続・オルガン男のアナログ・ライフ Ver.2

オーディオ、音楽、ハモンドオルガン リズムマシン カセット レコードが好きなスタジオ店主 主に修理ネタ多め

SL-1200mk2 スーパージャンクからの帰還

2019-06-18 01:19:04 | Technics SL-1200
昨年見つけたDJのデフォルト・ターンテーブルの現在のデザインになった初めての名機Technics SL-1200mk2(1979年発売)
ディスコ全盛!のころ発売でしょうかね。
あまりにオンボロだったから放置してたんだけど一年後に行ってもまだあったので、つい捕獲、完全復活を約束
とにかく状態はハゲハゲのほこり、たばこヤニでデロデロ状態
アームレストも折れており、アームを固定出来ない




動作確認で回してみたらあたかも78回転?ってくらいの高速回転!!
しかも33回転、45回転のLEDが同時に点いているしストロボランプも光らないしホントにこれはやばいです。。

内部開腹 

各所清掃、スピードコントロールのVRも分解の上清掃し再びチェックするも症状変わらず。。

そんなわけで制御基盤を裏返し良くみてみれば。。半田割れの部分がたーくさんアリ!これはあかんやろ
って事で速攻半田修正 これで完全復活しました。
スタイラスイルミネータも光らないのでブルーLEDに交換
ついでに松下ケミコンも一部吹いていたので手持ちの新品を可能な限り交換してリフレッシュ♫

いざレコードをかけてマタリしようかと思ったら今度はトーンアームの針が進まず針飛び連発!!
おい、ちょっと待てよ!キムタク参上!


アームをインサイドに持っていくも何だか重たいんです。そんな訳でトーンアームも分解、グリス、オイルなどあげて組みなおし
チェック するもダメ、前に進まないどころか後ろへ下がってレコードかけたくない!ってボイコットされてしまう。

すっかり疲れ果てて、もう放置

ところが
ふと再びプレイしてみたらすんなりレコード聴けるではないですか!
いつの間にかトーンアームの動きが軽くなっていました。
良かった、これで機能完全復活です。

あとは可能な限り清掃掃除みがき汚れ落とししてあげて完成!
SL-1200のデザインって本当にムダが一切なくて使いやすくて最高、DJに超ベストセラーなのもわかります。
DJじゃなくてもオーディオとして普段使いにも良いですよ。
なんでも先日最新型=SL-1200mk7がテクニクスから出たばかりとか、すごいね 

ともあれSL-1200mk2 全く問題ないレヴェルに仕上がり満足よかったよかった、で眠れますzzz

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