PLANKTON NEWS and REPORT

プランクトンのアーティスト・ニュース&ツアー・レポート

ルーツ・オブ・ルンバ・ロック

2007-01-22 | 音楽
昨年末から最近はまっているCDはこれ。

手前味噌ですが、『ルーツ・オブ・ルンバ・ロック~コンゴ・クラシックス1953ー1955』

コノノNo.1を手掛けた、クラムドディスクの名物プロデューサー、ヴィンセント・ケニスが選曲・監修した、1953-1955年のコンゴのポピュラー音楽のコンピレーション・アルバム。
実は10年前にリリースされていたコンピ。
当時、某有名音楽ライターからも大絶賛されていた名コンピです!!
そのときは、2枚に別れてましたが、今回、2枚組になって1枚組と変わらないナイス・プライスになって再リリース!!


そんなことは、どうでもいい話ですが、このコンピ、本当にいいですよ!!
ずっとはまってます。
このコンピを聴いて初めて知ったことですが、当時のコンゴ音楽って、ラテン音楽っぽくて、陽気で楽しい!!全然知らない人がちょっと聴くだけだと、アフリカ音楽って思わないで、ラテン音楽と間違えると思う。

当時のコンゴは、特にキューバの人の行き来が盛んだったらしくて、特にキューバ音楽に影響されていたとのこと。
カリプソやスカが好きな人には、オススメです。



P太郎



ハウゴー&ホイロップに期待しています

2007-01-22 | ケルト音楽
もうすぐ来日するハウゴー&ホイロップの話。
(ちなみにバンド名は長いので、私たちは「ハウホイ」またはH&Hと呼んでます)
昨年暮れに出たライブ盤「フォレスト」は聴かれましたか。来日を記念した日本だけの発売。ライブが素晴らしい2人に2006年のデンマークのライブを特別に編集して、日本のオーディエンスの為に作ってもらいました。最高の出来です。
一番最初に彼らを知ったのは、もう、6、7年前。スコットランドのグラスゴーで毎年開かれる「ケルティック・コネクション」というフェスティバルで。カパケリというバンド(ご存知ですか)の前座。フィドルとギターのあの2人が出てきて、まあ、前座だろうな、と思っていたら、トンデモナイ、2000人のホール中が釘付け。
それまでデンマークのトラッドには縁がありませんでしたが、繊細な表現のピアニッシモから、ダイナミズムまで、まるで、2人オーケストラ。グラスゴーのフェス中、3度も彼らのライブを見て感激、きっと、日本でもやりましょうね、と固く握手したのでした。
今回は4回目の来日です。早いものですね。
昨年暮れにはハウゴー(vn)はコペンハーゲンで、デンマークのオーケストラを指揮し、オーケストラ用に編曲したトラッドを自らソリストとしても演奏したとそうです。
ますます、凄くなって帰ってくる予感!
それに、H&Hは共演も自在で、最初の来日の時はアイリーン・アイヴァース(vn)&ジョン・ドイル(g)と怒濤のフィドル&ギター・バトルを繰り広げました。次はアルタンたちと歓喜の楽しい共演、そして、一昨年はケルティック・クリスマスでソーラスらと。
今年は、スコットランドのハープとフィドルのエレガントなデュオ、カトリオーナ&クリスとの共演。この2組は以前からセッションをしている大の仲良しで、相性抜群。公演ではそれぞれの演奏に加えて、たっぷりと4人の共演も聴かせてくれるでしょう。王子ホールはPAをいれないアコースティックでやります、、、、続きはまた。


TBSの番組でケルト文明が注目されています

2007-01-20 | 音楽
お正月の2日に、ケルト文学美術研究の鶴岡真弓さんから紹介されて、TBSの「地球新世紀」という番組を見た。
「古代文明の扉を開けると、地球を救うヒントが見えた。」というキャッチで、ケルト文明がとりあげられている。
消滅した文明と生き延びた文明。
マヤ文明やイースター島の文明はどうして、消えてしまったか。
それに比べて、日本やケルト文明はどうして生き延びているか、
ここから、現在、環境問題に直面している、我々が生きていく方向、地球を考えよう、という視点。
番組の途中で鶴岡真弓さんがケルトの考え方には「永遠の循環」がある、と語っていることが印象的です。
ユーラシア大陸の西と東に存在するケルトと日本には、共通して、自然と共生するこの「循環」という考え方がある、というわけです。なるほど、確かに。
3回シリーズの番組で、一回目「森への信仰」、2回目「水と土の循環」は終わってしまいましたが、3回目が2月にあります。面白いですよ。
第三話「日本再発見」TBS「地球新世紀」
2007年2月12日(月・振休)午前9:55 ~ 10:50

謹賀新年

2007-01-08 | 音楽
謹賀新年
昨年はみなさまのご愛顧をありがとうございました。
おかげさまで、コノノNo1をはじめ、フィドラーズ・ビド、コチャニ・オーケスター、カルロス・ヌニェス、チャボロ、キーラ、アルゼンチン音響派、エドガー・ジョーンズ、渋さ知らズ・オーケストラ、などなど、そして、恒例のケルティック・クリスマスも盛況に開催することができました。
皆さまと共に感動的な場を持てたことに感謝致します。

今年もより充実した公演企画、CDリリースに励みたいと思います。
「忘れられない公演」を創りたいと思います。
「聴き手」の皆さんがいてくれてこそ成り立つ「場」です。

2月にはハウゴー&ホイロップとカトリオーナ&クリス、3月サーシャ・ダブソン、ジェシー・ハリス&リチャード・ジュリアン、そして、注目の6年振り45周年を迎えるザ・チーフタンズ!!!です。また、7月にはアフリカ、ザンジバル島から、世界一高齢94歳のシンガーとエキゾチックなミュージシャンたちがやってきます!
どうぞ、今年もプランクトンの企画を応援してください。

(株)プランクトン
川島恵子