続・オルガン男のアナログ・ライフ Ver.2

オーディオ、音楽、ハモンドオルガン リズムマシン カセット レコードが好きなスタジオ店主 主に修理ネタ多め

Fender blues junior チューブアンプ修理

2019-06-26 00:39:07 | ギターアンプ
ブルースジュニアの不具合を、直してほしいとの知り合いギタリストからの依頼で中を開けて見てみました。
6BQ5のプッシュプル15Wアンプ 何もついていない初代ブルースジュニアです。そのパワー菅のソケット部分のハンダが切れていて酷い繋ぎ方で、なぜか抵抗で繋いであったりしてめちゃくちゃでした。また元々あったセラミックコンデンサも、取り外してないしチューブソケットの付いた基板とメイン基板を繋いでいるフラットケーブルが外れておりアタック音で歪んでいました。フラットケーブルは全部取っ払い、全部手配線で、繋ぎ直しました。コンデンサも交換しておきました。またこの機種はリバーブタンクの出力入力のRCAケーブルが接触ふりを起こしやすいです。結構トレブリーな音がするアンプですね。やはりfenderストラトやテレキャス、或いはセミアコ辺りなら合いそうです。色々と改造ネタがネットに転がっていますがベース、ミッド、トレブルを絞った時に何も音が出ないツインリバーブと同じ仕様にだけはしておきました。
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知世ちゃんのシュガー

2019-06-25 23:08:55 | ラジカセ
待望の
原田知世が当時宣伝していたTOSHIBAオシャレなテレコ系コンパクトスリムラジカセの最高傑作!!

しかも2モータオートリバースメカx2のRT-RW7発掘しました。
このモデルは随分昔から狙っていたものの、ドフで中々出会えなかったラジカセの一つ。

トップのシルバーメッキが腐蝕しておりグッドコンディションとは到底言えない状態でしたが
出会いもまずないだろうと言うことで捕獲。
可能な限りクリーニング。
幸いラジオアンテナ折れもなかった。
メカ部ではお馴染みのキャプスタンベルトどろ溶けに床から指からでろでろに汚れがこびりついて酷いものでしたが、
それもわかっていたので。
キャプスタンべルトは80φにした。かけて動作を見てみたら、左手のデッキ1は問題なく全動作フェザータッチで
カセットを鳴らせたんですが、
デッキ2は再生ボタンでベッドは上がるものの、リールが回らないのでテープを巻き取る事が出来ない。

よって早送り巻き戻しも不可。但しボタンを押した際にはキャプスタンモータが反応して回るという不思議。
暫く悩んだのですが、いざ制御基板をめくってハンダ修正してみる。
元に組み上げて動作確認してみれば何と巻き戻し早送り再生動作も反応するようになった。

しかし組み上げていくうちに把手ハンドル左がわのボディ・プラスティックがバリっ!と割れてしまう
(涙目)

元通りにと、上手くつなぎ合わせ瞬間接着剤で何とか止めた。

トーンのポットも効かないので外してバラし清掃、煽動部を少しだけ持ち上げ、
タミヤ接点グリスを薄く塗り元に戻した。

このラジカセは良いですね。フェザータッチのボタン反応もそんなに遅くないからストレス知らず。

そしてなんとLINE INの他にフォノイコライザー内蔵で直にレコードプレーヤーも繋ぐ事が出来て現代でも充分使えます。

ない機能は録音レベル調整、ドルビーBのノイズリダクションくらい。
オートリバースを利用した両面ダビング録音、また使えるのがカセット1,2のリレープレイが可能だから

カセットテープのA,B,A,B合わせて4面がテープをひっくり返さなくても聴けてしまう。

何か作業をしながらの長時間好きなカセットをBGMにできるので良いです。

この娘は昔から何気に結構な人気機種なのが使ってみてよく分かりました。


コメント (4)
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レトロでおされ

2019-06-24 00:29:46 | ポータブルレコードプレイヤー
コロムビアのポータブルレコードプレーヤー
音が出ないジャンク 何故なのか原因を探って妙に時間がかかって途方にくれていたけれど、分かった。

カートリッジが劣化して音を拾えないのでした。といっても専用のカートリッジはもう作っていない。
アマゾネスでポータブルプレーヤー専用の汎用針付きカートリッジを使ってみたらいい具合に取り付ける事が出来て、音出しも復活しました。
色々やっているうちに何故かイヤホンジャックのモノラルスイッチ付きジャックの外側プラスティックがバラバラに割れていた。とりあえずイヤホンで聴く事はないので放置

お気軽ポータブルプレーヤー楽しいけれど、そろそろこの辺りで卒業しようと思ってます。


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SL-1200mk2 スーパージャンクからの帰還

2019-06-18 01:19:04 | Technics SL-1200
昨年見つけたDJのデフォルト・ターンテーブルの現在のデザインになった初めての名機Technics SL-1200mk2(1979年発売)
ディスコ全盛!のころ発売でしょうかね。
あまりにオンボロだったから放置してたんだけど一年後に行ってもまだあったので、つい捕獲、完全復活を約束
とにかく状態はハゲハゲのほこり、たばこヤニでデロデロ状態
アームレストも折れており、アームを固定出来ない




動作確認で回してみたらあたかも78回転?ってくらいの高速回転!!
しかも33回転、45回転のLEDが同時に点いているしストロボランプも光らないしホントにこれはやばいです。。

内部開腹 

各所清掃、スピードコントロールのVRも分解の上清掃し再びチェックするも症状変わらず。。

そんなわけで制御基盤を裏返し良くみてみれば。。半田割れの部分がたーくさんアリ!これはあかんやろ
って事で速攻半田修正 これで完全復活しました。
スタイラスイルミネータも光らないのでブルーLEDに交換
ついでに松下ケミコンも一部吹いていたので手持ちの新品を可能な限り交換してリフレッシュ♫

いざレコードをかけてマタリしようかと思ったら今度はトーンアームの針が進まず針飛び連発!!
おい、ちょっと待てよ!キムタク参上!


アームをインサイドに持っていくも何だか重たいんです。そんな訳でトーンアームも分解、グリス、オイルなどあげて組みなおし
チェック するもダメ、前に進まないどころか後ろへ下がってレコードかけたくない!ってボイコットされてしまう。

すっかり疲れ果てて、もう放置

ところが
ふと再びプレイしてみたらすんなりレコード聴けるではないですか!
いつの間にかトーンアームの動きが軽くなっていました。
良かった、これで機能完全復活です。

あとは可能な限り清掃掃除みがき汚れ落とししてあげて完成!
SL-1200のデザインって本当にムダが一切なくて使いやすくて最高、DJに超ベストセラーなのもわかります。
DJじゃなくてもオーディオとして普段使いにも良いですよ。
なんでも先日最新型=SL-1200mk7がテクニクスから出たばかりとか、すごいね 

ともあれSL-1200mk2 全く問題ないレヴェルに仕上がり満足よかったよかった、で眠れますzzz
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保管庫からひとつかみ

2019-06-04 01:59:31 | ヘッドホンステレオ
以前修理したWM-DD
久〜しぶりに電源入れて回してあげる。全く問題なく動いてる。美しいシャンパンゴールドがマーベラス・ヴィンテージ・SONYのカセットWalkman(1981年発売)
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