夜は通常のコンサートを。美しいアコースティック音響に聴き入る、初の新潟公演となりました。この日に観客の皆さんに配られたパンフレットに書かれた言葉がとても印象的だったので、以下に記しておきます。マイケルに内容を伝えたところ大変感激したので、後に通訳の染谷さんが全文を英訳してくれました。
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みんなは、クラスや学年や、時には学校全体で、「合唱」をするでしょう?その時、「大きな声で歌って」と言われるよね。もちろん、声の大きさは大事だ。小さすぎたら、聞こえないもの。でもね、考えてみてほしい。声の大きさだけが、大事なんだろうか。
心の中に、きれいな花を、思いうかべてほしい。その花は、どんな花だろう?ある人はとても大きいだろうし、ある人はとても小さな花を、思いうかべてるんじゃないかなあ。つまり、花の美しさは、大きさでは決まらないってことさ。
アヌーナの合唱は、「大きな声」じゃない。時には、ささやくような小さな声で歌う。でも、そこには美しさがある。よろこびがある。祈りがある。
今日は、それを聞いてほしい、と、私たちは願っています。
(魚沼市小出郷文化会館)
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