PLANKTON NEWS and REPORT

プランクトンのアーティスト・ニュース&ツアー・レポート

アヌーナ、2017年2月来日決定!!~"ケルティック能『鷹姫』" 開催

2016-04-26 | ケルト音楽

日本とアイルランドを繋ぐ、神秘の幽玄の世界
人間国宝 "梅若玄祥"が、ケルト幻想のコーラス "アヌーナ"と共に舞い謡う



アイルランドのコーラス・グループが2017年2月に来日し、日本の能とのコラボレーション企画 "ケルティック能『鷹姫』"を開催することが決定しました。

能『鷹姫』は、アイルランドのノーベル受賞詩人、ウィリアム・バトラー・イェイツが100年以上前に能の影響を受けて書いた劇作品『鷹の井戸』が原作となっています。イェイツは、能の中に当時彼が研究していたケルトの神話や妖精譚に通じる思想を認め、新たな詩劇『鷹の井戸』を完成させました。その後『鷹の井戸』は日本に逆輸入され、能作品『鷹姫』として演じられています。
外国人が原作を書き、今なお繰り返し演じ続けられている唯一の演目であり、ケルトと日本に共通する幽玄の精神が融合して生まれたこの『鷹姫』を、人間国宝・梅若玄祥と、ケルト最高峰のコーラス・アヌーナが新たな演出で描き、更なる両文化の融合を実現します。

来年2017年は、W.B.イェイツ作『鷹の井戸』出版100周年、能『鷹姫』初演50周年、日・アイルランド外交関係樹立60周年に当たります。
この節目に、アヌーナが能とコラボレーションすることで、これまで1世紀に渡って続いてきた日本とアイルランドの魂の交流、能が世界の文化人達に与えてきた影響を浮き彫りにし、能の幽玄を神秘の声で増幅させた新たな感動を生み出します。

ご期待下さい!


【公演詳細】
日程: 2017年 2月16日 (木)
会場 :Bunkamura オーチャードホール
公演時間:開場 18:00 開演19:00  
料金(税込): S席 6,000円 / A席 5,000円(3階席)/ 学生席 4,000円(3階席)
         ※未就学児入場不可
出演:梅若玄祥(能楽観世流シテ方 人間国宝)  
   アヌーナ(ケルティック・コーラス)
   ほか

チケット発売日:2016年 10月20日(木)

主催:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
助成・協力:東京都 
協力:朝日新聞社
制作:プランクトン 
制作協力:ダンスウエスト 
後援:アイルランド大使館

ケルティック能『鷹姫』ウェブサイト
http://www.plankton.co.jp/takahime/


【アヌーナ】「もののけ姫」のミュージック・ビデオが届きました!

2015-12-18 | ケルト音楽

まもなく12/20に発売になるアヌーナの最新作『レヴェレーション』から、リード・トラックである「もののけ姫」のミュージック・ビデオが届きました!

ANÚNA : Mononoke Hime もののけ姫 feat. Sara Di Bella

昨年のケルティック・クリスマスで初披露され、日本とアイルランドのいにしえの精神を重ね合わせたアレンジは大きな反響を呼びました。
アヌーナは『レヴェレーション』でもう一曲日本の古謡「さくら さくら」をアレンジし、「さくら」というタイトルで収録しています。こちらのアレンジもアヌーナらしい素晴らしい仕上がりになっています。
この二曲に関して、リーダーのマイケルよりコメントが届いています。

◆マイケル・マクグリン「もののけ姫」「さくら」を語る。

「もののけ姫」は、大地との繋がりを忘れずに記憶している楽曲だ。私はいつもこの映画を、過ぎ去った時、太古の死にまつわるものであると同時に、それらに 敬意を持つべきだという啓示(revelation)の映画として観ている。過去の中に住むのではなく、そこから成長していくために。  

「さくら」は春を迎える歌だが、そこには荒涼とした灰色の冬の存在も認められる。喜びというものは、悲しみなしには存在しない。豊作や収穫は大地の死を通 過した賜物であり、生命とは、再生や復活の輪廻なのだ。生命の一部として単純かつ絶対的な事実として死を受け入れることは、多くのフォーク・ミュージック の根本的要素でもある。私はこのことを念頭において〈さくら〉をアレンジした。だから、冷たく、黙想的であり、人々がこの曲に親しんでいる曲調とはかなり 違うものになっているはずだ。


また、アヌーナは12/25(金) クリスマスの夜に放送されるNHK BS特番にも出演しています。番組内では、「もののけ姫」のパフォーマンスも収録されているそうです。

12月25日(金)22:00~22:59
NHK BSプレミアム「“ケルトの風”が運ぶ癒しの歌声 ~松下奈緒 アイルランド音楽紀行~」
http://www.nhk.or.jp/…/kei…/shiryou/soukyoku/2015/11/005.pdf

アヌーナ『レヴェレーション』
http://www.plankton.co.jp/270/


「ウィ・バンジョー・スリー × ハンバートハンバート」9/15(火)チケット発売

2015-09-14 | ケルト音楽

★9/15(火)発売★
「ウィ・バンジョー・スリー × ハンバートハンバート」
「ウィ・バンジョー・スリー/ゲスト:上妻宏光(三味線)」

カントリー、ブルーグラス、アイリッシュトラッドのエネルギー
を縦横無尽に飲み込んで、いま、ヨーロッパ/アメリカを席巻し
ている超絶グループ We Banjo 3!
ハンバートハンバートと競演の4公演、そして、バンジョーと同じルーツを持つという三味線をゲストに迎えた公演と、素敵なコラボが実現!ご期待ください!

*****

ゴキゲンで、最高に楽しくて、ちょっとだけ懐かしい。
アイルランドと日本の新世代フォーク2組によるハッピーな競演ライヴ!

「ウィ・バンジョー・スリー × ハンバートハンバート」
~うたとバンジョーとバイオリン~
12/8(火)梅田クラブクアトロ
12/9(水)名古屋クラブクアトロ
12/11(金)渋谷クラブクアトロ
18:00開場/19:00開演
全自由:4,800円(ドリンク別)
プランクトン先行予約:9/15(火)
問・予約:プランクトン 03-3498-2881

*****

「ウィ・バンジョー・スリー × ハンバートハンバート」
12/12(土)所沢市民文化センター ミューズ マーキーホール
18:30開場/19:00開演
全席指定:4,300円
発売中:プランクトン、チケットぴあ、ローソンチケット
問・予約:ミューズチケットカウンター 04-2998-7777

*****

ルーツが同じ二つの楽器、西のバンジョーと東の三味線が出会う。
新世代の津軽三味線奏者、上妻宏光を迎えた特別公演!

「ウィ・バンジョー・スリー特別公演」
~バンジョーと三味線の出会い~
ゲスト:上妻宏光
12/10(木)三鷹市公会堂 光のホール
18:30開場/19:00開演
全席指定:一般4,500円(マークル会員4,050円、23歳以下3,500円)
マークル会員先行:発売中
プランクトン発売:9/15(火)
一般発売:9/16(水)三鷹市芸術文化センター 0422-47-5122

http://plankton.co.jp/webanjo3/


ウィ・バンジョー・スリー特別公演 ~バンジョーと三味線の出会い

2015-08-07 | ケルト音楽

【ウィ・バンジョー・スリー】

速報!新規公演決定!!

ウィ・バンジョー・スリー特別公演
~バンジョーと三味線の出会い~
ゲスト:上妻宏光(三味線)

12月10日(木)三鷹市公会堂 光のホール
18:30開場/19:00開演 全席指定

アメリカ/ヨーロッパで飛ぶ鳥を落とす勢いで快進撃を続けている新世代バンジョー・グループ「ウィ・バンジョー・スリー」が三鷹で行う特別公演!
彼らのノリに乗ったエネルギッシュでエンターテインメント性溢れるステージが存分に堪能できます。

本公演には、ゲストになんと日本を代表する三味線奏者・上妻宏光さんが登場!西洋と東洋の撥弦楽器の共演が実現します。
もともとバンジョーと三味線は、古代エジプトに同じルーツを持つ楽器と言われています。
エジプトを起源として、西回りに西アフリカ→アメリカと発展して行ったバンジョー、東回りに中東→中国→沖縄を経由して現在の形になった三味線。この2つの楽器が新世代を代表する2組によってどのようなコラボを聴かせるのか、乞うご期待です!

【チケット情報】
マークル会員4,050円/一般4,500円/U-23(23歳以下)3,500円
マークル会員先行発売:9月11日(金)
一般発売:9月16日(水)

問:三鷹市芸術文化センター 0422-47-5122(10:00-19:00/月曜休館/月曜が祝日の場合休日を除く翌日、翌々日が休館)

http://plankton.co.jp/webanjo3/


ケルティック・クリスマス2015<チケット先行発売>

2015-06-05 | ケルト音楽

今年のケルティック・クリスマスは、アイルランドから3組来日!

「ケルティック・クリスマス2015」
12月5日(土)
すみだトリフォニーホール 大ホール
出演:アルタン/ダーヴィッシュ/ウィ・バンジョー・スリー/ジョン・ピラツキ&キャラ・バトラー
16:30開場/17:15開演
前売:S席6,500円(1・2F)/A席5,000円(3F前方)/B席4,000円(3F後方)(税込)

【先行予約】6/5(金)プランクトン 03-3498-2881

http://plankton.co.jp/xmas15/


【CDキャンペーン】ケルティック・クリスマス2015

2015-06-04 | ケルト音楽

6/5~6/30の期間、プランクトン通販では「ケルティック・クリスマス2015」出演者のCD全8タイトルを、一律2,000円(税・送料込み)でお求めいただけます。
受付は6/5(金)から。
ぜひ「ケルティック・クリスマス2015」のチケットとご一緒にお申し込みください!


http://plankton.co.jp/vivo/campaign.html


今年のケルティック・クリスマスには、いけばなの「草月流」が特別参加!

2014-11-11 | ケルト音楽

今年のケルティック・クリスマスには、いけばなの「草月流」が特別参加!すみだトリフォニーホールの舞台美術に、いけばなオブジェが登場!

今回の草月の参加は劇的に決定しました。 どうして、こんなマジックが!!!

そもそも、草月流の家元、勅使河原茜氏の実姉であり、アートディレクターの勅使河原季里氏がペンギン・カフェやサム・リーなど、プランクトンの多くの公演を高く評価してくれていたのが始まりです。

そして、本年9月にプロモーション来日したサム・リーが、季里氏の誘いで草月を訪れ、従来のいけばなの枠を越えた前衛的、かつ、哲学的表現に感銘を受け、「いけばなとコラボレーションしたい!」と熱望したのでした。サムの純粋な想いは季里氏にインパクトを残しました。

続いて10月にプロモーション来日したアヌーナのリーダー、マイケル・マクグリンもその宇宙的な空間を創る独創的な表現に、「草月の世界は、アヌーナの世界そのものを物語っている!」と目を見張りました。

かくして、草月と弊社のアーティストへの想いが一致し、今回のすみだでの舞台美術に「草月特別参加!」と相成ったのでした。 なんと素晴らしい出会いでしょうか。

準備期間一ヶ月。 デッサンがあがってきました。贅沢にも3組のアーティストそれぞれの個性を活かしたいけばなオフジェに応えていただきました。 サム・リーには、ネイチャー児サムのために自然そのものを象徴する「竹」、リアム・オ・メンリィのためには何百年の大地を滔々と生き、凛とした姿を表す「流木」がテーマとなりました。アヌーナには天空に響く崇高なアート空間が創られることでしょう。

果たして、今年のケルティック・クリスマスは、サム・リー、リアム、アヌーナの3者のヴォイスが、いけばなアートに彩られ、時空を越えて響き渡る一夜となるでしょうか。 期待に胸はずみます。

皆様に「忘れられない美しい公演」をお届けしたいと願っています!

株式会社プランクトン 川島恵子

ケルティック・クリスマス2014


【ソーラス】BSフジ『旅する音楽』に出演します

2014-09-24 | ケルト音楽

[写真提供:イースト・エンタテインメント]


オダギリ・ジョーさんがナビゲーターを務めるドキュメンタリー番組「旅する音楽」にソーラスが出演します。
今年6月に行われた公演の模様と、シェイマス・イーガンのインタビュー映像が使用されます。

【放送日時】
『旅する音楽』第4回
 放送:2014年9月27日(土)19:00~21:50
 番組HP http://www.bsfuji.tv/tabiongaku/

第4回目にして、最終章となるこの『旅する音楽』シリーズ。
これまでの3回で日本からアジア、ロマの足跡を辿ってラジャスタンからヨーロッパに向かい、最果てのアイルランドまで旅をしてきましたが、4回目となる今回は20世紀初頭にアイルランドから大量の移民が渡ったアメリカを目指します。

アメリカへ渡ったアイルランド移民の子孫によって結成されたソーラス。
その移民としてのアイデンティティと足跡を伝えるプロジェクト「シャムロック・シティ」について取材して頂きました。

番組でのオダギリ・ジョーさんの旅は、アイルランドから移民が大量に流入したエリス島に始まり、ナッシュビルのカントリー、ニューヨークのイディッシュ/クレズマー音楽、ニューオーリンズのジャズ、さらにアフリカ移民由来の音楽などへと続いて行きます。

壮大な音楽ドキュメンタリー、是非ご覧下さい。

ソーラス「シャムロック・シティ・プロジェクト」詳細




アヌーナ来日記念『ブレンダンとケルズの秘密』上映決定!

2014-07-07 | ケルト音楽

ブレンダンとケルズの秘密 予告編



アカデミー賞にもノミネートされた傑作ケルティック・ファンタジー・アニメーションが、アヌーナ来日を記念して限定上映されます。

美しいイラストとCGで魅せる、神秘的な中世ケルトの世界。
「世界でもっとも美しい本」と呼ばれるアイルランドの国宝をめぐる勇気と希望の物語です。


『ブレンダンとケルズの秘密』

監督:トム・ムーア
2009年/75分/日本語字幕
アイルランド/フランス/ベルギー合作


●マイケル・マクグリン(アヌーナのリーダー)のコメント

「"ブレンダンとケルズの秘密"は素晴らしい作品だ。
中世アイルランド/ケルトの世界やイマジネーションというテーマはもちろんアヌーナの世界観と共通しているけれど、なによりそれを美しいモダンなアート作品として生まれ変わらせている点がアヌーナのコンセプトと同じなんだ」

まずは、いわきアリオス公演の関連イベントとしての上映が決定。
10/29の事前上映、そしてチケットご購入者対象に、公演当日の無料上映も!
http://iwaki-alios.jp/cd/app/?C=event&H=default&D=01395

その他の地域での上映も、決定次第お知らせいたします。

アヌーナ来日記念上映以外に、現時点で日本での上映予定はございません。
是非、この機会にご覧下さい!


アヌーナ、来日公演で「もののけ姫」「さくらさくら」のスペシャル・アレンジを演奏予定

2014-06-30 | ケルト音楽

アヌーナが来日公演に向けて、日本独自のプログラムを準備中だそうです。
映画「もののけ姫」の主題歌『もののけ姫』と、日本古謡の『さくらさくら』をアレンジして披露する予定とのこと。

それぞれの曲に関して、リーダーのマイケル・マクグリンは以下のように語っています。


●『もののけ姫』に関して

「ジブリは私の娘も大ファンで、すべての作品を観ています。ジブリ作品はアニメーションとしてもさることながら、音楽のクオリティも非常に高い。日本のアニメーションやゲーム・ミュージックのクリエーターは、世界の優れた作曲家達と肩を並べられる高いレベルを持っていると思います。
中国に行った時、アヌーナは中国民謡の「ジャスミンの花」を歌いましたが、日本ツアー用に何か特別なプログラムをと考えたとき、民謡はもちろんですが、日本が誇るその素晴らしい音楽文化を取り上げるのがいいのではないかと思いました。
「もののけ姫」の持つ世界観やテーマは、アヌーナにも通じるものです。日本とケルトという違いはあれど、どちらも中世の世界観、自然信仰、妖精や精霊(=物の怪)、そして環境に配慮したより良い"生き方"をテーマに、それをアートとして現代に蘇らせようとしています。この曲は、アヌーナが日本で歌うのにまさに相応しい作品ではないでしょうか」


●『さくらさくら』に関して

「桜は日本だけでなく、世界でももっとも美しい花のひとつでしょう。アイルランドでは、古来から自然の美しさを崇める歌がたくさん作られ、アヌーナもそんな歌をいくつもレパートリーにしています。桜の美しさを讃える『さくらさくら』を歌うことは、アヌーナにとっては非常に自然なことだと思います」


単にサービスでその国の有名曲を歌うということではなく、アヌーナの持つコンセプトに沿って選曲し、その楽曲のもつ世界観や意味を存分に引き立たせるアレンジを施すことを重視しているマイケル。どちらも自身が新たに書き下ろす英詞で歌う予定です。

ここ日本でしか聴けない、アヌーナだからこそ歌える、アヌーナならではのアレンジ。

是非、来日公演で体感して下さい。