にいるのは荷物だけなので、リクライニングも遠慮しなくていい。なんという贅沢な。

で、この日はやはりすでに真っ暗で、支笏湖に行っても何も見えないから３日目に予定を変更し、このまま直ちに１日目の宿泊先に行きますとのこと。この日の宿は登別温泉の「名湯の宿　パークホテル雅亭」というところ。

到着しさっそく各部屋にむかう。私らの部屋は７階の７２１号室。開けてみると予想以上に広い。手前が洋間で奥が和室になっている。冷蔵庫にもたっぷり水が冷やしてあって、後は何も入っていないので自由に買ってきたものを入れておける。

さっそく浴衣に着替え大浴場に。男湯はどんなだか知らないが、とにかくここも空いていた。脱衣場から長い階段を降りて浴場に行く。うわあ、すごい。低温風呂とか子宝湯とか単純硫黄泉とか露天風呂とかいっぱいある。でも入っている人が３人くらい。とてもいいお湯だった。露天風呂が気持ちがよかった。私が１番気に入ったのは、ちょっとしたプールくらいもあるお風呂で、どんどんお湯が流れ出ている近くに腰かけてぼーっとしていた。

でも、夫とだいたいの時間を約束してあったので急いで上がる。で、夫はもう廊下で待っていた。すんません。

今度は楽しい晩御飯。各自１枚ずつもらってあった蟹券片手に２階の「レストラン四季」に。蟹券と引き換えに１人に１つ、この三大蟹桶盛りがついてくるのだ。この蟹だけでかなりお腹いっぱいになってしまった。

私はまずもっともめんどくさいであろう毛ガニからやっつけた。その後タラバ、ズワイとやっつける。蟹以外はバイキングなので、好きなものを持ってきて食べるのだが、けっこう料理の種類が多くて楽しかった。おでんも食べたし、醤油ラーメンも食べたし、アサリのスパゲティーも食べた。食べてないものもいっぱいあったのだが、すでに蟹だけでお腹はパンパンなのであった。

ただ、ここの浴衣がくせ者で、綿１００パーセントならよいのだが化繊だったので静電気がすごい。トイレに行くたびに怯えていた。寝るときもまとわりついて、ものすごく寝苦しいのだ。夫はさっさと下着だけになって寝ていた。

で、翌朝は５時３０分に起き朝風呂に入る。露天風呂から、私の好きな蕾の形の月が見えた。たいへん幸せな気持ち。夕べよりは入っている人が多いが、それでも１０人以下。贅沢な温泉。

６時５０分から、夕べと同じ２階の「レストラン四季」にて朝のバイキング。これも料理の種類が多く、おかゆや湯豆腐もあった。どっちも食べてないけど。ヨーグルトがあったのが嬉しかった。