今年のケルティック・クリスマスには、いけばなの「草月流」が特別参加!すみだトリフォニーホールの舞台美術に、いけばなオブジェが登場!
今回の草月の参加は劇的に決定しました。 どうして、こんなマジックが!!!
そもそも、草月流の家元、勅使河原茜氏の実姉であり、アートディレクターの勅使河原季里氏がペンギン・カフェやサム・リーなど、プランクトンの多くの公演を高く評価してくれていたのが始まりです。
そして、本年9月にプロモーション来日したサム・リーが、季里氏の誘いで草月を訪れ、従来のいけばなの枠を越えた前衛的、かつ、哲学的表現に感銘を受け、「いけばなとコラボレーションしたい!」と熱望したのでした。サムの純粋な想いは季里氏にインパクトを残しました。
続いて10月にプロモーション来日したアヌーナのリーダー、マイケル・マクグリンもその宇宙的な空間を創る独創的な表現に、「草月の世界は、アヌーナの世界そのものを物語っている!」と目を見張りました。
かくして、草月と弊社のアーティストへの想いが一致し、今回のすみだでの舞台美術に「草月特別参加!」と相成ったのでした。 なんと素晴らしい出会いでしょうか。
準備期間一ヶ月。 デッサンがあがってきました。贅沢にも3組のアーティストそれぞれの個性を活かしたいけばなオフジェに応えていただきました。 サム・リーには、ネイチャー児サムのために自然そのものを象徴する「竹」、リアム・オ・メンリィのためには何百年の大地を滔々と生き、凛とした姿を表す「流木」がテーマとなりました。アヌーナには天空に響く崇高なアート空間が創られることでしょう。
果たして、今年のケルティック・クリスマスは、サム・リー、リアム、アヌーナの3者のヴォイスが、いけばなアートに彩られ、時空を越えて響き渡る一夜となるでしょうか。 期待に胸はずみます。
皆様に「忘れられない美しい公演」をお届けしたいと願っています!
株式会社プランクトン 川島恵子