South of Planar

photographed by Carl Zeiss lenses

Planar35mm検証(SONY α7s vs ネガフィルム)

2014-09-15 18:20:32 | Planar検証
Planar45mmの検証に続き、Planar35mmでも検証してみました。
追記:α7sはAdobeRGBで撮影していますがIDC(V4.02)が正しくAdobeRGBを認識していないことが判明したため、Lightroomで現像しなおしました。

条件は同じです。
・撮影はフィルム感度(Gold200)に合わせて両方ともISO200、絞りはF8。フォーカスは無限遠。
・α7sはSONY純正アプリのImage Data Converter Lightroom5.6で標準設定現像。シャープ等の処理は一切してません。
・フィルムはNikon 5000EDとVuescanでスキャン。Photshopでレベル調整とトーンカーブ調整のみ。

まずはフィルムから。


次はα7s。

周辺の色かぶりは全くないと思います。パッと見では両社を区別するのが難しいですね。空の粒状感を見ればわかりますが。

次は中心部分を解像度を揃えて並べてみました。

解像感ははっきりα7sの方が一枚上手ですね。もしかするとフィルムの方はピントがきちんと合っていない可能性もあります。オートフォーカスレンジファインダーというG2のシステムの泣き所です。

次は周辺部分を解像度を揃えて並べてみました。

こちらも解像感はα7sの方が上ですね。周辺の乱れは皆無です。一方でフィルムの方も中心部よりは解像度が高く見えます。フィルムの場合撮影時やスキャン時にその平面性が大きく影響を与える場合があります。その意味では、フィルムの方が不確定な要素を含みますね。

Planar35mmとα7sの組み合わせは、Biogon28mm以下の焦点距離で見られた周辺部の色かぶりや像の流れが一切ないとても良い画質で撮影が出来ました。失敗できない撮影の際には35mmより長焦点側のレンズを使うと安心して使用できそうです。









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