緊急治水対策プロジェクト HP : http://www.hrr.mlit.go.jp/river/sinanogawakinkyutisuitaisaku/sinanogawakinkyutisuitaisaku_top.htm :
1、2020年10月1日時点
- 2020.10.01 信濃川水系緊急治水対策プロジェクト 主要対策の進め方
2、2022年5月6日時点
- 2022. 5.06
新 着資料 ↓信濃川水系緊急治水対策プロジェクト 事業の進捗状況
飯山関連は8ページ
番号26~34+109:皿川
26 遊水地整備(はちす)→(調査・設計中)
27 堤防強化(越水対策)静間バイパス→(調査・設計中)
28 堤防整備 静間バイパス→(調査・設計中)
29 河道掘削 戸狩 狭さく部→(工事実施中)
30 堤防強化(越水対策)川面→(調査・設計中)→(用地買収中)
31 堤防整備 川面→(調査・設計中)→(用地買収中)
32 堤防整備 上境→(整備済)
33 堤防整備 桑名川→(工事実施中)→工事終了(多分)
34 堤防整備 東大滝→(工事実施中)→工事終了
109 皿川堤防整備 皿川→(調査・設計中)→工事中
・その42・皿川画像・台風19号襲来前・後・とりあえず補修・本格改修中・
皿川状況の移り変わりがわかります。
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「台風19号レベルでもあふれない」 堤防の強化・河道掘削・遊水地 命と暮らし守る"緊急治水対策”
https://news.yahoo.co.jp/articles/1965d75780860514b982279d9159c2de0fcabe93
↑動画付:但し期間限定
『長野市長沼地区の千曲川の堤防が決壊してきょう10月13日で3年になりました。命・暮らしを守るハード対策も課題の一つです。国や県が取り組む「緊急治水対策プロジェクト」。主な柱は「堤防の強化」「河道掘削」「遊水地」の3つ。2027年度までに「台風19号レベルでもあふれない」ことを目指します。
千曲川の堤防は決壊箇所の復旧は終わり現在は強化工事が進んでいます。
川幅が狭くなる、下流の中野市「立ヶ花」では川底を掘り下げる「河道掘削」を実施。
1年前と比べると、右岸の川底が見えなくなり、流れる水の量が増しているということです。
河道の掘削は長野市篠ノ井と飯山市戸狩でも進んでいます。
課題は大量に出る土砂の処分。
現在は千曲市の工業団地の造成に使われていて、国は引き続き受け入れ先を探しています。
川沿いの土地に水を引き込む「遊水地」は7カ所、計画されています。
農地などが水に浸かる為地権者の理解を求めるのが最大の課題です。』
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2023年5月21日
台風19号から3年半 千曲川沿いに「遊水地」整備へ 面積約70ヘクタール 治水対策の柱
『・・・起工式が行われたのは中野市の上今井遊水池の予定地で、関係者が鍬入れなどをしました。
台風19号災害を受けて、国や県は「緊急治水対策プロジェクト」を策定。増水時、川沿いの土地に水を引き込む遊水地は、狭窄部の掘削などと並ぶ対策の柱で、国と県は流域で7カ所整備する方針です。
国が整備する上今井遊水池の面積は約70ヘクタール。27年度の完成を目指しています。』
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5月31日:皿川堤防のかさ上げ後の標高が分かった。
現状高さは英岩寺橋たもとより低い:地図読みで317.9m
対して千曲川本堤防は319.5m
1.6m低い
このままではとてもフルバック堤防などとは呼べないしろものなのだが、この後どうなることやら。
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9月4日
河川事務所が皿川樋門を閉めなかった
おかげで皿川堤防が決壊して 飯山市街地が千曲川の逆流泥水に浸かった。
それで市長は「皿川堤防を直せ」とそれまで不完全だった皿川堤防を放置していた長野県に言った。
それで長野県=建設事務所は皿川堤防の幅を広める、と言い出した。
おかげで一軒、そのために立ち退かなくてはならない家がでた。
そうしてその家は、いま取り壊し中だ。
それもこれも、「飯山市が皿川樋門を開けっ放しで行く」と決めて、
河川事務所がそれに同意した「本当に手抜きの飯山市が立てた水防計画のおかげ」だよ。
その尻拭いに10億円必要なんだとさww
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「そうはならない」というお話です。
・その42・皿川画像・台風19号襲来前・後・とりあえず補修・本格改修中・
皿川状況の移り変わりがわかります。
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2023/10月の飯山市報: https://www.city.iiyama.nagano.jp/assets/files/kikakuzaisei/koho/r05.10/2-21.pdf :のトップページに今回の皿川堤防改修についての記述があります。
そこに「皿川堤防高さを千曲川計画高水位+1.5mにする」というイラストがあります。
これはつまり「実際は皿川の堤防は千曲川本堤防と実際は同じ高さにはならないが、それに近いものにはなる」と言い訳をしているのです。
細かく見ていきますと「千曲川本堤防の皿川地点での計画高水位は317.41mである」と長野県=北信建設事務所は公表している資料の中で言っています。
「そこに余裕高1.5mを足すと318.91mとなる。」と。
そうして「千曲川本堤防も計画高水位に余裕高1.5mを足した高さ以上で出来ている」と。
そうであれば少なくとも「現状皿川堤防の公称標高は318.0mだから90センチかさ上げで千曲川本堤防と計算上=計画上は同じ高さになる」と。
しかしながら「実際に同じ高さになるかどうかは知らない」と北信建設事務所は暗に言っているのです。
そうであれば実際には「皿川ポイントでは千曲川堤防を水が超える前に皿川堤防を水が超える」のです。
なんとなれば実際の千曲川本堤防の皿川ポイントでの標高は319.5mであって皿川堤防かさ上げ後標高318.9mでは60センチ足りないのですから。
さてそのような「素人には分かりにくい、ごまかすような説明をする」飯山市のやり方は「市民に対して誠実な態度である」とはとても言えないものであります。
あるいはそれは前の市長が言っていた事、それはまた飯山市の公式見解でもあったはずですが、「皿川堤防と千曲川本堤防を同じ高さにして樋門は取り払ってフルバック堤にする」という宣言=約束と「現実に出来上がるもの違うものである」という申し開きでもあります。
ちなみにもう一つのせこいごまかしを指摘しておきましょう。
イラストでは千曲川の計画高水位と皿川の計画高水位が随分と違う様に描かれていますが、実際はほとんど同じです。
それを「さも千曲川の計画高水位が高いように描き、今度の堤防改修で皿川堤防は安全になった」と市民に思わせる、ミスリードするようなやり方は前の市長の得意とするところでしたが、江沢さん、あなたも又そのような「市民に対して不誠実な情報の出し方をする」のでしょうか?
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