シリウス日記

そうだ、本当のことを言おう。

参考資料の11-1(令和2年3月 定例会)

2020-12-11 06:31:50 | 日記

飯山市 令和 2年  3月 定例会(第371回) 03月06日-04号 :https://archive.fo/kWbQ2

◆14番(山崎一郎) 
 ぜひ遅れないような対応を求めたいと思います。
 次に私は、先ほど市長が新しく追加議案の提案がございましたんですけれども、城山排水ポンプの老朽化の現状、状況を前々から聞いておるんですけれども、

近年全国で多発している想定外のような集中豪雨に見舞われたときでも、城山排水ポンプの状況は原状復旧の整備で対応できるのかどうかという部分が気になるんですけれども、いかがなものですか。

◎建設水道部長(坪根富士夫) 
 台風第19号により被災した城山排水ポンプ場は、災害復旧事業により現在施工中でございます。令和2年度から施設全体を整備する事業を予定しており、ポンプ及びエンジンの更新や建物の浸水対策、耐震対策など、総合的な整備に着手していきます。

 現在のポンプの能力につきましては、検証した結果、計画集水範囲の雨量を排水できる適正能力となっていることを確認しております。

コメント:坪根君。現状ではたかだか時間当たり12.5ミリの連続降雨に耐えられるだけだよねえ。それも栄川と上町の堤防よりに浸水被害を出しながら、、、ね。

事実 2020年7月豪雨では 上町の堤防沿い、浸水被害がでたよねえ、坪根君。

そうして問題なのは、7月豪雨ではポンプ場が稼働できなかった事の方が大きいのではないかい?? そこのところはどうなんだい、坪根君。

山崎君が言う「近年全国で多発している想定外のような集中豪雨に見舞われたとき」、の対応は現状の飯山市では出来ていないものと思われる。

◆14番(山崎一郎) 
 これも指摘しましたけれども、大関橋のすぐ上流に、周囲の河川敷より高さ約5メートル、長さ150メートルぐらいの土手状の流れを食い止める箇所がございます。この箇所の改修は、私は急務であると現地を確認してあるんですけれども、どのように行政ではこの点を確認なされているかどうか、お聞きしたいと思います。

◎建設水道部長(坪根富士夫) 
 ご指摘の箇所の状況につきましては、認識をしております。
 この箇所につきましては、現在の河川整備計画の河道掘削区間の中に含まれておりますので、早期に実現されるよう関係する同盟会を通じて要望してまいりたいと考えております。

◆6番(松本淳一) 
 松本淳一です。
 
 まず、台風19号による水害の検証ですが、最初に皿川のことについておうかがいをしたいと思います。
 12月でも取り上げておりまして、ちょっと重なる部分があるかもしれませんが、確認というようなことでお許しを願いたいと思います。
 まず、12月議会で私は皿川の樋門は完全に閉じていたのかという疑問を出しました。

それに対して、連絡は受けているけれども、本当の確認はできたかなというか、はっきりと閉まっているというお返事は頂いていないというふうに私は思っています。
 そこでもう一度、明解に分かりやすく、短くご説明願いたいと思います。


◎総務部長(栗岩康彦) 
 千曲川増水時の皿川の樋門の関係ですが、閉じていたということで認識しております。

コメント:栗岩君、それは説明ではなくて「飯山市役所はそう認識している」という宣言にすぎない。

しかもその根拠は「河川事務所がそう言ってるから」でしかない、ほかの根拠、証拠を見た事も聞いたこともないよ。

他方で「開いていた」という根拠、証拠は山ほどあるのだがねえ、栗岩さん。

◆6番(松本淳一) 
 じゃ、細かいところはいろいろありますが、はいと言っておきます。
 それでは先に進みます。
 13日の午前2時頃ですが、国管理の委託操作員より、皿川の樋門の閉鎖の連絡が入りました。そのとき、災害対策本部はどんな判断をされていますか。

◎総務部長(栗岩康彦) 
 報告を受けた段階ですが、このときは広く情報収集を行っていたということで、そのほかいろんな情報の中で皿川の越水情報を受けた中で、勧告の発令の判断ということになりました。

コメント:2時過ぎに樋門を閉めた、と言う連絡をもらって、北町に避難勧告を出したのが3時20分。

1時間20分のあいだ、一体何を議論していたのかね??

◆6番(松本淳一) 
 皿川では、排水ポンプを使うようになるわけですが、このポンプの配備の要請というのは、誰が、どこの主体がどちらへ要請するものでしょうか。

◎総務部長(栗岩康彦) 
 市が要請を行うこととなります。

◆6番(松本淳一) 
 千曲川河川事務所に対してということでよろしいでしょうか、市のほうから。

◎建設水道部長(坪根富士夫) 
 排水ポンプ車の要請につきましては、国土交通省と長野県になります。

◆6番(松本淳一) 
 皿川の左岸の越流が2時20分に連絡が入っています。12月にここでお聞きしたところによりますと、市の職員を確認に行かせたという答弁でしたが、報告を受けていると思います。災害対策本部は、その派遣した職員の報告を受けて、どんな判断をされていますか。

◎総務部長(栗岩康彦) 
 それにつきましては、左岸の越流があったということで、それやそのほかの状況とか、報告により避難勧告の判断をしたということでございます。

コメント:栗岩君、何で土嚢積みの指示がそこででないのかね、消防団に対して。

そうしてまた、有尾側に水があふれていたのなら、即座に有尾地区に避難指示が出せるだろうが!! 実際は有尾地区に避難勧告が出たのが4時だったよねえ。なんでそんなに遅れたのかね?

◎総務部長(栗岩康彦) 
 避難勧告の判断をして、北町には3時20分に勧告したということでございます。

コメント:だからね、栗岩君。なんでそんなに避難勧告を出すのに時間が必要なんだい? そんなんだから「対策本部は仕事をしていない」と言われるのだよ!!

◆6番(松本淳一) 
 もう1回おうかがいしますが、報告を受けたのは2時30分というふうにこの前お答えになっていると思いますが、何で3時20分になったんでしょうか。

コメント:松本君、いい突込みだねえ。

◎総務部長(栗岩康彦) 
 避難勧告でございますが、千曲川について浸水被害の経過の基準で勧告しているんですが、今回については、上流の状況を総合的に判断していかなくちゃいけないということで、そういういろいろな情報を収集した中で、その時間に勧告したということでございます。

コメント:千曲川は関係ないだろ、栗岩君。バカな事を言ってんじゃないよ!目の前の皿川から水があふれ出してきてるんだぜ!!

◆6番(松本淳一) 
 今、千曲川を基準にして勧告を出されたと言われているんですが、12月の説明とちょっと違うように思うんですが、それは千曲川を基準にされたんでしょうか。

コメント:松本君、いい突込みだねえ。

◎総務部長(栗岩康彦) 
 千曲川の関係の避難の判断ということでありまして、皿川については、12月議会にもお話ししたんですが、皿川については、水位計、ハザードマップが整備されてなかったということと、皿川の北側のほうの越水というのが2時20分ということで、その後、右岸が住民が確認したのが2時半、それで皿川の決壊を住民が確認したのが4時10分ということで、その間、いろいろな各地の同時多発的に浸水が発生したということで、この時間の発令となったということでございます。

コメント何で時間がそんなに必要だったのか、全然、全く説明になってないよ、栗岩君!!

◆6番(松本淳一) 
 職員の確認が2時30分なんですが、ポンプの要請が3時半というふうになっているんですけれども、これはもっと早くなるんじゃないか、やるべきじゃないかと思うんですが、その点はいかがでしょうか。

◎総務部長(栗岩康彦) 
 ただいまお話ししたように、最初2時20分に左岸の北側のほうの越水ということで、順次右岸が越水したということで、その中でその時間に要請したというふうになってございます。

コメント何で時間がそんなに必要だったのか、全然、全く説明になってないよ、栗岩君!!

◆6番(松本淳一) 
 答えがずっと同じなので、先に進ませていただきます。

コメント:壊れたレコードと同じ。何を聞いても答えはいっしょ。恥ずかしいとは思わないかい、栗岩君。

(松本淳一):避難勧告についておうかがいしたいのですが、避難勧告とか避難指示について、飯山市の基準を頂きましたので、最初に、それはまた後でおうかがいしますが、避難勧告というのはどのように伝えられるのかという伝達方法を簡単にご説明ください。

◎総務部長(栗岩康彦) 
 避難勧告の伝達手段でありますが、防災行政無線による放送と、Lアラート、災害発生時に地方公共団体等が放送局等の多様なメディアを通じて、地域住民に対して効率的に伝達する基盤でありますが、そのLアラートによる一斉配信システムにより、テレビあるいはラジオなどで発表されると。
 また、状況によっては、区長さん等への連絡も市のほうから併せて行っているという方法で伝達しております。

◆6番(松本淳一) 
 今回、具体的にはどこの区長さんにお願いされましたか。

コメント:松本君、いい突込みだねえ。

◎総務部長(栗岩康彦) 
 現在はっきりしないんですが、北町の区長さんとかには連絡をしたところでございます。

コメント:不思議だよねえ、栗岩君。有尾区側が最初に越水したにもかかわらず、有尾区の区長には市役所から連絡、いれなかったんだ!! 

どうしてそうなったか、といえば有尾区の区長には樋門操作員から直接、連絡が入っているからだよね。:信毎記事にその記述がある:http://archive.fo/Q7J1l :記事左上の囲みの中に「2時10ごろ。操作員が地元区長に『樋門を閉めた。避難したほうが良い』と連絡」の記述あり。操作員の地元は有尾区なので有尾区区長には電話したわけだ。だがこの樋門操作員は残念ながら北町区長の電話番号を知らなかった。そういうわけで、北町区長には電話を入れられなかった。それで代わりに市役所が電話を入れた、という事だよね、栗岩君。

そうしてまたこれが越水を最初に確認できた有尾区への避難勧告が4時で、これは後から越水を確認した北町区への3時20分の避難勧告よりも遅くなった、遅くても良かった理由だよね。なぜならば、すでに有尾区長には操作員から「避難せよ」との指示が出ていた事を市役所が知っていたからそんな風になってしまったのだよね、栗岩君。

でもねえ栗岩君。避難勧告を出せるのは市長だけだったはずだよねえ。樋門操作員がなるほど、日ごろ顔見知りの区長に「避難せよ」といったからと言っても、市長が避難勧告を出すのが遅れても良い、という理由には少しもならないと思うが、どうかね?

◆6番(松本淳一) 
 北町のことについておうかがいしたいんですが、私が聞いた話では、北町では急に水がやってきたというふうに言っている人が何人かいるんですけれども、浸水時刻とか、水がやってきた時刻は何時だったか見当はつかれますか。

◎総務部長(栗岩康彦) 
 浸水の時刻ということですが、10月13日のはっきりしてないんですが、2時半から3時頃ではないかということでございます。

◆6番(松本淳一) 
 それでは、この市役所の庁舎も浸水をしているわけですが、浸水が始まったのは何時頃でしょうか。

◎総務部長(栗岩康彦) 
 庁舎の浸水でございますが、10月13日の6時20分頃ということでございます。

◆6番(松本淳一) 
 12月議会で6時40分の福寿町、本町、肴町、上町、鉄砲町、奈良沢、栄町、県町、北畑に避難勧告を出したのは遅かったのではないかという指摘がありましたが、市長の答弁は議事録によると、間違っていたら訂正いたしますので。
 「明るくなって大勢の方々が安全に避難できるのが私はベストだというふうに判断をしたわけでございます。そして、6時40分に他の地区につきましては」、他の地区というのは、今言った本町から北畑のところだと思いますが、「他の地区につきましては、避難勧告を出しました」とありますが、これは間違いありませんか。

◎総務部長(栗岩康彦) 
 6時40分の避難勧告ということですが、深夜であったため、高齢者、子どもさん、赤ちゃんもいる中で、安全に避難していただくことが何よりも重要であるということで、そういうことで結構だと思います。

○議長(渋川芳三) 
 松本議員に申し上げます。議事録に書いてあるのは真正であります。

◆6番(松本淳一) 
 議事録が間違っているとは言っていません。私の書いたものが間違っているかもしれないので、それはいいかという質問です。
 今、よろしいと言われましたので、それでは質問をいたしますが、北町が3時15分、田町が4時50分ですね。どちらも暗い中、避難勧告になっています。
 福寿町以下旧市街だけ明るくなるのを待ったのは、どういうわけでしょうか。

コメント:松本君、いい突込みだねえ。

◎総務部長(栗岩康彦) 
 浸水の範囲もございますし、そこで一斉に、その当時は一斉にじゃなくて、順次避難勧告を出したということでございます。

コメント:全然、全く回答になっていない答弁だな、栗岩君。

◆6番(松本淳一) 
 私が聞いたのは、ほかとどうして違う扱いをしたのかということをおうかがいしたいんですが。

◎総務部長(栗岩康彦) 
 当時、城山の雨水排水ポンプ場も稼働していたということで、それでは排水できるということも考えられましたので、そういうふうに順次なっていたということでございます。

コメント:栗岩君の回答を解釈するならば「皿川から越水して北町あたりの家や車を泥水の中に沈めながら地上を伝わって城山の雨水排水ポンプ場に流れ着いた氾濫水はポンプ場の貯水槽に流れ込み、ポンプ場のポンプによって千曲川に全て排出される。

従って氾濫水は北町区以外の市街地に流れ込むことは無く、避難勧告は北町区だけに出しておけば良い」という様に対策本部は判断した、という事になる。

そうして残念ながらその判断は間違っていた、ということだよねえ、栗岩君。つまり「北町区だけで収まる、と読んだ対策本部にとって市街地全域が泥水の中に沈んだ、という事は想定外であった」ということになるのだね、足立さん。

さてそれで、松本議員のこれ以降の続きの議事内容については「参考資料11-2」にて掲示致します。

 

追伸:飯山市議会議事録については飯山市のHPからアクセスして閲覧する事が可能です。:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/iiyama/SpTop.html

参考資料 一覧

飯山市の皿川氾濫に見る問題点の検討・一覧