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絵じゃないかおじさん

言いたい放題、自由きまま、気楽など・・・
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あ@西国1/5(33-27)文字表現の難しさ

2017-01-03 07:46:56 | 仮想はてな物語 


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絵じゃないかおじさんぐるーぷ



  * 文字表現の難しさ(仮想はてなのお話)


    書写山 円教寺 27


 ゴエーカ;
  はるばると のぼればしょしゃの やまおろし 
   まつのひびきも みのりなるらん

  一条帝の中宮・藤原彰子が、はるばる京より姫路の性空上人を
 たずねてきたのに、面会を断られたそうです。
 随行していた和泉式部が、

  暗きより 暗き道にぞ 入りぬべき
   はるかに照らせ 山の端の月

 との、一首をしたためて、上人に渡すことを頼んで、
 帰りかけていますと、

 日は入りて 月まだ出でぬ たそがれに
  かかげて照らす 法のともしび

 との、上人の返歌が届き、面会されたそうであります。
 昔の人は、しゃれたことをしたものですね。
 中宮と言えば、時の権力中枢につながるご身分の人、
 よく素気なく追い返されたと思います。

 上人は、式部と波長があったのでしょうか。



つづく

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